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カラー&パーマをおすすめしない 東京・青山のサロン「LIfT(リフト)」

こんにちは、美容師のBAMBI.(バンビ)です。

前回、はじめてのnote で記事を投稿させていだきました。
読んでいただきありがとうございます。
操作など、不慣れなことが多いのですが引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

さて、前回に引き続き、私の美容室「LIfT(リフト)」についてもう少しお話しできればと思います。
前回の記事で、LIfTがどんな美容室なのかというと、
「最大限、お客さまの素材(髪質)を生かすサロンです」ということを書かせていただきました。では、それって具体的にどういうことなのか?

実は、「LIfT(リフト)」では基本的にヘアカラーやパーマをあまりおすすめしていません。

ご希望されるお客さまには髪の状態を確認させていただいたのち、カラー・パーマが出来そうであればお受けしています。
ブリーチはどんな髪質の方でもお断りしており、カラーもお受けする際は単色染めのみで承っております。
通ってくださっているお客さまからも、「こんなにカラーとパーマをすすめない美容室は他ににないよ」とよく言われております。褒め言葉として受けとっています。笑

東京の青山で自分のサロンを持ち、美容師をしているのに、どうしてそんなに何もやってくれないのか。これは私が独立して、自分の美容室をオープンした理由にも繋がるお話になります。

やればやるほど逆効果 / 髪が弱っているお客さまのカウンセリング

みなさんはご自分の髪質で悩んだことはありますか?
くせ毛、ボリューム不足、白髪など、いろんなお悩みがあると思います。
私は美容師として、今まで髪質に悩みを抱えたお客さまに何百人とお会いしてきました。くせ毛ならストレートパーマ(縮毛矯正)、ボリューム不足ならパーマ、白髪染めなど、美容室ではお客さまの悩みを解決するメニュー提案をしてくれますよね。
私も独立前はこれらの手法をどんどん使い、お客さまの悩みを解決していたと思っていました。

ところがある時、こんなことが立て続けにありました。

ボリュームを出すためにパーマをかけているお客さまが、パーマをあてる度に本来の髪のボリュームが更になくなり、次回のパーマの際にもっと強いパーマ液を使うことになっていきました。
また、くせ毛で縮毛矯正をしていたお客さまの髪も、縮毛矯正を繰り返すたびにストレートにはなるものの、枝毛が増えて髪自体がちぎれ始めてしまいました。
お客様の悩みを解決するために提案してきたサロンのメニューが、やればやるほど髪質を低下させ、結果的に逆効果になってしまうことに当時の私は非常に心を痛めました。

この経験を経て、美容師として独立後、私はご来店されたお客さまの髪質をカウンセリングさせていただくことを徹底し始めました。そしてお客さまの髪質が低下している場合などには、ヘアカラーやパーマをお断りすることにしました。
また、ブリーチは次元の違う頭皮へのダメージがあるため、美容室のポリシーとしてお受けしないと決めました。
 

本来の素材(髪質)に合った健康なヘアスタイルづくり

髪が弱っている状態にはさまざまな理由が考えられますが、主にパーマ・カラーのやりすぎ、老化、ストレスなどが挙げられます。

私の美容室「LIfT(リフト)」では、髪質が低下していているお客さまで、ボリュームを出したいお客さまにはカットで髪にボリュームを出すご提案をしています。
また、くせ毛に悩んでいるお客さまへは、くせ毛を生かしたヘアスタイルをおすすめしています。「カット」という技術を最大限に活用することで、パーマ液などを使わずに悩みを軽減させるご提案をさせていただいています。

また、ヘナカラーでくせ毛を落ち着かすこともできますので(地毛がしっかりします)、そういったこともカウンセリングでお伝えさせていただいています。

LIfT(リフト)では、髪が本来の健康的な状態に戻るまでのお手伝いを兼ねた美容室として、今後もお客さまのお役に立てればと思っています。

次回は「ヘナ」との出会いについてお話しさせていただければと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございます。
BAMBI.

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