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言葉にできない

ひと月ぶりにブログを書きます!藤井です!

いつもブログを書くときや、SNS投稿するときに思うのですけど、「これだ!」と思う表現ができないんですよね。
頭の中のイメージはなんとな~くあるけど、それをうまく言葉にできないというか。結局説明するときは「あの」や「その」とかのあいまいな言葉を使って、なんとなくのジェスチャーを使って表現するんですけどね。

演劇やってても、仕事していても感じるのですが、「言葉にできる人」ってうらやましいなと思うんです。
「自分のイメージを共有して、わかってもらいたいのに…!」
「本当はもっとこういう感じに伝えたいのに…!」
僕は日々生活していて、こう思うことが多いです。大学にいるときもそうでした。話し上手で言葉が次々出てくる人は無条件でリスペクトしていましたし、憧れていました。

特に役者・演出をしている方はリスペクトしますね


僕は昔から言語化することが苦手でした。思考することは好きだけど、思考するだけになっているんです。本を読むのは好きなのに、ただ読むだけなんです。月並みに感想も持つのですが、それを心の中でとどめて満足してしまっているんです。かっこよく言うと、インプットするだけでアウトプットしなかったんです。
誰かに言うのではなくて、ただ自分の胸のうちにとどめているんです。

米津玄師さんの「LOSER」という曲にこんな歌詞があります。

愛されたいならそう言おうぜ 思ってるだけじゃ伝わらないね

米津玄師『LOSER』より

僕はまさしく、思ってるだけで、誰かに伝えたりしないんですね。
だから、いざ伝えるときになると、うまく言葉にできなくなるんです。

「僕たちは表現者だ」
僕はtodokeru,という劇団員として表現者として活動しています。たとえ役者をしていないとしても、演劇に携わる以上は、裏方も表現者の一員だと思うんです。
表現という行為を自分がするとき、自分がその表現を言葉にできないときはたぶん伝わらないんですよ。百歩譲って仮に伝わったとしても、それは単純に奇跡に過ぎないので、「表現できた」と思ってはいけないんだなと最近は思っています。

なので、僕がなぜ「言葉にできない」というタイトルにしたのか、言葉で表現したいと思います!!(いぇーい!)
ある日、本当にたまたまなんですが、脳内に「あの日あの時あの場所で君に出会えなかったら」が流れてきたんです。小田和正さんの「ラブ・ストーリーは突然に」という曲ですね。
というのも、高校生の時に僕は文芸部という部活に所属していたときに、部員をもしキャラクター化してみたらという企画が始まったんです。まあ僕はブラジル石油王の娘で吉本新喜劇をこよなく愛する金髪美少女になったんですけどね。

イメージはこんな感じですね。これよりかわいいんですけどね。

僕はその企画が始まったときに、ネタとして「ラブ・ストーリーは突然に」をあるキャラクターが歌うという作品を作ったんです。結局、それを部誌に載せることはなく誰にも読ませずに原稿は破り捨てたんですけど。なので、あのときの思い出がよみ23歳の11月に突如として流れてきたんです。ちょうどその時、「ブログを書こうかな~、でも何のこと書こうかな~、そういや俺昔から自分の考えていることを表現するの苦手だな~、あ!言葉にできないや!」という思考回路になったのです。

さあ、ちょっと長くなりましたね。
todokeru,に参加してから約半年。これからできることを模索し続ける日々ですが、どうぞ、次のブログをお楽しみに!

P.S.このブログを投稿するときに大学の後輩が広島の劇団に客演として参加しているようです。僕も仕事で怒られてへこたれている場合じゃないですね。がんばっていきまっしょい!


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