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おっさんは、さよならされるのか? 【Queen和訳】I was born to love you/ボーン・トゥ・ラヴ・ユー【トド版】

あわわわわ。えらいこっちゃ。ワイ、最近クイーンの歌詞翻訳しかしてへんやん。いや、せいぜい1時間位のもんなんやけど、毎日やっとるゆうのがすごいやろwww
今回もまた、天国のフレディもニッコリの訳を出してもうたで。なんやこんな分かりやすそうな歌詞でも、いま広く伝わってる訳とは違う解釈って出来るもんなんやなwww
ちゅう訳でやな、例によって訳だけ十分やゆう、忙しいモマエらは、ページの最後にレッツラゴー!でおなしゃすwww


曲の魂

あのな、この曲の訳の最大のポイントは、「想いは成就したのか?」ちゅうところやねん。多くの翻訳がここで勘違いしとって、「想いは成就したのに、最後、なんやら片思いみたいなことゆわはって、よう分からんわー」ってなっとるんや。ワイの結論ずばりゆうで。あのな
両想いなんて、一度もなってまへーん。ずーーーと片想いなんやでーーーーーーwwww
ここが曲の魂や。さーて、見ていくでー!

その1

I was born to love you
お前を愛するために生まれてきた
With every single beat of my heart
脈打つ鼓動は全てお前を愛するためだけに
Yes, I was born to take care of you
お前を想うために生まれてきた
Every single day...
今まで過ごしてきた全ての日々は、、、

まあ、ここはもう、なんもあらへん。むっちゃ単純な歌詞やねん。最後の「Every single day...」は言いかけで止とくで~。あとで、ちゃんと出てくるから安心してやー

その2

You are the one for me
お前こそが、俺の人生の目的
I am the man for you
俺こそが、お前のための男だ
You were made for me
お前は俺のために創られた
You're my ecstasy
お前は俺の歓喜そのものだ
If I was given every opportunity
もしお前からの愛と引き換えに全てを与えられるとしても
I'd kill for your love
俺は、お前の愛をとる

「The One」な。これ、英語で時々使う表現やねん!確か、スターウォーズでも、ダークサイドに堕ちたアナキンに向かってオビワンが「You were the (chosen) One」ってゆうてはった。


マトリクスでもネオが「The One」かどうかって、さんざん揉めてたやんか。


要するに、「The One」って「選ばれし(唯一の)人」みたいな感じや。なんか、圧倒的な特別感があんねんで。

ここでは、「You are the one for me」っていうのを「お前こそが、俺の人生の目的」って訳した。「♪俺にはお前が最後の女~」って演歌調に訳してもええんやけど、演歌っぽすぎるのと、このYouが別に「女」とは限らへんから、この案は却下したwww
ちな、この曲の発表は1985年。もうとっくにフレディの恋人は「女とは限られへん」時代やったんや。

次みてみよか。
「If I was given every opportunity I'd kill for your love(直訳:もし全てのチャンスを与えられたとしても、俺はそれをお前の愛ゆえに無にするだろう)」
ここの「Kill」は、誰かを「殺す」ちゅう意味やなくて、そのチャンスを無にするちゅうことやねん。

ワイの訳「もしお前からの愛と引き換えに全てを与えられるとしても 俺は、お前の愛をとる」。ええやろ?www

あー、せやせや。「your love」な。これ「お前への愛」やなくて、「お前からの愛」が正解やで。ここ細かいけどこの曲を理解する上で、むっちゃ重要やねん。

その2

So take a chance with me
だから俺と付き合ってくれ
Let me romance with you
お会えと夢のような時間を過ごさせてくれ
I'm caught in a dream
お前と出会う日を夢見てた
And my dream's come true
ついにお前に出会えたんだ
It's so hard to believe
まるで奇跡だ
This is happening to me
こんな奇跡が本当に俺の身に起きたなんて
An amazing feeling
全てが輝いて
Comin' through
見えている

「So take a chance with me」直訳したら、「このチャンスを俺と一緒に取れ」みたいな感じやけど、なんやら意味わからへんやろ。「だから俺と付き合ってくれ」って訳しておいた。「だから俺と付き合え」くらいの方が、微妙に英語のニュアンス(命令文)に近い気もするんやけど、ここは、まあ、微妙なところや。

でやな。ここやねん。みんな勘違いするのは。
「I'm caught in a dream」からの「And my dream's come true」
「ずっと夢にみてた」からの「そして夢が現実になった」。
これな、「両想いになること夢見てて」「それがかなった!」って訳したいところやんか。大きな勘違いやねん!
しやったら、曲の最後に「愛してくれ~」ってゆうのと整合しないやろwww

つまりやね。この「見ていた夢」ちゅうのは、「The Oneに出会うこと」。そして、「お前に出会ってもうた=夢が現実になった」ってことやねん。

ちな、この「I'm caught in a dream」似た表現が、『ボヘミアン・ラプソディ』にもあったやろ。「Caught in a landslide(土砂崩れに巻き込まれた)」。もちろん、対応しとるんや。この2つ。

まとめて解説するから、ちょっと次見てみようか。次の
「It's so hard to believe This is happening to me(こんなことが俺の身に起きたなんて、とても信じられない!:ほぼ直訳)」
は、『ボヘミアン・ラプソディ』の冒頭
「Is this the real life? Is this just fantasy?(これは本当に俺の身に起きてることなのか? それともただの悪夢なのか?)」
に対応
しとるんやで。

『ボヘミアン・ラプソディ(1975年)』では、ゲイ(またはバイセクシャル)の自分に気がついて、それを「こんなこと(自分がゲイ)って現実なのか?」ってさんざん葛藤してたやんか。
「Caught in a landslide, No escape from reality(まるで土砂崩れに飲み込まれちまったみたいに、この現実からは逃れるなんて出来やしなかった:トド訳)」
ってゆうてたやろ。1975年当時、起きたこと、現実は、「悪夢」やったんや。

それがやで、1985年になってみたら、わーお。1975年には茨しかないと思っていた道の先に、とんでもないお宝が眠っとったって話。
1985年になって、フレディに起きた現実は、まるで「奇跡」やったんや。
「It's so hard to believe This is happening to me(こんなことが俺の身に起きたなんて、とても信じられない!:ほぼ直訳)」
「I'm caught in a dream And my dream's come true(ずっと夢見てた。そしてそれが現実になった!:ほぼ直訳)」

この歌詞は、その対比を歌っとんねん。

その3

I wanna love you
お前を愛したい
I love every little thing about you
お前についてのどんな些細なことだって愛したいんだ
I wanna love you, love you, love you
愛したい。愛したい。愛したい
Born - to love you
お前を愛するために生まれてきた
Born - to love you
お前を愛するために生まれてきた
Yes I was born to love you
そうさ、俺はお前を愛するために生まれてきたんだ
Born - to love you
お前を愛するために生まれてきた
Born - to love you
お前を愛するために生まれてきた
Every single day - of my life
今まで過ごしてきた全ての日々は、お前を愛するこの日に繋がっていたんだ
An amazing feeling
全てが輝いて
Coming through
見えている

まあ、ここらへんはあんまりポイントない。けど、
「Born - to love you Every single day - of my life」を
「お前を愛するために生まれてきた。今まで過ごしてきた全ての日々は、お前を愛するこの日に繋がっていたんだ」て、訳したのは、むっちゃええと自分で思っとる。これな、「毎日毎日」ってゆいたくなるところやんか。ちょっとそれだと軽いねん。フレディは、自分自身を受け入れられるようになるのにむっちゃ苦しい日々を送ってきたやんか。その葛藤は『ボヘミアンラプソディー』の歌詞に表現されとるやろ。で、物心ついたときから今に至るまで「生まれて来なければよかった」とさえ思った日々を過ごしてきたんや。でもな、そんな日々でさえ、「お前に出会うための道に繋がってた」「お前を愛せるこの日に至る日々やった」ちゅう話なんやで。その万感込められた思いは「毎日毎日」やと軽すぎるやろww

しやけど、これに輪をかけてええ訳なのが、その直後の訳「An amazing feeling Coming through(全てが輝いて見えている)」。
うわ、もう、むっちゃええやんwww
直訳したら、「すごい気持ちが、押し寄せてきた」みたいな感じやけど、言葉が足りひんやん。分かるやろ、運命の出会いを果たしたときのあの多幸感、世界の明るさがMAXになった感じ。ワイもドラクエ2で、ムーンブルグの王女見つけたときはテレビの明るさがMAXになって見えたもんやwww

その4

Go, I love you babe
心から愛してるよ
Yes I was born to love you
お前を愛するために生まれてきたんだから
I wanna love you, love you, love you
愛してる、愛してる、愛してる
I wanna love you
お前を愛したいんだ
I get so lonely, lonely, lonely
寂しいよ。寂しくって、寂しくって
Yeah, I want to love you
お前を愛していたいんだ
Yeah, give it to me
そうさ、俺を愛してくれ

まあ、ここも英語としては、特に論点はあらへん。そのまんまや。でもな、もう、今までとは曲の印象がまる違いやろwwwww

激烈なラブコール。圧倒的、圧倒的、、、片想いっっっっ!!!このおっさんの恋、実るとええな、、、、www

まあ、おっさんにここまでグイグイ来られると、やっぱりジリジリと後ずさりしたくなってまうんやないかと思わんでもないけどwww

ここまで読んでくれはって、おおきになー!!チャンネル登録忘れずに頼むで!!(ウソ)

お前を愛するために生まれてきた
脈打つ鼓動は全てお前を愛するためだけに
お前を想うために生まれてきた
今まで過ごしてきた全ての日々は、、、

お前を愛するために生まれてきた
脈打つ鼓動は全てお前を愛するためだけに
お前を想うために生まれてきた
今まで過ごしてきた全ての日々は、、、

お前こそが、俺の人生の目的
俺こそが、お前のための男だ
お前は俺のために創られた
お前は俺の歓喜そのものだ
もしお前からの愛と引き換えに全てを与えられるとしても
俺は、お前の愛をとる

だから俺と付き合ってくれ
お会えと夢のような時間を過ごさせてくれ
お前と出会う日を夢見てた
ついにお前に出会えたんだ
まるで奇跡だ
こんな奇跡が本当に俺の身に起きたなんて
全てが輝いて
見えている

お前を愛したい
お前についてのどんな些細なことだって愛したいんだ
愛したい。愛したい。愛したい
お前を愛するために生まれてきた
お前を愛するために生まれてきた
そうさ、俺はお前を愛するために生まれてきたんだ
お前を愛するために生まれてきた
お前を愛するために生まれてきた
今まで過ごしてきた全ての日々は
お前を愛するこの日に繋がっていたんだ
全てが輝いて
見えている

お前を愛するために生まれてきた
今まで過ごしてきた全ての日々は
お前を愛するこの日に繋がっていたんだ
心から愛してるよ

お前を愛するために生まれてきたんだから
愛してる、愛してる、愛してる
お前を愛したいんだ
寂しいよ。寂しくって、寂しくって
お前を愛していたいんだ
そうさ、俺を愛してくれ

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