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第2回 転職ノススメ「水を売るなら砂漠で売れ」

砂漠で水売るなら、むっちゃ高く売れるやんか。近所のスーパーで100円で売ってる水も、きっと砂漠やったら3000円くらいで売れるやろ。そこで売る相手が喉がカラカラやったら、5000円でも売れるかもやんな。

輸送コストが云々とかそうゆう話ちゃうで。

同じモノでも、場所が変われば価値が変わるゆうことや。

人も同じ。共学高校の理系クラス女子みてみい。むっちゃモテるやんかwww

転職でも同じやで。

統計学に詳しいやつ。統計学なんて、普通の企業で使う機会なんて、まずないもんやから、統計学のド天才でも、まあ、普通に経費清算業務とか、営業とかやっとるような話なんて、いくらでもあるやろ。

データ分析で金とっとるコンサルファームかて、「有意水準て、なんですの?食べられますの?」みたいなこと平気でいいよるコンサルだらけで、トレンドラインなんて、エクセルで右クリックして描き入れるただの筋だと思っとるようなやつばっかりやったやんか。そこで統計学のド天才が「統計学的には有意ではありません」とかゆうたら、「意味わからんわ~。このアホんだらー」ってゆわれておしまいやろ。

ところがやで、いくところにいけば「データサイエンティスト絶賛募集中(統計学で修士号、博士号持っとる人、大歓迎)」みたいな求人が仰山あるやんか。その上AIなんてかじってたら、もう神扱いしてもらえるで。知らんけどwww

こうゆうの極端な例に聴こえるかもやけど、全然、そんなことないねん。

ある会社(業界)では当たり前のようにやっとること、知られとることを別の会社(業界)に持っていったら全然、当たり前でもなくて、まるで初めて火を目にした人類みたいな感じで受取られることもあるなんて、日常茶飯事や。

異業種交流やってみて(合コンのことちゃうで!)、ちょっと真面目に具体的な仕事の進め方とか、プロセスの話してみたら、ぶったまげることばかりやで。でな、それ、見方変えたら能力やノウハウに違う価値がつくかもしれへん機会に遭遇しとるんやで。

そのときに「こいつら、遅れとるなー」と思うやつは、けど、あんまり転職してもうまく行かんくて、「なんでこのやり方やってきてへんのやろなー」「なんか、問題があるのかなー」とか、「このやり方やなくて、どうやってやっとったんやろなー。勉強したいわー」とかそんな風に思うやつは、まあ転職に向いとる(選択肢の幅が広い)んやないやろか。

ちゅう訳でやな、水を売るなら、日本より砂漠。

モマエらの能力や経験は、同じような能力や経験をもつ人間からだけで構成される組織では、たいして価値を発揮してくれへんかもやけど、別のところに持っていったら、すごい価値がつくかもしれへん(ひとひねりが必要かもやけどwww)。

「ワイ、『空気みたいや』てゆわれとんねん」

ええやないか!宇宙行ったら、モマエの価値は無限やでwww

人間ちゅうか、ビジネスパーソンの価値は、一物一価と全然ちゃう。どこに置くかで、その価値は、ゼロにも100にもなるもんや。

転職するときは、思い出してや。「水を売るなら砂漠」やでwww

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