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~フレディは誰を殺したのか?~【Queen和訳】ボヘミアン・ラプソディ【トド版】

いよいよ3つ目のクイーンや。最近、クイーンの翻訳解説ばっかりやっとる気分やねん。実際、そればっかなんやけど。で、今回のむちゃくそ長い解説(約7,500字)すっ飛ばして、翻訳だけみたいちゅう合理的なモマエは、ページの一番下にレッツラゴー!


曲の魂

あのな、『ボヘミアン・ラプソディ』ってなんか分かりにくいやんか。何が分かりにくいって、Iとか、Youとか、Himとか、A Manとかがいっぱい出てくるんやけど、こいつらの人物設定が全然わからへんねんwww

で、それを解くことがこの曲を理解する鍵、そこが曲の魂なんや。でやね、それを理解するとやで、謎の歌詞「Mama、I killed a man」の意味もバチコン分かるようになるって寸法や。

ずばり結論からゆうで、あのな、ここに出てくる、I、You、Him、A Manって全部、自分のことやねんで。

これを理解すれば、この歌詞が何を歌った曲なのかがスルスルっと解明できるんや。

もう一個、重要なことゆうとくで。ボヘミアン・ラプソディが作曲されたのは、1975年フレディがゲイあるいは、バイセクシュアルの自覚が芽生えたのは、どうも1970年~75年あたり。たぶん、これがこの曲を紐解く、もうひとつの重要な鍵やねんで。ちな、HIVの感染が分かったのは、ずっとずっとあとのことやから、歌詞とはまず無関係やで。

大事なこと、もう一個あった!ww

フレディの家族はインド、ザンジバルからやってきたゾロアスター教の一家やんか。ゾロアスター教はむっちゃ厳格な善悪二元論を採用しとって、善悪の中間はないし、善以外は悪ちゅうのが基本らしい。映画『ボヘミアンラプソディー』観ると、おとんにその片鱗が見えるやんか。なんやかんやゆうて、このゾロアスター教の考え方は、フレディの根幹に影響しとったんやないか。「三つ子の魂百まで」ゆうくらいやからな。だから、葛藤も人一倍やったんや。

じゃ、さっそく英語の歌詞見ていこうか~

その1 物語の状況設定

Is this the real life?
これは本当に俺の身に起きてることなのか?
Is this just fantasy?
それともただの悪夢なのか?
Caught in a landslide,
まるで土砂崩れに飲み込まれちまったみたいに
No escape from reality.
この現実から逃れることなんて出来やしなかった

「Is this the real life?」は普通に訳したら「これは現実なのか?」みたいな感じやねん。けど、なんちゅうか、この表現を使うときって、「受け入れがたい何かが起きたとき」にゆう言葉やねんから、ここでは、ちょっと文学的にひねって
「これは本当に俺の身に起きてることなのか?」
ってしてみたで。

続く、「Is this just fantasy?」は、これも普通は「それともこれは幻想なのか?」みたいな訳やねんけど、悪いことが起きとるちゅうことを考えると、日本語的には「悪夢なのか?」くらいが適当やと思う。

「No escape from reality」この訳は、あえて過去形にして「この現実から逃れることなんて出来やしなかった」ってしといた。クリアやろ。

この出だしで、とにかくフレディに何かが起こっとって、しかも、そこから抜けられへん苦しい状況を歌っとるゆうちゅうのが分かる寸法やね。

その2 空を見上げて見てたら気がついた

Open your eyes,
目を開けて
Look up to the skies and see,
空を見上げてみたら気がついた
I'm just a poor boy, I need no sympathy,
俺はただの哀れな少年さ。分かって貰う必要なんてないんだ
Because I'm easy come, easy go,
なんてったって、俺はお気楽なんだから
Little high, little low,
ちょっとハイなときも、ちょっとブルーなときもあるさ
Any way the wind blows doesn't really matter to me, to me.
風がどこから吹いていようと、俺は気にしないんだ

出た!「Open your eyes」Yourな。あのな、これ自分のことやねん。
ゆうたら自分に向けた独り言なんや。なんかな荒川の土手に寝っ転がって、空見上げとんねん。そうするとなんか分かってまうことってあるやんか
「あー、そうか。そうだったんやなー」
って。ない?そうゆうの?
まあ、ワイは荒川行ったことないんねんけどなwww
で、独り言ちゅうことを歌詞から分かるようにするために、「空を見上げてみたら気がついた」ちゅうような表現にしてみた訳や。あ、せやせや!!!

ここでの「see」は、「見る」ちゃう。「分かる」の方やで。だって、その前に「Look up to」ってゆうとるやんか。「見上げて、見る」っておかしいやんwww
こうゆうのちゃんと拾えるかどうかが、まともな翻訳になるかどうかの分かれ目やでーwww

ほんでな、しやったら何が「分かった」んか。「I'm just a poor boy, I need no sympathy,」以下のことやねんな。

「easy come, easy go,」ちゅうのは、まあ、「簡単に来て、あっさり去っていく」「手に入れるのも手放すのも躊躇しない」「執着しない」こだわらない」みたいな感じやんか。ここでは「お気楽」って訳してみたで。

さーて、バリバリいくで~。

その3 殺したのは誰か?

Mama, just killed a man,
ママ、俺は見せかけの自分を葬り去った
Put a gun against his head,
銃を頭に突きつけて
Pulled my trigger, now he's dead.
引き金を引いたら、あっけなく死んじまった
Mama, life had just begun,
ママ、僕の人生は始まったばかりだったのに
But now I've gone and thrown it all away.
でも、以前の僕はもういなくなっちゃったんだ、全部捨てたんだよ

出た出た出た!

「Mama, just killed a man,」

これな。「誰、殺したのか?」やろ。冒頭でネタバラシしとるけど、これ自分やねん。「自分のこと殺してもうた」っちゅう告白や。でも、自殺やないで。ゆうたら、今までママに見せていた、ママの期待に応えてきた、信仰を守って生きてきた、なんなら自分の期待に応えてきたその自分を「殺した」ゆうことやねん。

そうゆう自分でいることに苦しみ続けたけど、「殺すのは、一瞬だった」んやって。

そんで、「Mama, life had just begun,」。このLifeはもちろん、自分の人生。「ママ、ワイの人生始まったばっかりやったのに、スマソ」てゆうてはるんや。
なんでかゆうたらな、期待されて、多分、バンドとしても人気が出てきて、ママは「あれ、うちの子ですやんかー。ホンマ自慢の息子やわー」って近所のスーパーで思わずゆうたくなり始めた頃やからやで。それなのに、もうそうゆう自慢できひんやろ。だって、敬虔なゾロアスター教徒からしたら受け入れがたい人間になってもうたんやから、ちゅうね。

ちな、こっから「俺」と「僕」が訳のなかにごちゃ混ぜで出てくるけど、まちがいちゃうで。あのな「You」「I」「Him」っていろいろ使い分けとるのをワイがなんとなくニュアンスで「俺」と「僕」で表現したんや。口調もちょっと変えてな。芸が細かいやろwww

その4 痛みが止まらない

Mama, ooh,
ママ
Didn't mean to make you cry,
悲しませるつもりなんてなかったんだよ
If I'm not back again this time tomorrow,
もう、僕がいつものようにママのところに戻ってこなくても
Carry on, carry on as if nothing really matters.
そのままでいてよ。なにごとも起きなかったかのように

「If I'm not back again this time tomorrow」ここな。「明日、同じ時間にワイが帰ってきいひんくても」って訳すのは、全然、正解やねんけど、もうちょっと「今までの当たり前が失われてもうた感」出したいちゅうことで、「もう、僕がいつものようにママのところに戻ってこなくても」ってゆう訳にしといた。

Too late, my time has come,
これ以上、偽り続けることなんて出来ない
Sends shivers down my spine,
悪寒が身体を駆け巡り
Body's aching all the time.
全身の痛みが止まらない
Goodbye, everybody, I've got to go,
みんな、さよなら。僕はもう行かなきゃいけない
Gotta leave you all behind and face the truth.
みんなを置いて、俺は真実に向かい合わないといけないんだ

Body's aching all the time」って何のことやと思う?「体中が四六時中痛むんや」ってことなんやけど、これもな、文脈捉えんと「なんや、このおっさん、急におじいちゃんの会話はじめてもうたわ~!」ってなってまうやんww

これ「自分を偽ったり隠したりすることの苦痛に、もう耐えられへん」ちゅうことやねん。

この「Goodbye, everybody, I've got to go(もう行かなアカン)」ってゆうてはるのは、「見せかけの自分(偽りの自分)」やねんで。でもな、それさっきは「簡単に殺せた」ゆうてたけど、そんな簡単なもんやなかったんや。続きみていくで。

その4 死にたくなんてない!

Mama, ooh (any way the wind blows),
ママ
I don't wanna die,
僕は死にたくない
I sometimes wish I'd never been born at all.
生まれてこなかったらって思うことだってあるんだよ

ママにゆうてるんや。
「I don't wanna die」
これ、解釈が2つあって、ワイも迷った。どっちもワイが考えたんやんどなwww まあ、どっちでも成立すると思う。

解釈1「俺は死にたくない(=これ以上、偽り続けたら、その苦しみで死んでしまう。だから偽りの自分を殺すしかなかったんだ)」

解釈2「僕は死にたくない(=偽り続けられるなら、偽り続けたい。偽りの自分も生き続けたい)」

どっちも切なすぎるんやけど、ワイは後者を採用した。あとの文脈を考えてゆうことなんやけど、まあ、もちろんあとの文脈も解釈を変えて前者でいくことだって出来んくはない。むつかしいなー。

その5 道化の正体も、、、

I see a little silhouetto of a man,
僕は、道化の影に隠れてるんだよ
Scaramouche, Scaramouche, will you do the Fandango?
臆病で空威張りの道化さん、ファンダンゴを踊ってくれない?
Thunderbolt and lightning,
雷鳴とかみなりが
Very, very frightening me.
ほんとはとっても恐いんだ
(Galileo) Galileo.
ガリレオ
(Galileo) Galileo,
ガリレオ
Galileo Figaro
ガリレオ、フィガロ
Magnifico-o-o-o-o.
マグニフィコ!

「I see a little silhouetto of a man,」
な、これ。「a man」はもちろん、自分やねんで。でな、自分の分身が見えるちゅうか、人付き合いのときに見せてる自分がおることを自覚しとるゆう話なんや。

続く「Scaramouche(スクラムーシュ)」ゆうのは、定番の道化やねんけど、イギリス的教養がないと意味わからへんやろ。「臆病で空威張りの道化」って訳しといたわ。もちろん、この道化も自分www

「Thunderbolt and lightning, Very, very frightening me.」
これも意味不明やろー。ホンマ意味不明やろ。こんなん、普通、訳せんやんwwww
これな、前段のScaramouche(スクラムーシュ)が、「臆病で空威張りの道化」ちゅうのを受けとるんや。
ホンマは「カミナリすら怖がるような」臆病な内面ちゅうことやねん。むっちゃ、怖がりやんwww
この「雷鳴とカミナリ」ちゅうのは、メディアや世間の目のことかもしれへんな。

ガリレオ、フィガロ、マグニフィコ

なんか、叫びたかったんやろうな。怖いときのおまじない的にwww

一般的には、「ガリレオ」は、ガリレオ・ガリレイ。天動説で異端者扱いされた天才科学者のこと、「フィガロ」は、オペラ『フィガロの結婚』に出てくる知恵と才覚で領主に一杯食わせる村人のことやて解釈されることが多いで。「マグニフィコ」はイタリア語で、「すげー!」くらいやんか。まあ、そんな感じやねん。

フレディが立ち向かっとるのは、ガリレオやフィガロ同様に大きな権力、世の掟、社会の常識みたいなもんで、二人ともそれに勝ったゆうところが、ポイントやんな。

その6 ひたすら葛藤

I'm just a poor boy, nobody loves me.
俺は、哀れな少年さ。誰も俺のことなんて愛さない
He's just a poor boy from a poor family,
僕は哀れな家庭に育った哀れな少年なんだ
Spare him his life from this monstrosity.
僕をこの怪物から守って

HimとThis Monstrosity(怪物)。両方、自分やねん。ひたすら、葛藤や。

Easy come, easy go, will you let me go?
僕を逃してくれない?
Bismillah! No, we will not let you go. (Let him go!)
ダメだ。俺はお前を逃さない(逃してやれ)
Bismillah! We will not let you go. (Let him go!)
ダメだ。俺はお前を逃さない(逃してやれ)
Bismillah! We will not let you go. (Let me go!)
ダメだ。俺はお前を逃さない(逃してくれ)
Will not let you go. (Let me go!)
ダメだ。俺はお前を逃さない(逃してくれ)
Never let you go (Never, never, never, never let me go)
絶対に、逃したりはしないぞ!(どうしても逃してくれないんだな!)
Oh oh oh oh
オーオーオーオー!
No, no, no, no, no, no, no
ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ!
Oh, mama mia, mama mia (Mama mia, let me go.)
ママ、ママ、ママ、ママ(助けてママ!)
Beelzebub has a devil put aside for me, for me, for me.
ベルゼブブが、僕に悪魔を用意してるんだ

葛藤はずっと続く。

「Bishmillah」ゆうのは、イスラム教とかで使われる「神の名の下に」ちゅう表現なんやって。でな、ゾロアスター教でも使われる表現なのかかなり調べてみたんやけど、なんともゆわれへん。ゾロアスター教全般では使われることはなさそうなんやけど、フレディの家族のおったコミュニティでは、使われとった可能性もありそうや。なにせ、ゾロアスター教とイスラム教は比較的地域が近いもんやから、相互の影響はないとはゆわれへん。フレディ的には、厳格な信仰、自分自身を含む「家族」からの声を「Bishmillah」で象徴させとるんやないか。

「Beelzebub has a devil put aside for me, for me, for me.」
ベルゼブブゆうのは、悪魔の幹部のことやねん。でやな、このHasは使役のHas。Putは過去分詞のPutやwwwww
「Put aside」の意味は、「横によけておく」「取っておく」やろ。イメージとしては、ぎょうさん並んどる悪魔の一人?を「モマエちょっと行って来いや」「フレディ、待っとるでー」みたいな感じにして用意しとるちゅう感じやねん。大悪魔からしたら、それほど真剣でもなく、気まぐれで寄越した怪物ゆうことやねんな。何の因果もなく、降り掛かってきた不幸なサガやって、嘆いとるんちゃうか。

その7 葛藤を振り切って

So you think you can stone me and spit in my eye?
俺を痛めつけながら、祝福するなんてことが出来ると思ってるのか?
So you think you can love me and leave me to die?
俺を愛して、そして俺を野垂れ死にさせるなんてことが出来ると思ってたのか?
Oh, baby, can't do this to me, baby,
俺を振り回すことは出来ないんだよ
Just gotta get out, just gotta get right outta here.
お前が出来ることなんて逃げ出すことだけさ、ただここから逃げ出すことだけさ
(Ooooh, ooh yeah, ooh yeah)

「You」も「Me」も自分。自分が自分に語りかけとる。そして、なんちゅうか、いままでの葛藤を振り切ったのがここやね

ちな、「stone me and spit in my eye」は、難しいところやねん。ポイントは、このパラグラフ全体が、「『憎しみ』と『愛』の両方を自分に与えて、苦しませる(振り回す)ことは出来ひんのやで!」ちゅう構造になっとる点や。

それを前提にして考えると、「Stone me」は「憎しみ」になるやろ。石をぶつけるゆうことで、多分これは魔女狩りの時のイメージや。一方、「Spit in my eye」は「愛」やないと具合が悪いんや。でな、ちょっと調べると「侮辱する」みたいな訳に出くわすんやけど、これは全然「愛」ちゃうやろ。でやな、もうちょっと調べてみると「つばを吐く」ゆうのは、昔からある魔除けの風習やってことが分かるんや。いちばん有名なのは、聖書でイエスが盲人の目を唾液で治すエピソードやねん。この訳やと「憎しみ」と「愛」ちゅう構造と整合的やろ。

Nothing really matters,
俺は何にも気にしない
Anyone can see,
誰だって分かってるだろ
Nothing really matters,
俺は何も気にしないんだ
Nothing really matters to me.
本当だぜ
Any way the wind blows.
どっから風が吹こうともな

さーて、こんなクソ長い記事、ホンマに読んでくれはる人おるんか分からへんけど、読んでくれはった人!おおきになー。最後に訳をまとめとくで!!

これは本当に俺の身に起きてることなのか?
それともただの悪夢なのか?
まるで土砂崩れに飲み込まれちまったみたいに
この現実から逃れることなんて出来やしなかった

目を開けて
空を見上げてみたら気がついた
俺はただの哀れな少年さ。
分かって貰う必要なんてないんだ
なんてったって、俺はお気楽なんだから
ちょっとハイなときも、ちょっとブルーなときもある
風がどこから吹いていようと、俺は気にしないんだ

ママ、俺は見せかけの自分を葬り去った
銃を頭に突きつけて
引き金を引いたら、あっけなく死んじまった
ママ、僕の人生は始まったばかりだったのに
でも、以前の僕はもういなくなっちゃったんだ、
全部捨てたんだよ

ママ
悲しませるつもりなんてなかったんだよ
もう、僕がいつものように
ママのところに戻ってこなくても
そのままでいてよ。
なにごとも起きなかったかのように

これ以上、偽り続けることなんて出来ない
悪寒が身体を駆け巡り
全身の痛みが止まらない
みんな、さよなら。
僕はもう行かなきゃいけない
みんなを置いて、
俺は真実に向かい合わないといけないんだ

僕は、道化の影に隠れてるんだよ
臆病で空威張りの道化さん、
ファンダンゴを踊ってくれない?
雷鳴とかみなりが
ほんとはとっても恐いんだ
ガリレオ
ガリレオ
ガリレオ、フィガロ
マグニフィコ!

俺は、哀れな少年さ。
誰も俺のことなんて愛さない
僕は哀れな家庭に育った哀れな少年なんだ
僕をこの怪物から守って

僕を逃してくれない?
ダメだ。俺はお前を逃さない(逃してやれ)
ダメだ。俺はお前を逃さない(逃してやれ)
ダメだ。俺はお前を逃さない(逃してくれ)
ダメだ。俺はお前を逃さない(逃してくれ)
絶対に、逃したりはしないぞ!
(どうしても逃してくれないんだな!)
オーオーオーオー!
ヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダヤダ!
ママ、ママ、ママ、ママ(助けてママ!)
ベルゼブブが、僕に悪魔を用意してるんだ

俺を痛めつけながら、
祝福することなんて出来ると思ってるのか?
俺を愛して、そして俺を野垂れ死にさせるなんてことが
出来ると思ってたのか?
俺を振り回すことは出来ないんだよ
お前が出来ることなんて逃げ出すことだけさ
ただここから逃げ出すことだけさ

俺は何にも気にしない
誰だって分かってるだろ
俺は何も気にしないんだ
本当だぜ
どっから風が吹こうともな

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