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セントルシア観光の目玉、世界遺産ピトン山に登ってきたよ、でももう二度と行かないぞ!#DAY14

週末、セントルシアの先輩隊員に誘われてピトン山に登った。

国旗にもなってる国のシンボル、かつ世界遺産。この尖った山の何が世界遺産たるポイントかというと、これほど海に近い山というランドスケープというか地形ってなかなかないらしく、そこがポイントのよう。スクーバなんかでこのへんを潜ると急にかなり深くなっているらしい。火山噴火で急激に改定から隆起したからかな?知らんけど。

このピトン山、実はグロ・ピトンとプチ・ピトンという2つの山がある。どっちも登れる。

今回プチ・ピトンに登ったのだけど、海抜0mから750mほどを一気に崖ののようなところを登っていくので、ハイキングなんて生ぬるいもんじゃなかった。ロッククライミング初級みたいな感じだった。楽しかったけど、下山もその急なところを下るしか道はないわけで、それが大変で大変でもう2度と行かないぞと心に誓った。

わずか750m程度なのに登るのに3時間、下山に2時間かかったと言えばある程度は過酷さがわかっていただけるかな。

待ち受ける過酷さを知らず呑気なスタート

普段そんなに膝を高くしなかったりするので、スクワットをひたすらやってるような感じになって疲労度が溜まり、まだまだ前半ということに絶望。

リポビタンDの世界にいるんだという謎の高揚感。

SASUKEのステージですかという気分に。これ普通の観光客登れるの?

少し湾になっているところがスフレの町。ちなみにスフレとはフランス語で硫黄という意味(たぶん)。そういえばビューフォートの空港からでたとき、硫黄のにおいがした。

景色最高!

途中の写真でも察しられる通り、基本的に木の根っこや蔦、ロープを掴んでひたすら上がっていく登山になる。少しでも足を滑らせると助かる見込みはない。故に、必死で壁面にくらいつくことになったりするので泥だらけになる。どこでひっかけたかわからない、ひっかき傷だってできる。

何がキツいって登るのはすごく楽しい。アドベンチャー。

けど、同じ急斜面をまた750m降りないといけないという地獄感ね。絶望した。ロッククライミングで100mくらい下るとかなら全然良いけど、750はね、過剰。2度と行きたくない。膝が笑い過ぎて泣きそうになったし、平地に戻った時に歩き方がしばらくヘンになった。

けど、その過酷さのおかげで観光客そんなにいないんだよね、それはすごく素敵なこと。景色をほぼ独り占めできるから。

ものすごい冒険を嗜好する人はぜひ!

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