あなたの毎日の話のネタはどこから?私は目から

noteのPVが月1万を超えて、ようやく一人前というか悪くない規模になってきて、先週の隊員総会でも個人的な活動として紹介して、今もっとも読まれている協力隊ブログ(自称)だ、あんなに毎回繊細な文章でフラットに書いてるのにおもしろいブログはなかなかないだとか、謎にハードルを上げるボケをかましました。

発信することに興味ある人たちから「どうやって更新してるんですか」と聞かれたり、ちょくちょくそういうメッセージをもらったりするようになったから改めてコツというか勘所を書いておこうと思います。

このnoteをよく読んでいる人ならなんとなくわかるだろうけれど、まず行動力が半端じゃないでしょ。行動を起こしてるわけだから、話題には事欠かないでしょ、まず前提として。

ごめんなさい、完全にウソ。

行動力人一倍ないです。人見知りだし。

日本語を話すときのぼくと英語を話すときのぼくは、脳の使い方や文化的なところが違うから多少性格が異なるけれど(英語の方がポジティブな表現が多い)、そんな劇的には変わりません。

なので日本時代と同様、ここセントビンセントでも基本的に引きこもってるし(そもそも行くところがない)、クールな男で通しているから口数も少ない。

というわけで、そんな人間にでもできる仕組みであったりコツが必要なわけでそれを紹介します。

時間を決める

毎日最大90分で書くと決めてます。具体的に言うと、いつもだいたい日本時間の夜10時半くらいから書き始めて、0時までに仕上げるようにしてます。

だらだらやると2~3時間すぐ経ってしまうので。毎日それをやってしまうと、1日の可処分時間が減ってしまうじゃないですか。ぼくは遅筆なので90分くらい時間を取っているけど、取らざるを得ない(でないと最低限のクオリティを担保できない)んですけど、本音は1時間以内にしたい。もっと本読みたいから。

なので時間がくると編集画面に向かうようにしてます。クセづけてます。

でも、noteを立ち上げてから何を書こうかと考えるのではなく、ネタはそれまでに用意しておくというか、だいたいの内容のイメージはしてます。

だいたい1記事1,300文字くらいを目安に継続させてます。

完璧を求めない

良いものを書きたいと思うのは大事だし、それに向けて改善を続けるのも良いですけど、それをやり始めるといつまで経っても記事をアップできないってことになりがちです。あんまりおもしろい話題じゃないなぁ、もうちょっとおもしろい表現ができるんじゃないか、もっと時間かければ…とかいろいろ考えてしまうと思うんですけど、諦めましょう。その問いかけにゴールはありません。

現時点、その瞬間での与えられた条件内でベストを出せばよいので、明日以降の成長した自分に期待しましょう。

本の執筆と違って、ブログは続けることに価値があります。

(ぼくの記事に誤字脱字が多いのはごめんなさいとしか言いようがありません。)

なぜだろうと考える

肝心のネタ探しですが、自分の当たり前はみんなの当たり前ではないことをまず自覚してみましょう。だいたいブログやるような人って変わった人が多いです。例えば友達で毎日でなくとも継続的に更新してるブログやってる人いますか?

ぼくは協力隊に行く前のFacebookの友達ですら380人中3人(本当は隠れてやってるのかもしれないけど)。体感でだいたい100人に1人くらい。

変わってるでしょ、そんな人。とういうことは普通の人とは何か異なる視点とか考え方を持ってる可能性があるということなので、とりあえず自分の考えを発信してみましょう。それだけでネタがいくらかできるはずです。(それが全然読まれないなら、よほどイタいか読んで欲しい層に届いていないということなのでちょっと工夫しましょう)

協力隊に行くと、それを機にブログ始めようって人けっこういます。相談も何人か受けました。でも悲しいかな、7割、ひょっとしたら9割くらいは既に更新止まってますね。

環境がガラッと変わりますし、最初は見るものすべてが目新しいのでブログネタは山ほどあります。

ネタ探しって、そのときの気持ちをずっと持ち続けることだと思うんですね。おもしろいなぁと目についたものなんかを観察して、あれはどういうことなんだろうと考える。それを書くわけです。みんな当たり前にやってるけど、それって当たり前じゃないよね?ってこと周りに意外と多いです。

単なる任地紹介ならすぐネタは1周してしまって、すぐネタ切れーってなるんですが、自分が見て疑問に思ったことや考えたことならそうそうネタ切れにはならないんじゃないかと思うんです。

自分で考えたことを書くって結構恥ずかしいことでもあるんですけど、これ続けていくと自分の思考パターンというか価値観がだんだん明確になっていくんですね。ちょっと人間として成長した気になってくるんですよ。外面というか現実は何も変わらなくてもね、内面がちょっと満たされるんですね。

自分の意見を持つって大事じゃないですか。それができるようになります。モチベーション上がります。更新継続できます。

で、だんだん論文を書くような気分になってきて、それまで1つの記事内に3つも4つもテーマがあったのが、1記事1テーマに絞っても十分な分量の記事をかけるようになります。

すごいニッチなことだけど、新たな発見があったからそれについて記事を書こうという気分になってきます。

副産物として立ち止まって考えるクセがつきますし、ちょっとスピーチが上手くなります。

まとめ

ぼくのネタ探しから記事作成までをまとめると、日常的にいろんなものを観察して視線の先で引っかかったことは「あれはなんだ、どういうことなんだろう」と考えるようにしています。

そういう考えたことや気づいたことをスマホのメモに書いてストックしています。そのストックの中から今日書きたいことを決めて書く、という流れで毎日やってます。

意外とシンプル。意外と簡単。

凡人であるぼくにできることは、誰にでもできることを、誰もできないくらい続けることなのでね、続く限りいろんなこと考えて、毎日更新を継続させたいなぁと思ってます。

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今回は継続させるコツと毎日更新のためのネタ探しを簡単に紹介しました。

もっと読まれるようになって人気が出てくれば読まれるコツ(前回よりもっとつっこんだこと)のようなものを書いてみたいと思います。

(協力隊日記なのに、こういう内容を書いているとはどういうことかわかりますか。引きこもってばかりだからネタ切れが近いということです。)

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