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ポッドキャスト始めたら自分の考え方のクセに気づいた

ついこの間、ようやくポッドキャストの1回目を公開した。

思いのほか多くの人に聞いてもらえていてうれしい。

今日の時点で2回収録していて、たぶん3~4回分くらいのエピソードはあると思う。編集作業が遅くてすぐ更新というわけにはいかないけれど、3日坊主にはならなそう。

今はまだnoteでしか公開できていないけれど、iTunes(これをするとiPhoneのデフォルトアプリのPodcastsに配信できるようになる)や Spotify でも聴けるようにしようと思っている。noteの方もダウンロードできるようにしているから、ダウンロードしてくれればオフラインで聞けるようになっている。

それで、ぼくはポッドキャストやりたいといったときに連絡をくれたMYUさんと2人で始めたわけだけど、だれかとコンテンツを作るのが久しぶりだからか、それなりに経験して視野が広がったり丸くなったりしたからか個人的に多くの気づきがあってとても良い。

MYUさんとぼくはタイプがまったく違う。

ぼくがないものを持っている気がする。ぶっ飛んでる(最大級の褒め言葉です)。なにを話始めるかまったく予測できない。いろんなところに話が飛んでいく、そして帰ってこない(褒めてます)。自由過ぎる(褒めてます)。

まだ編集を始めてすらいない、ポッドキャストのエピソード2はぼくによるセントビンセントの話なんだけれど、MYUさんと比べると、思い返しただけでいろいろ気にしていたなぁと思う。

たとえば、ぼくはこんなふうに毎日noteで日記を書いている。完全に私的な日記なら読者にとってコンテンツとして魅力がないから、ちょっとした気づきがあったり、読者にとって新鮮であろうことを取り上げようと、ちょっとでも面白いと思ってもらえればよいなと思いながら書いている。

だから、そのポッドキャストの収録のときも、noteには書いていないことを話そうと意識した。(結果的に、言葉足らずでよくわからないものになりそうだけれど。)

それで、2回目の収録は大枠のテーマが特に決まっていなくてふわふわしていた。これじゃあ、取れ高がないから、なんとかしないとと思って正直にぼくが感じていることをMYUさんに伝えたら、即座に「そんなこと考えてたの?!」と驚かれた。

そのときに、ぼくすっごい真面目にこなそうとしていたんだなと気づいた。もっと自由で良いんだと感じた。

初回の収録でセントビンセントの話をしているときも今思えば、お堅い話をしていた。なかなか編集作業を始められないのも、コンテンツとして真面目クサくておもしろくないだろうと思っているからかもしれない。

ぜんぜんおもしろくないことをやったのかもしれない、やろうとしていたのかもしれないと気づいた。

駒ヶ根で訓練しているとき「Yukiさん、すごいロジカルですよね」と何人かに言われたことを思い出した。ぼくはそれができなくて苦労してきたんだがなと当時は思っていたんだけれど、駒ヶ根以前のぼくの周囲のクラスターがロジカル面に秀でた人が多かっただけで、一般的にはぼくも十分ロジカルなのかもしれない。

中途半端にロジカルだから個人的におもしろいと思って始めたことも、小さくまとまった予定調和で退屈なものになりやすいのかもしれない。

MYUさんは、ぼくのそういう思考の枠をぶっ壊してくれる存在なのかもしれない。

ぼく真面目だけどきちんとしてないから、お便りをもらって、お便りに回答する回を15分程度のエピソードにまとめようと思ったけど、質問に回答しないまま1時間半とか2人で収録しながら話してしまったりして(この収録分はたぶんボツになる)、傍からみたらカオスなんだけど、そのカオスの中になにかあるんじゃないかと思ったりしている。

最近AIの遺伝子というマンガを読んだ。

人工知能が普及した未来の話で、ヒト型ヒューマノイドっていう人工的に作られたロボットと人間のハーフのような存在が普通に人間のように生活している話。

ぼくが言われてるロジカルって、ある事象からある要素を抽出して抽象性を高めて一般化しようとしたり、共通点を探って再現性を高めようとする営みだと思うんだけど、これって場合分けとか確率の問題でアルゴリズムで解決できるし計算機の方が得意なこと。

AIによって奪われる仕事~とかでたまに話題になる類のことで、ロジカルってAIによって容易に代替されるからたぶんあんまり価値がない。

なにいってるかよくわからなくなってきたけれど、計算しがたい人間の直感や感性の部分をちょっと追ってみるのも良いのではないか、〇〇でないといけないという考えや思い込みから離れてみようという気になっている。それが長い目で見た時に価値がでてくるんだじゃないかと。

それに、漫才なんかも予定調和よりも予想外のことが起こる方が笑えるし。

だいたい、何か新しいことを取り入れたくてMYUさんを迎えたわけだから、完全にぼくの思い通りに事が進むはずがないのだから。

編集するのは大変だけれど、自分が想像してなかったことばかり起こっていて個人的にはほんとおもしろい。

昔、ポプテピピックっていうアニメやっていたけど、あれ以来の衝撃をぼくは受けている。

ぼくが感じてるMYUさんのおもしろさ、すごさはリスナーの人にどうやったら伝わるかとここ数日考えている。

キャラがないから、テーマを異文化にしてコンテンツとして魅力をだそうと思っていたのに、まったくうれしい誤算だ。

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