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つよいかたち

僕 「ここに厚紙で作った橋がある,この橋の上に10円玉が何枚乗ると思う?」

長男「3枚くらいかな」
次男「3枚くらいかな」

次男は長男の真似をする。

僕「1人1枚ずつ,10円玉をのせていこう。落とした人の負けね。」
長男「僕からのせるよ。いーち」

橋が落ちる。

長男「1枚も乗らないじゃん!」
僕 「長男君の負けー。」
次男「長男君の負けー。」
長男「ずるいー。」 

僕 「じゃあね。こんどは厚紙を山折りにするでしょ?そうしたら何枚のるかな?10円玉をのせるときは,こんな感じでセロテープでくっつけて引っ掛けるようにして2枚ずつのせていこう。」

長男「いーち,にー。」
次男「さーん,よーん。」
僕 「ごー,ろーく。」

・・・・・

長男「10円玉がなくなっちゃたよ。」
僕 「10円玉が全部なくなったから,クリアね。」
次男「よっしゃー,クリアーっ!!」

僕 「何枚のったかな。数えてみよう。」

数えたら92枚あった。

僕 「このことから何がわかった?」
長男「同じものでも,形によって強さがすごく違ったね。」
僕 「そうだね。1枚ものせられなかった紙が,1回だけ折ると92枚ものせられるようになったね。」

この話の元ネタは,かこさとしさんの「よわいかみつよいかたち」です。

使った厚紙は,コクヨレーザープリンタ用紙 厚口です。


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