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ライナー noteS(逆噴射小説大賞投稿作【中編】)

よく来たな。
逆噴射小説大賞も折り返し、残り日数も減ってきた。
他の参加者も自分の作品の“振り返り““自己評価”という、“己自身と向き合う”をしているようなので便乗して俺もやろう、その第二弾だ。

逆噴射小説大賞 #とは
「続き」が気になるパルプ小説の冒頭部400字だけを書き、投稿する世界三大小説奇祭と呼ばれています(※筆者脳内コンピュータ調べ)。
プロ・アマ入り乱れCORONAを奪い合う…血を血で洗う…祭りに参加した(※参加中) #イベントレポ でもあります。 #秋にやりたいこと が見つからない貴方もこのフィエスタ(祭り)に参加してみませんか?

前回は紹介作品数が多くなり過ぎたので、当初【前編】【後編】構成だったものに急遽【中編】を入れたという寸法だ。
こうすることで長期間放置される作品を人の目に触れる機会を増やす、という巧みなマーケティングも兼ねている。

では続きを見ていこう。

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キャベッジ・パッチ・ゴッド
2018/10/20投稿 自己評価:☆☆☆☆☆

時事ネタ。
キャベツの陰だの陽だので熱を中和なら太極…宇宙すら自在だなという発想+キャベツから子供が産まれる+キャベツ人形(1983年発売)から。
なんか勢いでTwitterに【キャベツ・パルプ】として上げたツイート(与太話)をマッシュアップした(主人公はその時はカソックではなくトレンチコートだった)。
主人公は教会の汚れ仕事担当。
カソック+包丁がトンベリじみてて気に入っている(十字架+キャベツ人形も)。ただダジャレ混じりの技はなんか維新じみた厨二臭さ…反省。

タイトルはキャベツ人形、キャベッジ・パッチ・キッズから。

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モモ・デウス(邦題:ふたりはモモタロウ)
2018/10/21投稿 自己評価☆☆☆☆☆

時事ネタ(またしても)
世間で「ホモ・デウス」(書籍)が話題とニュースで聞き「モモ・デウス」しかないな…と(短絡的)。
人が神になるならば、桃から産まれた者は何者か?
・お爺さんとお婆さん、アダムとイブ説。
・ならば産まれた兄弟はカインとアベル…桃太郎は二人
・ふたりはモモタロウ。
ふたりはプリキュア15周年!!
…という愚かな思考の果てに生まれたこの作品ですが、前作「エルフ捕物帳」「ア・フェアウェル・トゥ・ビアード」と地続きの世界の神代を書いてみたく思い、その要素も。

三匹のお供の元ネタは言うまでもなく、バビル二世の3つのしもべ、もしくはジャイアントロボ(アニメ)のBFの3つの護衛団。

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フー・キルド・XXXX・ロビン(邦題:魔法少女☆ぱるぷ1/10!)
2018/10/22投稿 自己評価☆☆☆☆☆

日々書くことに少し疲れが出たので(この日の前後、本当に何も降りてこなくなった)、会話劇+αで書きたいと思いサラっと書いた。
これもTwitterに【パルプ・魔法少女】として書いた与太話をマッシュアップしたもの。
最近はそういう事も減ったが、芸能人やアニメの嘘臭い関西弁が耐えられないのは私の性質だ。
私の作品で初めて「銃」で何かが死んだんじゃないだろうか?

タイトルの元ネタはクックロビン音頭でおなじみ、マザーグースの「誰が駒鳥を殺したのか」のクック部分を禁句Fワードにしたもの。

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ガールズ&ゴーレム(全国大会編)
2018/10/23投稿  自己評価☆☆☆☆☆(☆)

問題作。
一晩で今まで書いたどの作品、どの記事よりも人目に触れた記事となった。正直目を疑った…かなりヤバレカバレで書いた作品だったからだ。

400字+自分の能力では元ネタの様な数の少女を描くのは不可能なので、原則・一校一ゴーレムだが(例外も有る)当初頭の中では「〇〇さんチーム右へ!」みたいなビジョンが有った。
キャラの語りでほとんど進行する割に、キャラ自身の容姿や設定は一切出てこないのは自作品としては珍しい。かなり読み手にぶん投げてる。

その代わりゴーレムの羅列に力を割いた。どうも逆噴射小説大賞で羅列は結構受けが良いようだ。
この作品もまた「エルフ捕物帳」「ア・フェアウェル・トゥ・ビアード」「モモ・デウス」(おそらく「キャプテン・スター☆エルフ」も)とも同一世界を共有する物語にしている。

神奈川県代表は言うまでもなくドカベン魔界編が元ネタだ。

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拾ったヒキニートを飼っています。
2018/10/24投稿 自己評価☆☆☆☆(☆)

自らはあまりTLに放流している気は無いが、TLに濃厚な百合成分が流れてきたので一念発起して書いた。もうスゴイ勢いで!

勢いよく書いたもんだから後で見直して
「これ、パルプか?」と脳内蘭ちゃんに問われる。
だが即座に
「うんうん、これもまたパルプだね!」と脳内いちごちゃんに言われ、ココロのヘイキンテキを取り戻し発表した作品。
ダークエルフとドワーフが出ていればパルプだ!と言い切るくらいには書くことに自信がついたのだと思う。

異種族、年の差、身長差、有職無職、色々違うカップルが寄り添うのは至高に尊いと思う。年上風吹かして攻めてるつもりのダークエルフが逆に年下ドワーフに腰が立たなくなるまで…ってシチュも史上最強にエモいと思う。
異論は許さない。
タイトルは特に元ネタは無いが、百合漫画って結構とんがったタイトルつけてるよな…と思いとんがらせてみた。

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ユリファイター☆タケル!
2018/10/25投稿 自己評価☆☆☆☆

なんかコロコロ的でLV5的ホビー小説を書きたかったのと、前日の「拾ったヒキニートを飼っています。」を全肯定したかったのもあって二日連続の百合ネタ。
小学生男子がホビー感覚で百合を愛でたらどうなるのか?という悪魔的思考実験の成れの果て。

ただネタだけは次々沸いてくるのでRT宣伝時に毎度色々なシチュを書いてみた。
・男子のユリバトルを馬鹿にする学級委員長(メガネ)は尊に好意を…その正体はフルール・ド・リス仮面
・中学生の番長が人のユリノートに力づくで男を書き加えるのを叩きのめす
生き別れの姉が百合皇帝の正体!同級生女子との実体験で攻撃してくる!
ユリ仙人の修行、作中の男はどうあるべきか?見ない、もしくは燃やす!
・百合作品に男を出す作者に通り魔的暴力行為を働いていたのは実は先生!
光る!喋る!DX百合制裁棒(ユリ・ストゥ)!!
…等がある。

ブラッド・キャント・バトルの元ネタはべーしっ君のお母さんの台詞。

◆◆◆

そんな感じで逆噴射小説大賞・中盤の投稿作のライナーノーツ兼自己採点を書き綴ってみました。作品を数書いて、一定のViewいいねを頂いた事で自信が付いたのか、自己評価も前半よりも平均的に高くなったかな?と思います。

残り日数は少なくなりましたが、まだまだ日々投稿していきますので、終盤もどうぞ宜しくお願い致します。

『……今宵は以上である。この配信は逆噴射小説大賞後もう一度、もう一度だけ行う。今すぐマガジン登録と、"いいね"を』

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