異修羅(第一章)を振り返る
単行本発売の季節(シーズン)到来!
益々盛り上がりを見せる「異修羅」を先日第一章まで読了したのでその足跡を振り返ってみようという寸法だ。
自分の呟いたその足跡を辿ってみると…大体一年前?
第一章を読み終わるまでに一年も経過していた事実に驚いた。
本当に読むの遅いね!読みだすと一気に読むんだけれども。
折角なので5段階評価で自分の推し具合と性能評価をしてみる事にした。
もちろんこの後に発表されるであろう対戦組合せ未読での評価だ。
先の展開をご存知なら
「フフフ…甘いね、彼。そうじゃないんだ、そうじゃないんだよ…」
とほくそ笑むもヨシ!未読ならば
「異修羅?何それ?面白そう!」
と読む切っ掛けに成れば幸いです。ではいってみよう!
柳の剣のソウジロウ
推し度★★★☆☆ 性能評価★★★★☆
初っ端から脳内強さ評価を補正することになった第1話だ。
もっと闘技場くらいのスペースでこじんまりと戦う話だと思っていたのだ。
だから敵(対戦相手)のスケール自体を見誤っていた事になる。
ソウジロウは“普通に強いサムライキャラ”を想像していたので、まさか“菊地秀行作品レベルの魔人キャラ”とは…いいね!そういうの大好物だよ!
いきなり大きさや硬さ、無生物のハードルを易々と超えるキャラで若い日本人…そして柳生。
典型的異世界転生主人公的立ち位置に補正力の存在を疑わずにはいられないが、素でいい線まで勝ち進めるポテンシャルが有る。
ただ私はひねくれ者なので「異世界からやって来た若い柳生の剣士が優勝しました」を何処か望んでは居ないのでこの推し度となった。
ソウジロウは全てのキャラを計る上での基準値だと思う。
星馳せアルス
推し度★★★★☆ 性能評価★★★★★
1~2話で主人公の風格を持つキャラが連続で出て来たゾ!?
此処から先はもう消化紹介なのでは?という疑念が少し沸いてしまった。
星馳せアルスはそれほどまでに性質、能力、そしてギミックに長けた魅力的なキャラクターだからだ。
因縁がそもそも多く、キャラ的絡みが美味しいので推していきたい。
ワイバーンにして速度と比類無き器用さ正確さを持ち数々のマジックアイテムでどの様な状況にも対応出来そうなので性能評価は二人目にして★5だ。
実際スタープラチナが四次元ポケットを装備したようなキャラだ。
世界詞のキア
推し度★★★☆☆ 性能評価★★★☆☆
カワイイに火力を詰め込んだキャラだ。
ここにきて華のあるキャラなのだがこの世界やシステムが見え出すと
(この娘で本当に勝ち抜けるのか?)という疑念が浮かび出す。
第一章を読み終えた今となっては組合せ次第でその疑念は現実のものとなると確証が持てる。
赤魔導士に黒魔導士の火力を積み込んだ様な強さだが(FFXI基準)個を相手に果たして経験の差を埋める事が出来るのだろうか?
無尽無流のサイアノプ
推し度★★★★★ 性能評価★★★☆☆
トーナメント戦に於いて格闘家の存在は花形であり浪漫!
いわんやスライム(※ウーズ)をや!
そう!彼こそワンクッションあるものの真なる魔王との因縁あるキャラであり他の修羅よりも“成長”を感じれるキャラと言える。つまり推せる!
だが無傷とは程遠いイメージがあるのでこのバケモノ揃いのトーナメントで本当に最後まで立って(?)居られるのかは不安だ。
推したい気持ちと性能評価に対する乖離のあるキャラだ。
静かに歌うナスティーク(通り禍のクゼ)
推し度★★☆☆☆ 性能評価★★☆☆☆
バックボーンが明らかに成り出すに連れて推し度は上がる…かもしれない。
現時点では推し難い。
クゼが嫌いな訳では無いんだ。実際雰囲気は好きなキャラだ。
ただ良く分からないモノを語るに術が無い…というだけなんだ。
シールダー+ザラキ(ザキ)しかも相手には感知出来ない。
素で考えれば最強っぽいがクゼ自身こそが弱点だよな…
電気ビリビリで死ぬ主人公が居ないのと同じくらいザラキで死ぬ主人公も居ない…ここまでの修羅相手でも勝ち残る事はかなり難易度が高く感じる。
地平砲メレ
推し度★★★★☆ 性能評価★★★★☆
心優しきマップ兵器(言い方!)スゴく推せる!
珍しく2ツイート分語ってる事からも推し具合は分かって頂けると思う。
ただ戦闘フィールド制限や自らが即死級の攻撃力持ちが最後まで勝ち残れるかというと微妙だ。決して大きいから小さい者の早い動きに着いていけない…みたいな事は無いと信じている。
でもやっぱり良い奴程勝ち残れる気がしないんだよなぁ。
音切りシャルク
推し度★★★☆☆ 性能評価★★★★★
言った傍からその早いヤツだよ!
ああ…推したい、けどタイトルになって無いもんな。カヅキ。
見え隠れする魔王との因縁(ミスリードで無ければ)美味しい役どころだ。
そのスケルトンの種族(?)特性と比類無き速さ、リーチとシンプルだがオールラウンドに戦えるポテンシャル。シンプルさは強さだ。
(真)主人公オーラも相まって優勝に絡んで来ると思うね。
絶対なるロスクレイ
推し度★★★☆☆ 性能評価★★★★☆
強い。“普通に”強い。そこにチートで下駄を履かせるとは思わなかった。
まさに種としての主としての強さだ。
ルール策定側のルールブレイカーだ。
コレで一回戦も勝てなけりゃ嘘だろ?二十四官何やってんの?
となるだろうから誰かが犠牲者として一回戦は当たるんだろうな…
組織としての状況判断、組合せや勝ち進みの予想までやっての強さだ。
是非頑張ってほしい。
そして華々しく勝ち進み、無残に負けて欲しいと思う。
本当は良い奴だろうけど二十四官の大番狂わせに驚く顔が私は見たいんだ。
不言のウハク
推し度★★☆☆☆ 性能評価★★★☆☆
誰かに強く誰かに弱い…事は無いが良い線で戦える?
実際ジャイアントキリングをやらかしてるだけに怖い存在だ。
たださっぱり読めない!素の戦闘力も低くは無いのだろうが、そのユニークスキルの範囲や効果がどこまでのモノなのかが分からない!
勝ち負けどちらに限らずワンサイドゲームになるんじゃないだろうか?
存在はここまでで一番地味に感じる。派手さも無い。
無言の魔法無効のスペックみたいなイメージだ。
魔法のツー
推し度★★★★★ 性能評価★★★★☆
カワイイ暴走機関車…美少女ジャガーノート(X‐MEN)とは!
タイトルからイメージしていた姿との乖離ナンバー1(同率一位)だよ!
その存在自体の謎も大きいし、魔王との因縁にも関わりがある…のか?
謎だらけだがその行動原理や戦闘スタイルはかなり推せる系だ。
現時点でかなり大雑把な強さだ。
だがその大雑把さが次第にチューニングされていく“成長”が見れるのではないかなーと期待がある。力こそパワーが技を圧倒するのが見たいのだ!
冬のルクノカ
推し度★★★★☆ 性能評価★★★★★
竜は強くなくてはいけないと思います!(そう思います!)
こう生半可にドラゴンスレイヤーを作っちゃう様な強さでは無く、突き抜けた強さ…僕たちはこんな竜を待っていた!(待っていた!)
土俵に戦車で乗りつけたり、国技館に爆撃機で現れる力士がいたら…それがルクノカ!ハルゲント加減しろ!(考え方は正しい)
推します!
だけど強さをずっと示し続けれる竜は本当に居るのでしょうか?
強さを示した竜はやはり更に強き者の礎とされるのでは?
強さ故の不安が共存する修羅だと思う。
黒曜リナリス
推し度★☆☆☆☆ 性能評価★★★★★
うーん…能力と属性マシマシで評価し辛い。
美少女、血鬼、病魔、組織、糸使い…魔界都市新宿が一人に集約されたみたいなキャラクターだ。
正直これまでのキャラで最も推し難い。
ただ弱いとは当然思っていないし。彼女とその組織にはロスクレイや二十四官とは別の組織力で(仮にリナリス自身が敗北しても)この試合そのものを引っ掻き回すトリックスター的な役割があるのでは無いかな?
何処となく百貌のハサンを思わせる立ち位置だ。
窮知の箱のメステルエクシル
推し度★★★☆☆ 性能評価★★★★☆
前編読んだ時点ではなんとも精彩を欠く修羅だわ…古今東西ゴーレムが天頂を取った試しなど無いしな(※個人の知見の範囲で語っています)こりゃあ当馬枠かもな…と思ったら更なるギミック搭載してるし!
難易度の高い再生能力はいつか攻略されるだろう。
でも“客人”の技術、兵装が使えるのは余りに面白い!試合に予想のつかない展開を与えてくれそうで期待が持てる。
優勝…は難しいだろうけど中盤くらいまで試合に彩を添えてくれるといいな。
おぞましきトロア
推し度★★★★★ 性能評価★★★★☆
普通に姿形のおぞましい修羅を想像するよね?俺もする、誰だってする。
因縁、ヨシ!技と武器、ヨシ!種族補正、ヨシ!
剣の数だけ戦い様があるオールラウンダー感は頼もしい、その種族を越えた因縁と鍛えた技も実に良い、まだ成長の伸びしろを感じる点も美味しい。
単独作なら主人公じゃね?ってくらい運命の糸に導かれし者だ。
推します!
逆理のヒロト
推し度★★★☆☆ 性能評価★★★★☆
千一匹目のジギタ・ゾギ
推し度★★★☆☆ 性能評価★★★★☆
移り気なオゾネズマ
推し度★★★★☆ 性能評価★★★★★
ヒロト自身は間違いなく盤外戦で物語を動かすトリックスター枠なので期待自体は高いキャラだ。
ならば小鬼は当馬か?というと私は余りゴブリンを過小評価しないので意外と善戦するのでは無いかな、と思う(勝ち進めるとは流石に思えないが)。本命はオゾネズマだね…誰がどう見ても。
ジギタ・ゾキと違い出自そのものが現時点で謎めいているのと混獣という種族補正がどうにも怪しい…
ヒロト枠は終盤まで物語を掻き回す一団だと思うので期待したい。
全ての敵シキ
推し度ですわ見た目 性能評価からしてキャッチ―
あー!もー!コテコテやん!パン美味しいねん!コテコテの魔王やん!
ええやん!制服!魔王!パン美味しいねん!
パン美味しいねん!パン美味しいねん!パン美味しいねん!
推せる!推せ推せや!美味しいねん!見た目からしてパン美味しいねん!
設定だけでもパン美味しいねん!いいね!パン美味しいねん!
コテコテ!でもパン美味しいねん!好き!こういうのに弱い!
序章
灰境ジヴラート
推し度 誰? 性能評価 何?
誰どす?誰なんどす?
本線へ―――
さあ、この記事を書き終えるまで続きを読まないゾ!
と自らに戒めて約半月、さっさと書けば良いものの書く事から離れているとなかなか書けないモノですね…これでようやく対戦組合せに進める!
そしてもうじき届く(既に書店での購入報告有りますね)書籍版「異修羅」も楽しめるって寸法だ!
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