2人から見えてきたichiban
ichibanが好きだ。
特に海人くんの「まさかまさかから一気にリアル」のまさか顔と挙動がディズニーみたいで好きだ。
廉くんの「かざせ かざせ その手かざせ」
通称ナガセナガセが好きだ。
キンプリのFCに入会して最初にテレビで観たパフォーマンスがCDTVライブ!ライブ!で披露していた2人でのichibanだった。
ハマる前は最初のペラペラな感想しか抱いていなかった。(でも好きだった)
れんかいを追って自分の中でichibanの解像度が上がってきたため、整理の意味も込めて書き記すことにした。
いま、ichibanをぶちかましたい
2023年8月14日に2人のichibanは初披露された。
パフォーマンス前に、真剣な顔で話す海人くんとその横で神妙な顔で頷く廉くんが印象的だった。
ichibanを選んだ理由として、海人くんはこう語っていた。
直感的に海人くんの意志で選曲されたような印象を受けた。
期間限定でYouTubeで観れた動画をここに貼れないのが本当に残念だ。それくらい皆に観てほしいパフォーマンスであったし、観た者を熱狂させるパワーがあった。
そして何よりも終わった後に、楽しかった!とにっこにこで話す海人くんと、全てを出し切って海人くんの肩を借りる廉くんの姿が、King & Prince最高だなと胸を打った。
5人でやっていた曲を、しかもフォーメーションダンスだった曲を2人で披露するなんて。
2人でもichibanってできるんだ!
互いに高め合いさらに上へ登るようなichiban、めちゃめちゃ良くないか…!?
2人のichibanは私にはもちろん、多くの人へ情熱と感動をぶち込んでくれたパフォーマンスだった。
そもそもichibanとは
わたしはFCに入る前、Dance Practice 通称ダンプラをひたすら観ていた。
1曲丸々がっつり踊るんだ。しかも中々激しい。
キンプリすごいな!!!!!!!
月並みで浅い感想を抱いては何度も観た。
ファンでなくとも魅了するichiban。
この曲、どんな生い立ちなのか。
Made in 初回AのBehind the sceneを見返してみる。
海人くんは曲について、こう語っていた。
廉くんのコメントはXから。
いつから別々の道を歩むことを決めたのかはわからない。
でも最後のツアーとなるリード曲で常に上を、1番を目指していく、そんな熱を感じるこの曲をやれたことは本人たちにもそれぞれ響くものがあっただろうと勝手に思っている。
ちなみにKREVAさんにお願いをしたいと発案したのは平野くんだそう。
過去の楽曲のメイキングなどを観ても、王子様のイメージから脱却したい気持ちが強いグループだと思っていたけれど、平野くんは特にそういう気持ちを持っていそうだったもんな〜とあれこれ思い出した。Number_iのデビュー曲がGOATになったのも腑に落ちる。
アイドルに影響を与えたichiban
2022年6月15日にKPの公式TikTokが開設した。
ichibanを使ったハッシュタグチャレンジ「#ichiban」が開催され、楽曲配信後TikTokで国内アーティスト最速で3億回再生を突破した。
海人くんと幼馴染のSOTAくんのいるBE:FIRSTや、INIなど、他事務所のアイドルたちも動画を上げていた。
当時KPサイドでは特に反応していないようだったが、雑誌で海人くんが以下のように語っていたのはある種お返事だったのではないだろうか。
『あの頃からわたしたちは』では、ichibanの振り付けを担当したRIEHATAさんの弟子でもあるKAITAくんはこう言っていた。
同世代でパフォーマンスを魅せる立場の人たちからそう言われたことは、相当嬉しかったと思う。私だったらすごく嬉しい。
そういう流れを経て、海人くんとSOTAくんでichibanダンスをコラボした動画をインスタでアップしていたのはかなり胸アツだった。
れんかいが語るichiban
2022年紅白にKing & Princeはichibanで出場した。
アルバム曲で紅白に出るのは異例なこと。
もちろん私はまだファンではなかったが、椎名林檎さんのOTKをやっているお陰でしっかり録画があった。
改めて見返してみると、最高を出し切った!と言わんばかりに最後に人差し指を天高く掲げる紫ジャージさんはとっても格好良かった。
海人くんは『Dance SQUARE』で紅白のichibanについて「ジャニーズに入ってやってきたパフォーマンスのなかでいちばん楽しかったです!」と話した。
また次のようにも。
RIEHATAさんとのご縁は、海人くんが再びダンスは自分の武器であると思い直す大きなきっかけになったに違いない。
2人体制で初めて出したアルバム『ピース』のプロモーションで出演するCDTVで、ichibanを披露することを決める。冒頭で話した2人のichibanだ。
しかし即決で決まったわけではないことが4ヶ月経ってFC動画で語られた。
廉くんはichibanよりも、CHASE IT DOWNをやった方がいいんじゃないかと話していたらしい。
その時に廉くんを納得させたやるべき理由が何だったのかはわからない。
でも私は雑誌で熱い気持ちを話す海人くんを思い出した。
様々な可能性を与えてくれた財産となった曲を、そう簡単に手放すわけないのだ。
ichibanのこれまでを追い、同窓会、ふりかえるを経て、ずっと想いは繋がっていたんだなと確信した。
ちなみに、言う通りichibanでよかったと話す廉くんに「まあでも2人の選択や」って返した海人くんがすごく良かった。
こんな話をしているところを見せてくれるなんて、そんな素敵なことないし。
法廷遊戯のプロモーションで雑誌に引っ張りだこだった時、廉くんは反響のあった2人のichibanについて話した。
2023年の仕事でダントツでCDTVでichibanを披露した時が緊張したという。
緊張を感じさせない出演前のとびきりスマイルにびっくりする。さすがスーパーアイドル。
またデュオであるが故の感情も抱く。
エースを失って修行して、覇気を習得したルフィを思い出した。
無自覚の煌めきを操れるようになったかんじ。
アイドルの覚醒ってなかなか観れるものじゃない。
廉くんの熱を感じることができるパフォーマンスがあの日にはあった。
新しい体制でスタートを切ることは、きっと覚悟が必要で大きな出来事であったに違いない。でもそれがあったから得たものもあるはずで。
これからどんどん新しいことをやって、見たことない姿をKing & Princeは魅せてくれるんだろう。
2人のichibanどこで観れるの!
これだけ2人のichibanを絶賛しておいて、観れないのがっかりだよね。わかる。
先述したようにあの日のCDTVはないが、これから観れる可能性のあるものを2つ紹介する。
①テレビ朝日ドリームフェスティバル2023
2023年11月3日にキンプリはドリフェスに出演した。その様子が1月27日にCSで放送される。
ichibanは最後にパフォーマンスしていた。
曲が終わって「King & Princeでした!」と名乗ってさっと帰っていったの、夢かと思うくらい綺麗で儚かったから絶対放送してほしい。
翌日のイベントのうちあげで「制御不能になってた」と話していた海人くんは、曲中ジャケットを脱ぎ捨てて首をぐいんぐいんにして踊る姿がどちゃどちゃ格好良かったから絶対放送してほしい。
頼む、とにかくichibanは絶対放送してほしい。
②LIVE TOUR 2023 ~ピース~
昨年回ったツアーの円盤が3月13日に出るよ。
セットリストに入っているから必ず収録される。
現場に入っていないから私も未知で、とっても楽しみにしている。
ソロアングルとか付けてくれてもいいんだよ。
早く円盤がほしい。狂ったように繰り返し観たい。
余談ではあるが、
私はCDTV放送時は引っ越ししたてでテレビを処分しており、普通のテレビを持っていなかった。
そのため、お湯のない浴槽で体育座りをしてマンションのお風呂に備え付けられていたテレビで待機して観た。誰にも見られていないが、かなり滑稽な姿だったと思う。
あまりにも素晴しいパフォーマンスに、これはすぐにテレビを買わねばならない…!!と思い立ち、翌日電気屋さんで43インチのテレビを購入し持ち帰ってきた。
QOLまで上げてくれた2人のichiban。
何も知らないにもかかわらず、夢中になったあの煌めきは間違いなかった。
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