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#イディッシュ学習記 #Duolingo "Letters 1" 文字まとめ

1. はじめに

1.1. Letters 1

 本記事は、語学アプリ『Duolingo』で学べる言語「イディッシュ」に関する記事です。
 『Duolingo』のイディッシュコースの詳細は、以下をご参照ください。

 先日、当コースの 1レッスン目、「Letters 1」をマスターしました。
 本記事は当レッスンを学習した際に作成したノートのようなものです。

『Duolingo』 「Letters 1」 マスター

 当レッスンを学習する際の副教材のように読んで頂ければと思います。

1.2. TIPS

 当コースの TIPS は記事更新現在、 PC からのみ閲覧できます。
 『Duolingo』にログインした状態で、以下から参照できます。

 当レッスンの TIPS では、イディッシュで用いられるヘブライ文字が紹介されています。
 また、アラビア語やヘブライ語と同様に、イディッシュが右から左に読む言語だということも記されています。

2. 新たに学習した母音

 当レッスンでは、以下の 3つ の母音が登場しました。

  • "אַ" = "a", "aa"

  • "ע" = "e", "ëy"

  • "אָ" = "u", "ü", "o"

2.1. "אַ" = "a", "aa"

 アレフ "א" にパタハ "ַ " を付けた "אַ" が登場します。
 前述した TIPS ではその名前は "Pasekh alef" と表記されています。

 IPA (発音) は /ä//aː/ です。
 ローマ字表記 (Romanization) では "a" や "aa" となります。

 アレフについて、詳しくは以下の記事をご参照ください。

 パタハに関する記事は、後日公開する予定です。

2.2. "ע" = "e", "ëy"

 アイン "ע" ("Ayin") も登場します。
 IPA は /ɛ/ や /ej/、ローマ字表記 では "e" や "ëy" と記されています。

 アインに関する記事は、後日公開する予定です。

2.3. "אָ" = "u", "ü", "o"

 アレフ "א" にカマツ "ָ " を付けた "אָ" も登場します。
 TIPS ではその名前は "Kumits alef" と表記されています。

 IPA は /u//ə//ɔ/ です。
 ローマ字表記では "u" や "ü"、 "o" となります。

 アレフについて、詳しくは以下の記事をご参照ください。

 また、カマツについて、詳しくは以下の記事をご参照ください。

 『Duolingo』で問題を解く際は、 "אַ" なのか "אָ" なのかを、よく見て解答する必要があります。

3. 新たに学習した子音

 当レッスンでは、以下の 5つ の子音が登場しました。

  • "ב" = "b"

  • "ל" = "l"

  • "ן" = "n" (語末形)

  • "ר" = "r"

  • "מ" = "m"

3.1. "ב" = "b"

 ヴェート "ב" ("Bays", "Vays") が登場します。
 IPA は /b//v/、ローマ字表記 でも "b" や "v" と記されます。
 "v" は外来語のみで用いられます。

 ハフ "כ" と形が似ているため、注意が必要です。
 "c" の鏡文字のような文字がハフです。
 「ユ」のような形をしている文字がヴェートです。

 当レッスンでは、 "באַלאָן" ("balloon") や "בער" ("bear") に使われています。

 ヴェートに関する記事は、後日公開する予定です。

3.2. "ל" = "l"

 ラメッド "ל" ("Lamed") も登場します。
 IPA は /l/、ローマ字表記 でも "l" と記されます。

 当レッスンでは、 "באַלאָן" ("balloon") に使われています。

 ラメッドに関する記事は、後日公開する予定です。

3.3. "ן" = "n" (語末形)

 ヌンの語末形 "ן" ("Neein") も登場します。
 IPA は /n/、ローマ字表記 でも "n" と記されます。

 ユッド "י" やヴァヴ "ו" と似ているため、注意が必要です。
 棒の短い順にユッド、ヴァヴ、ヌンです。
 また、ヌン "ן" は語末形なので、単語の最後に縦棒があったらヌンであることを疑いましょう。
 逆に、単語の最後以外にある縦棒は、ユッドかヴァヴの可能性が高いです。

 当レッスンでは、 "באַלאָן" ("balloon") や "מאַן" ("man") に使われています。

 ヌンに関する記事は、後日公開する予定です。

3.4. "ר" = "r"

 レーシュ "ר" ("Raysh") も登場します。
 IPA は /r/、ローマ字表記 でも "r" と記されます。

 ダレッド "ד" やハフの語末形 "ך" に似ているため、注意が必要です。
 丸みのない文字がダレッドです。
 逆に、丸みのあるものは、短いのがレーシュ、長いのがハフです。

 当レッスンでは、 "בער" ("bear") に使われています。

 レーシュに関する記事は、後日公開する予定です。

3.5. "מ" = "m"

 メム "מ" ("Mem") も登場します。
 IPA は /m/、ローマ字表記 でも "m" と記されます。

 タヴ "ת" と似ているため、注意が必要です。
 左下が跳ねているものがタヴ、右下が跳ねているのがメムです。
 また、メムには語末形 "ם" があるため、 "מ" は単語の最後の文字では用いません。

 当レッスンでは、 "מאַן" ("man") や "מאַמע" ("mom") に使われています。

 メムに関する記事は、後日公開する予定です。

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