karin

書きます。

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  • くだらないことを仰々しい文体で語る

    しょうもない事を、ものすごく大げさに書きます。

  • 文章ものまね

    「あーこういう人いるよなー」という感じの文章を書いていくコーナー?

  • β世界線の私

    人生にはいくつかの分岐点がある。あの時あの選択をしなかったら、もしかしたら私はこうなっていたかもしれない…。今とは違う道を選び、今とは違う人間になった私が書く日記。

  • 非て似るものたち

    まったく違うものだけど、実は意外な共通点がある、かも。

  • よしなしごと

    つらつら思ったことを綴る

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私と芯の120分間戦争

iphoneのメモにあった作文。 そのまんま載せます。 これは就活の時、あらゆる企業にESと一緒に出す作文に使っていました。こんな内容なのに書類は100%通過してました、なぜだ。 あ、ちなみに、実話です。 私と芯の120分間戦争 会場にこだまするカリカリという無数のシャーペンの音。しかし、場内で唯一私の手だけが、ペンをギュッと握ったままピクリとも動かない。 そう、ここから私と芯の壮絶な戦いが始まったのだ。 今日は待ちに待った大学の初登校日。新入生は初日にTOEICを

    • マジで寝落ちる5秒前。まどろみ中の脳内を公開します。

      この前、私がやっているゆるいpodcastで「衝撃の寝落ち回」という回をながした。 うとうとしだしてから眠るまでの時間が、20分に凝縮されている世にも奇妙な回なので、ぜひ。。 という話はさておき。 私はその回を収録しているとき、生きている中で一番好きな時間が「まどろみ」の最中だということに気づいた。 眠る寸前。睡魔が確実に襲ってきている。 でも眠りたくない。もうすこし起きていたい。。 そんな、攻防を繰り広げている時間。 この時間に、あることないこと妄想にふける

      • 反射

        赤ちゃんは可愛い。 文句なしに可愛い。 私は赤ちゃんに出くわすと、「可愛い」と言う。ほぼ反射的に言う。 アンガールズ田中はキモい。 文句なしにキモい。 私はアンガールズ田中をテレビで観ると、「キモい」と言う。ほぼ反射的に言う。 冬は寒い。 文句なしに寒い。 私は冬になると必ず、「寒い」と言う。 ほぼ反射的に言う。 おならは臭い。 文句なしに臭い。 私は誰かがおならしたら、「臭い」と言う。 気のおけない仲の場合のみ、ほぼ反射的に言う。 メキシコは遠い。 文句なし

        • ぷぅん。 嫌に耳につく羽音で目が覚める。蚊だ。 寝ぼけ眼で枕元のスマホをタップすると、午前3時の文字が光る。 最悪だ。 ぷぅん。また耳元で音がする。 右ふくらはぎを無意識に掻き、そういえばものすごく腫れていて痒いことに気づく。 最悪だ。最悪すぎる。 私は蚊の羽音でこんな時間に起こされた挙句、まんまと養分まで提供していたのか。 蚊に、刺された。 つい数秒前まで眠かったはずなのに、蚊にしてやられたやるせない想いと、どうしようもない殺意のせいで、私の意識は完全に目覚めた。

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        記事

          物語における「境界」の魅惑たるや

          小さい頃、私は物語が大好きな子供だった。 読み書きもできないほど幼いときから、グリム童話を何度も何度も読み聞かせてもらい、幼稚園の時には『海賊ポケット』シリーズや世界の名作文学シリーズ(『十五少年漂流記』『ガリバー旅行記』など)を図書館で借りてまとめ読みした。 そして、小学生のとき、かの『ハリー・ポッター』シリーズと出会った。家に帰って読むのが待ち遠しくて、早く放課後になればいいのにと思いながら毎日を過ごした。小学生なのに夜更かしして、気の済むまで読み明かした。(お母

          物語における「境界」の魅惑たるや