タンポポコーヒー

コーヒーを飲んだ時の苦酸っぱい後味がどうも苦手だ

だけど香りは悪くないのでたまに飲みたくなる日もあったりする
頻度にして1年に1回くらい
飲むたびにやっぱり美味しくはないなと思う

あれは多分2007年頃

自然食品を売りにしたカフェでタンポポコーヒーなるものをメニューの中に見つけた
タンポポの根を炒って作った代用コーヒーらしい
自然食品の店としてはコーヒーと違ってノンカフェインであることを重要視していたようだ
デカフェというものが流行り始めた頃だった
当時の私としてはカフェインの有無など別にどうでも良かったが興味本位で頼んでみた

コーヒーと思って飲むとそれほどではない
ウニと醤油をかけたプリンくらいに似ていない
初めてタンポポコーヒーを飲んだ時はそんな感想を持ったのを覚えている

それから5年後の2013年
私はカフェで働いていた
タンポポコーヒーを飲んだあのカフェとは別の店だったがその店でも期間限定でタンポポコーヒーを出すことになった
数年ぶりのタンポポコーヒー
休憩中のまかないで1日1杯飲めたのでシフトの度に毎回飲んだ
それがきっかけだった
コーヒーと思って飲むとその差異ばかりが気になったが
タンポポコーヒーとはこういう味だと思って飲むと意外と好みの味である事に気がついた

コーヒーに似たほろ苦さと香ばしさ
私の苦手な酸味がまったく無いのが良い
何も加えずにストレートで飲んでも美味しいし牛乳を加えてカフェオレ風にしても美味しい

2015年に紅茶を毎日1リットル飲むのが習慣になってしまった時期があった
1ヶ月か2ヶ月を過ぎたあたりで当然ながらカフェイン過多で胃を壊した

ノンカフェやらデカフェやらを鼻で笑っていた私も学習した
過ぎたるはなんとやら
今ではタンポポコーヒーはノンカフェでお茶をしたい時の我が家のレギュラーメンバーである

#タンポポコーヒー #デカフェ #ノンカフェ #ハーブティー

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