思い出

思い出のセントウルS

夏競馬も終わり、中山・阪神に競馬が帰ってきました。
トライアルを見ないことにはGⅠは当たりませんが、そのトライアルを当てるにはどうしたらいいのか?というのが毎年の仮題です。
なので、GⅠ前のシーズンがいちばん苦手なんですよ。

あー早く今月が終わらないかなあ。

というわけで、今週は「思い出のセントウルS」です。
正直「ロードカナロアが負けるレース」くらいの印象しかないのが本音ですが……。

第3位 2002年 勝ち馬・ビリーヴ

この後、新潟でのスプリンターズSへと繫がること、そして当時園田所属だった岩田康誠騎手の手綱さばきが冴え渡ったことでも印象に残る一戦でした。

改めてレースを見返してみると、逃げるカルストンライトオを残り200メートルで捉えると、そこからは突き放す一方のワンサイドゲーム。
短距離戦では決定的ともいえる4馬身差をつけています。
1枠1番だったわけですが、4コーナーで外に持ち出す操作は見事のひと言でした。


第2位 2000年 勝ち馬・ビハインドザマスク

古いレースばかりで申し訳ないです……(オジさんなもんで)。

福永祐一騎手の初期のお手馬といえばキングヘイロー、エイシンプレストン、プリモディーネなどが挙げられますが、このビハインドザマスクもGⅠ勝ちこそないものの、その中に数えても遜色ない実績の持ち主です。

とにかく、すごいところから飛んでくる馬でしたね。
このときも、ブラックホークのさらに後ろから……というレースでした。

勝つときはギリギリ捕まえる感じのレースが多く、また当時の福永騎手は内にこだわることが多く、馬群を捌くのに手間取るシーンも散見されたので、まさにハラハラドキドキさせてくれる名牝でしたね。


第1位 2010年 勝ち馬・ダッシャーゴーゴー

このレースは勝ち馬のダッシャーゴーゴーではなく、2着のグリーンバーディーという馬が強く印象に残っています。

香港からの遠征初戦、59キロという斤量、1番枠で包まれて正味ラスト1ハロンの競馬というハンデを乗り越え、ダッシャーゴーゴーにクビ差まで迫りました。

正直「あ、スプリンターズSはもらったな」と思ったものでした。
そのくらい、私の中では状況証拠は揃っていたんです。

しかし実際には、1番人気7着。
そもそも、セントウルSで2番人気2着だったのに、スプリンターズSで1番人気に推されている時点で、何かの違和感を感じ取るべきでした。

本来なら穴っぽいところが上位人気に推されているとロクなことがない。
それを嫌というほど教えてくれた一頭でした。


いかがでしたでしょうか。
セントウルSは北九州記念との出し入れだそうです。
私の周りの馬券上手な人たちは皆そう言ってます。



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