競馬連載006

思い出の七夕賞

 今週は、バッチリ水曜日に更新することができました。

 それはいいんですが、馬券のほうがまったく芳しくない。
 前回、ラジオNIKKEI賞で編集部Kさんが「ダディーズマインドとアドマヤスコールから穴を狙った人がゴール前で悲鳴をあげたレースだった。」と書いていましたが、何を隠そうアドマイヤスコールから買って悲鳴をあげたのは他ならぬワタクシでございます。

 そんなわけで、今回も週末の予想にまったく役に立たない、独断と偏見による「思い出の七夕賞」です。



第3位 2006年 勝ち馬・メイショウカイドウ


 "ミスター小倉”として、当時小倉記念を3連覇中だったメイショウカイドウ。
 4連覇の偉業を目指して、休み明け初戦に選択してきたのがこの七夕賞でした。

 誰もが(いや私だけ?)「ここは単なる叩き台だろう」と思っていたら、59キロのハンデをものともせずに優勝。
 まさかまさかの福島での完勝劇でした。

 2着のコンゴウリキシオーは翌年の安田記念でダイワメジャーの2着。
 もしも福島や小倉でGⅠが開催されていれば、メイショウカイドウも良い勝負ができたかもしれません。

 そしてまあ、小倉記念4連覇には失敗するわけですが……。




第2位 2018年 勝ち馬・メドウラーク


 古いレースばかり取り上げてもアレなので、直近のものも取り上げておきます。

 昨年は"荒れる七夕賞”の面目躍如といった単勝万馬券決着。
 勝ったメドウラークは橋田満厩舎の管理馬ですが、橋田厩舎はレイホーロマンス(2番人気)も本レースに出走させており「同厩舎2頭出しは人気薄を狙え」という格言どおりの結果となりました。

 なお、重賞での単勝万馬券は2014年小倉2歳Sのオーミアリス以来、およそ4年ぶりの出現。やはり、なかなか出るものではありませんね。

 メドウラークは今年から障害入りし、すでにオープンを勝っています。




第1位 2008年、2009年 勝ち馬・ミヤビランベリ


 父オペラハウス、母の父ホリスキーという、まさに福島で走るために生まれてきたのではないかという血統構成。
 関係者の思惑どおりかどうかは知る由もありませんが、七夕賞2連覇を達成しております。

 2度目の勝利はさすがにバレて(?)1番人気でのものとなりましたが、1度目は7番人気での優勝。
 同馬は他にも2009年の中山金杯を11番人気で3着、同目黒記念を8番人気1着、同アルゼンチン共和国杯を11番人気で1着と、この時代を代表する穴馬として名を馳せました。

 こういう馬とは仲良くやっていきたいものです。



 いかがでしたでしょうか。
 来週は趣向を変えて、思い出のジャパンダートダービーをやろうと思っていますが、予定は未定です。

ーーー


当編集部の所属する東邦出版では、毎月様々な書籍を出版中! 
競馬、プロレス、サッカー、実用書……多種多様なタイトルの詳しい内容
下記公式tumblarよりご覧ください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?