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現場×オンラインで現場を知る、地域ケーススタディ。第1回は宮城県川崎町。

毎月、独自の哲学で一次産業に取り組む生産者をピックアップし、取材している「東北食べる通信」

100人以上の生産者や地域プレイヤーを取材し、交流・議論を重ねてきました。彼らは皆、自分自身の信念で、地域や社会、食の課題に向き合っていました。

彼らの取り組みをより深堀りして学べる機会をつくりたい。そうした思いで、「東北食べる通信Presents 地域ケーススタディ」として、現地とオンラインを組み合わせたハイブリッドなケーススタディを企画することにしました。

毎回、社会課題に現場第一線で挑戦する生産者や地域プレイヤーを講師に迎えて、"心地よく真剣に"3日間かけて学んでいく企画です。現地に来られない方は、オンラインだけでの参加も歓迎します。


参加お申し込み

Vol.1 「地域・里山・エネルギーの循環」

第1回のお題は、 「地域・里山・エネルギーの循環」。ウクライナ戦争や世界的インフレで電力クライシスが叫ばれる今だからこそ気になるエネルギーやCO2の削減。世界規模の課題ですが、宮城県川崎町を舞台に「里山だからできるエネルギー循環」に取り組んでいる若者たちがいます。

宮城県川崎町 蔵王山麓の里山で、エネルギー循環に取り組んでいる若者たちがいます。

食・エネルギーなど、ベーシックインフラの自給自足を掲げる彼らが、どんな戦略や技術、考え方でその実現を目指しているか、一緒に学んでくれる方を募集します。

講師

中安祐太

博士(環境科学)
東北大学 学際科学フロンティア研究所 助教
株式会社里山エンジニアリングCTO
株式会社 百 青担当

【里山資源】と【工学】をかけ合わせる研究で「土に還る電池づくり」を目指す研究者。宮城県川崎町在住。中安さんは、東北大学では、研究者として電池などエネルギーデバイス開発に携わる一方、宮城県川崎町で仲間たちと「株式会社 百」を設立。里山文化と科学技術を組み合わせたライフスタイルの実践と普及をおこなっています。こうした活動を、ケーススタディを通じて深堀りしていきます。

ケーススタディの概要

この企画は、オンラインと現地体験を組み合わせた「ハイブリッドスタディ」としておこないます。DAY1は、誰でも無料で参加できるオンラインイベント。DAY2は宮城県川崎町での現地体験。DAY3はオンラインの振り返りイベントです。

ご興味がある方は、まずはDAY1へお申し込みください。

1月19日 DAY1 オンライン 19−21時

ウクライナ戦争や世界的インフレで顕在化した、電力クライシス。研究者として、エネルギーデバイスに関わってきた中安さんと、世界や日本の電力や再エネの事情を学んでいきます。

そもそも再生可能エネルギーとは?
風力や太陽発電は逆に自然破壊にならないの?
再エネで肝になるバッテリー、実は環境に悪いのでは?
環境にやさしい新しい“電池”とは?

そういったことが気になる方、ぜひご参加ください。

DAY1は、誰でも無料で参加できるオンラインイベントです。

現地体験は後から申し込みも可能ですので、気になる方はまずはオンラインイベントにお申し込みください。

参加お申し込み

1月28日 DAY2 現地体験


宮城県川崎町を訪れて、現場の取り組みや各種施設を体験します。
雪下にんじん掘りもセットで行います。

中安さん達が研究中の燃料電池、電気分解、白炭電池、小型メタン発酵の仕組みを、自ら手を動かしながら学ぶことができます。夕食は、なんとマオリ族の伝統調理法「ハンギ」。地中に埋めて食材を蒸し焼きにする料理です。ニュージーランド留学を経験した中安さんたちと一緒に、調理に挑戦しましょう。現地体験参加費:5,500円(昼食・夕食の2食込み・夕食はハンギ)

中安さんたちが建設した「Ecommodation 百のやど」
 食とエネルギーを地産地消する暮らしを体験できる宿泊施設です。
現地体験参加者はこの施設に宿泊することもできます。宿泊費:9,850円(翌日朝食込み)


参加お申し込み


2月4日 DAY3 オンライン 19−21時

現地体験を振り返りながら、改めて社会課題や、地域での挑戦についてオンラインホワイトボードのmiroとspatial chatを使って学んでいきます。(現地体験参加者のみ参加の会です)

「Ecommodation 百のやど」

参加費

Day1:無料
Day2:現地体験:5,500円(昼食・夕食の2食込み・夕食はハンギ)
※現地体験参加者は株式会社 百が運営する宿泊施設「Ecommodation 百のやど」に宿泊することができます。宿泊費:9,900円(翌日朝食込み)

「川崎町にお得に泊まろう!」キャンペーン期間中のつき、お一人様 9,900円(税込)で宿泊可能です。翌朝には地産食材をたっぷり使った朝ごはん付き

参考:DAY2工程

(現地状況により変更の可能性あり)
10:00 エコモデーション 百のやど に集合
10:05 本教室の概要説明
10:20 百のやどと百の山のご案内 ハンギ用の雪下にんじんを収穫
11:50 ハンギ用の石の加熱開始
12:00 昼食 (雪下にんじんを使ったスペシャルカレー)
13:00 宿を出発
13:15 北原第二水力発電所に到着、水車、白炭窯の見学
14:15 小水力発電予定地の見学
14:40 ハンギの盛り付け
(雪下ニンジンやたけし豚等の野菜と肉を籠に敷き詰めます)
15:00 休憩
15:15 温泉廃湯熱カカオ栽培についての説明
16:00 カカオ栽培場所の見学
16:30 じゃっぽの湯にて解散・宿泊者はそこから自由時間 BLUE COFFEEおすすめ。
18:00 ハンギ掘り出し・夕食
19:00 解散
20:00 宿泊者での懇親会

東北食べる通信2022年2月号で特集した「雪下にんじん」。
現地体験では、にんじん堀り体験も行ないます。


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