先日、友人に会いに東京へ行った。新幹線を降りて早々に地元で買ってきた手土産の売り場を発見し、何とも言えない気持ちになった。
　少し早めに着いたので、友人が激推ししていた東京駅構内のグランスタのトイレに行ってみる。地下1階、「グランスタ東京 スクエア ゼロエリア化粧室（１）」へLet’s Benjoy！
　なかに足を踏み入れると…まあ素敵！明るい照明とスタイリッシュな鏡状タイルが開放的な空間を演出しており、正面の大きなスクリーンには色鮮やかな水槽のイメージが映し出されている。個室の中には水辺の写真が飾られ、清々しい気分で用を足すことができるし、手洗い場の透明な仕切りには水が流れており、水の壁のようで目にも楽しい。
　なんでも、このトイレは「水景」をコンセプトとしているらしく、至る所に「水」のモチーフがちりばめられている。清涼で、光に溢れ、しかしうるさすぎない。さらに、水景の写真によって旅行先のPRも行うことができる。
次は機能面をみていく。入口では、空室表示によって外にいながら混雑の具合を把握することができる。あら便利。各個室には、便座クリーナー、ボタンを押す力で発電するTOTOのエコリモコンに加えて、生理用ナプキンを無料で提供するOiTr（オイテル）を設置している。こんなサービスがあったとは。
　OiTrサービスを提供しているオイテル株式会社は2016年に設立され、月経のある人が強いられる負担の軽減を目的として活動している。言われてみれば、使わないという選択肢がないという点で、生理用ナプキンはトイレットペーパーと似たような立ち位置にあると感じた。OiTrはグランスタ東京のほかに、徳島市役所やとしま区民センター、龍谷大学といったさまざまな公共施設、学校、ショッピングモール、オフィスに設置されているらしい。
　デザイン面で優れるだけでなく、最新の技術とサービスを採り入れ、観光を促進しつつ利用者に快適な排泄をもたらす。駅に設置するトイレとしてこれほどふさわしい空間はあろうか、と結構感動した。
《おわりに》
　おすすめの映画は「機動戦士ガンダム　閃光のハサウェイ」です。ガンダムっていっぱいシリーズあってよくわからん？大丈夫！勿論ガンダムをきちんと履修した方が楽しめる、それは間違いないでしょう。しかし、安心してください前提知識ほぼゼロでもドはまりしました。にわかで申し訳ないのですが、かっこいいハサウェイと超作画と格差社会をテーマにした考えさせられるストーリーが魅力です。アマプラとかで観られるので気になった方は是非！

・グランスタの化粧室について；　https://www.gransta.jp/news/info/toilet/
・エコリモコ；https://jp.toto.com/greenchallenge/technology/washlet02.htm
・オイテル；　https://www.oitr.jp/