名刺の紙質が、和紙のようなちょっと厚みのある

ザラザラした表面の、いわゆるバフン紙という台紙で

作りたいと言ってきたので、

そうなると、印刷会社でないとその紙はないと思うと、

小規模ロットで特殊な用紙を取り揃えている、

しかもデザインもオシャレな印刷会社を探して彼女に伝えると、

「高いんやねー」

と返ってきまして、

「来てほしい人数人に配るだけやから、

印刷会社に出さずになんとかならへんかな？」

と言われ、私が持っているコクヨの名刺台紙で、

少しでもイメージに近づくように、

作成したデザインをプリントして、

いろいろ試作しました。

作成したロゴもかなり気に入ってくれたので、

完成したデザインを名刺台紙にプリントして、

インクジェットではありましたが、綺麗に仕上がったので、

3シート、計30枚程を、次に会う時に渡そうと、

ラッピングもして用意していました。

デザインも気に入り、ぜひそれでお願いと言われ、

今回はきちんと名刺をお願いしたいから、

デザイン料の見積もりもくださーい♪

なんて言ってきたので、

さすが、開業する人だけある！

このkissaちゃんのデザインの名刺で、

今後プリントパックに印刷依頼して、本格的に始動していきたい！

とも言っていたので、

とりあえず退職する際に、数人に配りたいとのことでしたので、

プリントパックでは間に合わないので、

30枚はちょっとしたプレゼントにと、

配る日に間に合うように用意しました。

ところが、翌日、

「旦那が、ちょっと配るくらいなら、メモに連絡先書いて渡せば

済むことなんじゃない？と言ってきたので、

やっぱり名刺はやめにしました。

せっかくデザイン考えてくれてたのにごめんね。」

と、LINEがきました。

ん？

昨日の今日だよね？

昨日、それでお願い！と、可愛いデザインで嬉しい！

なんてLINEしてきた、

その数時間後、夜が明けたとたん

なかったこと？！

ラッピングした自分が可哀想に思ったので、

次に会う時に、もちろん持って行って渡しました。

てっきり、ヨガには共通のママ友もいたので、

簡単なラッピングでしたので、その場で見てくれると思いましたが、

「ありがとう。」

と一言、すぐに鞄にしまってしまいました。

共通のママ友は、きょとんとしていました。

後に知ったのは、その場にいた共通のママ友は、

私が名刺を作ったり、チラシを作ったり、

後にHPも作ることになるのですが、

そういったことをしていたのを全く知らなかったようです。

別の共通のママ友は、その名刺を貰ったそうですが、

私が作ったものとは知らず、びっくりしていました。

その晩には、お礼のLINEはきました。

シンプルに。

ふと、サイコパスママ友Dに協力していた時に、

”kissaさんが勝手にやった”

という認識を持たれていたのか、

一度断ったから、もうなかったことで、

その後にもらっても、

お礼せんでいいよね？

という人間性が、彼女の中に垣間見えました。