様々な販売チャネルのある生命保険業界。
ベストチョイスをするにはどうすれば良いのかをまとめていきます。

保険は、プランナーが何よりも大事

まずはユーザーとの接点となるプランナーが大事です。
保険業界には様々なレベルのプランナーがいますので、自身の相談内容に詳しい優秀なプランナーに相談をすることが重要です。
大事なのはプランナーのスキル、人間性、実績、相性になります。
プランナーのストーリーや個性に共感できると良いでしょう。
何かを相談した際に、的確かつ正確な回答を、クイックレスポンスしてくれて、親身になって相談に乗ってくれて、十分な実績があり、例えば旅行や食事など、共通の趣味の話題もできる方が良いと思います。
保険の知識を一般の方が自身で学ぶとなると、時間がかかりますので、彼らのナレッジを活用することが、時間をムダにせずにすみます。
何でも、その道のプロに聞いた方が早いです。

販売チャネルはどこが良い？

保険は大きくは

保険会社の直販　プランナー型、ダイレクト型
乗合保険代理店　窓販、銀行窓販、訪販
会計事務所　部門としての保険事業
独立系プランナー　FP、IFA

などがあります。
プランナーがどんな人物かの部分で、圧倒的に良い方であれば、販売チャネルを問わず、相談してみると良いです。
プランナーでそこまで魅力的な人物に会えていない場合は、販売チャネルで選ぶというのもあります。

保険会社の直販　プランナー型

外資系生保のプランナーなどが有名です。優秀な方が多く、紹介営業をしています。業界の中ではやはり外資系が圧倒的にパワーがあり、一定以上のクオリティが望めます。とてつもなく優秀な方や魅力的な方がいます。
スーパースタープランナーと会えた方はとても幸運です。
デメリットとしては、その会社の商品しか提案がないことです。
各保険会社の良い商品を組み合わせていく方が、ベストプランを設計できますので、プランのスペックにもこだわりたい場合は不向きです。
担当者がとても良い人だからと、加入されているケースが大半です。商品は二の次といったイメージです。

保険会社の直販　ダイレクト型

テレビやネット広告で観るような保険です。
とにかくかけ金を抑えたい、最低限の保障、必要保障額がわかっている場合にはありかもしれませんが、基本的にはおすすめしません。
なぜなら、担当が付かないから。
保険はいざという時や、変更をしたい時に担当がいることが重要です。
ご家族が加入したことを知らなければ、保険金請求すらされないかもしれません。
TVCMを観ていても、保障額がとても小さい保険が多いので、いざという時に、その保険金額で家族を守れるのか疑問です。
保障額はプロに算出してもらうと良いですし、掛け捨ての保険か、積立が良いかなどもアドバイスをもらうと良いです。
ダイレクト型は掛け捨てで少額のものを展開しています。

乗合保険代理店　窓販、銀行窓販

ユーザーが保険ショップや銀行に訪問して、相談するタイプのものです。
各保険会社の良いものを案内してくれますが、コンサルティング能力はさほどない方が多いので、担当の方のスキルなどを確認されると良いです。
さきほどのプランナー型と違い、基本的には待ちの営業ですので、受け身の営業スタイルのため、ユーザーが感動をして紹介を頂いて仕事をしている訪販型プランナーと比べると、印象の薄い方が多いイメージです。
中には優秀な方もいるでしょうが、私が視察した限りでは、この担当はすごいという方はあまり見かけていません。

乗合保険代理店　訪販

保険会社の直販プランナーが起業したり、すでにある訪販代理店に転職をしているケースが多いです。
保険会社の直販におさまりきらない、とても優秀な方が幹部層です。
社員の方も、直販時代の成績が優秀な方はステップアップで転職していますので、良いと思います。
個人的にはこの販売チャネルが一番オススメです。
保険会社のメーカー内部を熟知した上で、乗合代理店をやっていますので、知識経験ともに豊富ですし、各保険会社からベストな商品を組み合わせた設計をしてくれます。
外資系生保出身で優秀な成績を出していたプランナーと会えたら、最高だと思います。
他の販売チャネルで保険に入っている方は、このタイプのプランナーにセカンドオピニオンをもらうと、プランが劇的に良くなると思います。

会計事務所　部門としての保険事業

どうしても片手間でやっている方が多いので、基本設計以外には弱いイメージです。会計事務所から優秀なプランナーを紹介してもらう方が良いかと思います。餅は餅屋です。

独立系プランナー　FP、IFA

FPはコストの削減やキャッシュフロー表などが得意であったりします。そういった改善相談は良いと思います。個人的には、コスト削減よりも、自己投資や人脈交流を通じて、売上や年収をアップしていった方が良いと考えます。コストが増えても、それ以上にリターンが増えれば回収ができます。（ROI思考）何でも削減して、可能性の蓋を閉じてしまうことは避けるべきです。

IFAの方は証券領域に強く、保険はメインではない方が多いです。出身が証券会社かや何をメインをされているかを確認されると良いでしょう。

今後出てくる新形態

保険営業もDX化が進んできますので、今後新しいタイプの保険代理店などが登場してくると思います。
テクノロジーを活用した先進的な企業に相談をするのは有意義になると思います。

どうやって、優秀なプランナーと出会うか

相談したいプランナーのイメージはできた。でも、そんなプランナーとの接点がない。どこかの会社に相談をしても、担当を選べない。という方は多いと思います。そこで、ユーザーとプランナーをつなぐ、オンラインマッチングプラットフォームが役立ちます。
国内最大級のオンラインマッチングプラットフォームなら、ユーザーは登録時に自身のお金の健康診断結果が観られますし、その結果をみたプランナー複数人からアドバイスが届きます。ユーザーから、プランナーのリストや、ストーリー紹介ページ、セミナー情報などをみて、プランナーを選んでメッセージを送ったりすることができます。
このような双方型のコミュニケーションプラットフォームを活用して、ユーザーはテクノロジーを駆使して、自分にとってベストなプランナーと出会える時代がやってきました。
面倒な電話や訪問、来訪などがなく、全てオンライン上で、複数のプランナーと同時に相談のやりとりができますので、効率良く最適解を見つけることができます。
リアルで、例えば3人のプランナーに会って話を聴くのは大変な労力ですが、これならカンタンです。