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文学とニンジャ真実:テニスン『クラーケン』よりニンジャ真実を発見する

はじめに

様々な古典文学や詩、絵画などの芸術にニンジャ真実は隠されていることは最早事実としか思えないことである。
このたび私は新たな発見としてイギリスの詩人、ロード・アルフレッド・テニスン(1809-1892)が1830年に発表した詩『クラーケン』に古代ニンジャ対戦についての示唆が含まれていることを読みとった。
この詩は発表された時点で、いくつかのニンジャ真実が秘されていたのだ。
以下は詩の私訳及び、読み解かれたニンジャ真実である。

ニンジャを隠すヴェールを剥ぎ取った原詩。grotをgate、cellをOhigan、AngelをNinjaとしたことを除いては発表版から変化していない。

Below the thunders of the upper deep,
Far, far beneath in the abysmal sea,
His ancient, dreamless, uninvaded sleep
The Kraken sleepeth: faintest sunlights flee
About his shadowy sides; above him swell
Huge sponges of millennial growth and height;
And far away into the sickly light,
From many a wondrous gates and secret Ohigan
Unnumbered and enormous polypi
Winnow with giant arms the slumbering green.
There hath he lain for ages, and will lie
Battening upon huge sea worms in his sleep,
Until the latter fire shall heat the deep;
Then once by man and ninjas to be seen,
In roaring he shall rise and on the surface die.

古代ニンジャ真実を加えた私訳

ライデン降りし海上よりも
遙かに深き水底に
ユメ見ず妨げられざる眠りを
貪りし古き獣あり
これほど深きカゲの側では
ヒカリすらなお届かざり
彼のものの身を取り巻くは
千年を経てうずたかく
あまたに聳える大海綿
病める光を越えた先
幾多の秘密隠せる門とオヒガンより
数知れぬポリプの巨腕(おおかいな)
緑生す草の如く揺らめきぬ
獣の眠りは永久に非ず
微睡みの内に海虫貪る
業火に海がたぎる時
モータル、ニンジャ共に見ゆ
そが目覚めきて吠え猛り
海原の表を掻きて死ぬるを

ここから読み解ける古代ニンジャ史

ライデン・ニンジャクラン及びヒカリ・ニンジャクランと敵対したタコ・ニンジャは、大海の深淵で眠りについた。
タコ・ニンジャはハデス・ニンジャクランによって守られ、また自身の心操るジツによってユメミル・ジツなどによる干渉も受け付けることはなかった。
彼は海綿を床とし、コトダマ空間の01の緑の触手を伸ばすオヒガンの門の側で眠り続けている。
だが、獣の眠りは永久のものではない。
モータル、ニンジャともに見るがいい、カトン・ジツによって海を煮えたぎらせれば、タコ・ニンジャは茹で上がり、海面へと浮かんでくるだろう。

解説と補足

Krakenという単語は現在はイカ・ニンジャクランのニンジャを表現する言葉であるが、1830年当時は英単語Crookが変化した「くねくねとしたもの」という意味であり、あらゆる触手持つニンジャ/巨大なる海のニンジャがモータルにとってはKrakenであったと考えられる。そして、この詩で歌われるのはオヒガンと現し世の側にいるニンジャであり、これはハワイ伝説にて冥界の神カナロアと呼ばれたタコ・ニンジャにほかならない。
"Battening upon huge sea worms"という言葉であるが、これは婉曲的な人食いの表現であったようである。
また、緑なす草の如く……という言葉は、オヒガンのゲートより現れた01のデータそのものの表現だろう。
この詩がカトン使いのニンジャが行ったイクサによってタコ・ニンジャが滅ぼされたことを歌うものであることは間違いないだろう。

補足

この詩を読み解きながらも、一つ心配なことがある。
それは、タコ・ニンジャが滅ぼされるという物語が未来のこととして話されていることだ。
詩はカトン・ジツ使いのニンジャがイクサを行う前に作られたものではないのか? カトン・ジツ使いが敗北し、いまだタコ・ニンジャは生きているのではないか? ラヴクラフトが1928年に『クトゥルフの呼び声』を執筆し、驚くほど正確にタコ・ニンジャについて表現したことは、それを裏付けているのではないか?
筆者はこれにて筆を一度置く。恐るべきニンジャ真実に長期に触れることはニューロンに負担をかけるからだ。
加えて、昨日から謎めいた訪問を受けている。目深にローブをかぶった男が、これ以上タコ・ニンジャについて調べるのをやめろと警告してきたのだ。しかしあの腕……異常な肉体……近くにいるだけで脳が奇妙に歪むような感覚……まさか、タコ・ニンジャその人が……。
否、そのようなはずはない。ニンジャは滅び、あるいはいまだ眠りについたままのはずだ。ニンジャ伝説は太古の夢物語のはず

ここまで書いたところで窓がノックされた。ここは3階のはずなのだが。
少しだけ、様子を見に行くつもりだ。

最後に
これは20世紀終盤のニンジャオカルト研究家[名称削除済]の自宅より発見された未発表の原稿である。
彼の自宅3階の窓は破壊されており、窓には[名称削除済]のものと考えられる血液、及びタコのものに似ているものの不明な生物の粘液が発見された。
この原稿執筆中に[名称削除済]は失踪しており、現在まで誰からも発見されていない。

参考


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