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アケコン改造の話

友人と後輩達に焚きつけられて手に取ったストリートファイター6ですが、
年始のセールで買ってプレイし始めた初心者がなんと無謀にもEVOJAPANにも参加登録してしまいました、目指せ1勝。

ゲーム自体についてや、そのあたりの顛末についてはまた別の機会に書きたいと思います。

さて格ゲーをプレイするにあたりどのデバイスを使用するかと考えた際、
やはり最初に候補に上がったのはアーケードコントローラーでした。
というのも大学時代にハイパースト2をアケコンで練習した時期があったからですね。

そんなこんなで色々と探しているうちに偶然見つけたのが、
クァンバのドローンというアケコンでした。

こいつのカスタムがひとまず完成したので、一つの記事としてまとめておこうと思います。


クァンバ ドローンについて

なんとこちら最寄り駅近くにあるブックオフに3980円で売っていました。
まぁすでに後継機であるドローン2があるのであえてこちらを手にする人は多くはないでしょう。
ちなみにメルカリで見ると定価以上で取り扱いされてます、なんという幸運。

後述する理由から交換をしましたが、デフォルトでついているレバーに関してはかなり三和レバーに感触が近いので普通に使えるものだと思います。

ただボタンは正直煩いです、壁の薄いアパートで夜中にバシバシやるには些かためらうレベル。

※以下出てくる部品は千石電商さんの店舗にて購入しました
価格等は公式ECサイトと同じなのでそちらをご参照ください

①三和レバー+8角形ガイドチップ、三和静音ボタンへ換装

どちらもねじ止めされた天板を開けてそのまま交換できます、
通常ボタンと静音ボタンの比較はこのような感じです。

レバーについては左右入力にしっかり入れ込んだ感覚が欲しいと感じ、8角ガイドを試してみるために三和レバーに換装。
なお接続するには別途5ピンのケーブルが必要です。

あとは直径45mmのレバーボールも試しに使ってみたのですが、コマンドが暴発することが増えたので結局は通常サイズに戻しました。
前ステを多用するキャラならメリットありだと思うので、それまではなんだかよくわからない綺麗な球体として机の上に飾っておきます。

②L3ボタン増設

スト6の新システムにドライブインパクトというものがあります。
簡単に言えば、相手の攻撃を耐えながら繰り出せる非常に強い攻撃です。

ただ当然対処方法があり、相手のインパクトに反応してこちらもそれをぶつけ返すインパクト返しというものがあり、
それが成功すれば大きな有利をとれる非常に強い切り返し行動となります。

それを一瞬のとっさの反応で実行するためには、
押しにくいところにあるボタンを小指で押すよりかは、
押しやすい指で押しやすい場所にボタンがあった方がよいのは自明の理なわけです。

やれることは全部やる

そのためにはボタンの位置を変えるor増やす必要がありました。

思い立ったら即行動、穴開けちゃうかーー

・下穴開け~ホールソーによる削孔

マスキングテープを張って中心を決め、まずは下穴をあけます。
ここに精度はいらないので100均で売ってるドリルビットで十分です。

ホールソーはAmazonで調べると色々出てきますが、バイメタルの赤いやつのインパクトドライバー対応の6角軸のものを買っておけばOKです。

絶対に押してやるという強い意思を込めた増設ボタンなので、
24mmではなく少しでも大きい30mmを選択。

ホームセンターに行って工具をレンタルしてもよかったのですが、
今回は開ける穴も一つなので気合と根性の手回し削孔です。
とはいえ時間にして10分もかかっておりません。

差し替えドライバーの持ち手もホームセンターに売ってます。

なんやかんやで穴が開いたら切断面を軽くヤスリがけして完成、とりあえずボタンを入れてみたのが下の写真です。

ボタンの位置が少し離れているのは暴発しないようにという狙いだけでもなく、内部のフレームに干渉しない位置がここだったからです。

ちなみに昔、脱サラして土木建築現場で解体撤去工事の職人見習いをしていた経験がありまして、ダイアモンドコアドリルでコンクリートに穴を開ける仕事をやっていた時がありました。
Amazonで色々なビットを見ていたら関連商品でそれ系の工具がでてきたり、穴開けたり削孔をしているとなんかその時のことを思い出しました、多分もう一生使わないスキルの一つです……

・ハンダ付け

基盤のこの部分のボタンは直接押してオンオフとしてるので、ここに直接ハンダ付けし電線を伸ばします。
その電線の先にファストン端子の#110のメスを圧着すれば他のボタンと同様に扱えるという仕組みです。

そのうちにでもレバーレスを自作してみようと思っているので、
良い機会かと思いAmazonで入門セットみたいなものを買いました。
いざ中学生の時ぶりのハンダ付けです。


結論から言うと一度失敗しまして……

千石電商さんのアケコン部品コーナーにあったのでこれでもいけるだろうと買ったAWS20の電線では、初心者がいきなり基板直付けするのに少し太すぎたみたいです。

ただ勤め先にちょっとした電子部品の修理をやっている部署があるので、
後輩にお願いしてハンダ吸い器で失敗した個所を取り除いてもらい、、
ハンダ付けもやっていただき、、

無事完成、いや本当にありがとうございました。

ちなみに反応しないボタンがあると、ゲームのスタート画面ですべてのボタン効かず開始が出来ませんでした。
それ以外の画面だと普通につかえるので、なんかそこだけ動作チェックのようなものがあるのですかね?

・ボタン選び

どうせなら色々なボタンを触ってみようということで、
再び千石電商さんの店頭に出向き、悩んだ結果こちらになりました。

Gamerfinger 1個900円

海外製品はお高いですなぁ……円安ですなぁ……

ついでに軸も色々試そうかと思ったのですが、
ひとまずは銀軸のままでいいかなと。
推し感が気持ちよかったのはKailh Speed Rose Pinkですね。

・入魂のための仕上げ

まぁ普通ならこれで完成なのですが、やれることは全部やるがテーマです。
せっかくここまで手を入れてきたアケコンに魂を入れなければなりませんね。

現在の私の使用キャラであるところのブランカにちなんだ何かがあればいいなと。

前述したボタンに合わせてレバーボールをセイミツ製の35mmのクリアグリーンに交換、いい感じです。



緑の…モンスター……
(ブランカちゃんは人間ですが)

さとりモンスターの緑担当のあの子にサインをいれてもらうしかねぇ🤩

しかもちょうど祝日の現場を昼夜2回しでもらえる特典が私物サイン券じゃないですかやだー

さとりモンスターの清楚グリーン担当
高橋あずさん
ありがともこーー‼️

完成しました👍

これで準備は整いました、後は俺自身のスキルの問題だけですね
嗚呼強くなりてぇ…

というわけで最後に告知です。

2024年現在最も足繫く通っているアイドルグループでありますところの

さとりモンスター

各種サブスクやyoutubeでも楽曲がきけますので是非聞いてみてください、飛ぶぞ?

また4月より東名阪ツアーがあります、ライブがハチャメチャに楽しいのでとてもおすすめです、よろしくお願いします。


ひとまずこれを書いてる真っ最中に同じ時期にスト6を始めて一足先を歩いている友人が、ダイヤランクになってましたおめでとうございます。

そろそろトレモを終えて実戦パートに移りましょう、この魂のこもったアケコンと共に、追いつかねば。


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