北海道②

南富良野での最終日やはり早起きしたので小林さんのMTBをお借りしてかなやま湖までサイクリング。
マップを頼りに、と言っても一本道ではあります。
道路脇のふきの葉っぱになんとなく親近感を覚えながら約2時間28km。
キャンプ場では既に起き出したキャンパーたちを見かけましたが、なにやら散らかったゴミを片付けている様子。
熊?
いや、ならばもっと大変な騒ぎになっているはず。
だとすればエゾシカ?
などと勝手に納得しながら走っていると、道端からキタキツネが顔を出してきました。「お、噂のキタキツネ」
しかし、目が、表情が、「なんかちょうだい。」と可愛いでしょ光線を発しています。
なるほど、ゴミを散らかしていたのはこいつなんだなー。と確信。
フライフィッシャーマンも何人かいたり、北海道のアウトドアはどことなく欧州的な感じ。
私はというと装備が甘く、グローブなしで出発したせいで前半指がちぎれそうな感覚をひさしぶりに味わいましたが、後半は気温も上がってきて暖かくなりました。
こうして旅先で自転車に乗るのを楽しみにしていますが、やはり自然の中が一番です。

空知川
お借りしたMTB

一旦小林宅へ戻り、荷物をまとめ南富良野観光協会へお邪魔してご挨拶。
そのあとはノースギアの坂本さんの案内でサイクリングサイクリング – NORTHGEAR WEB
海外からのゲストから直接コンタクトとってオーダーメードでサイクルガイドをされている方です。英語堪能でメカにも強く、日本人で唯一台湾の公式ガイド認定を受けているそうです。
そんなすごい肩書きの坂本さんですが、至ってフレンドリー。
優しめの関西弁は初心者の方も安心な感じです。


朝走ったコースとは違うを案内していただけるということでスタート。
朝は林と湖というコースでしたが、今度は広い田園風景。まさにザ北海道。
渡嘉敷のサイクルガイドとしての私たちは、実は島限定の研修を受けました。少ない交通量、自然ガイドとの組み合わせ、急坂のアップダウン、事故時の対処の地域性など加味した内容だったので他のガイドさんのガイディングは本当に勉強になります。1バイ1の必要最小限のハンドサイン。ある程度の速度28km/hでの路面情報のサインなど参考になりました。
また、走るときは走る、そして適度に休憩を入れながらいろいろな情報を入れてくださるところなど、経験を感じるガイディングはトータルでノーストレスないい感じのサイクリングとなりました。
自転車乗りあるあるネタも同感するものがたくさんありました。
きっと自転車に不安がある方にも優しく接してくれそうな坂本さんです。

レンタルロードバイク
広い


坂本さん
スキー場をバックにツーリング

上級者や選手のトレーニングから、ポタリングまで、さらには海外から直接訪れるゲストも多い(コロナの影響は大変だと思います)スペシャルガイドとの出会いでした。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?