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2024年宝塚「村」イラストMAPカレンダー

地図を書いてみました。
詳しく言うと、地図を書いていただきました。そしてそれがカレンダーになりました。
 2024年元日から、宝塚ホテル「ルネサンス」にてアフタヌーンティーをご注文いただいたお客様に。5日の宝塚歌劇星組公演初日から宝塚大劇場レストラン「フェリエ」と「くすのき」にて1会計2,500円(税込)のご注文をいただいたお客様に、ノベルティとしてプレゼント致します。

 ここに至るまでに1年半程…手を替え品を替え様々な形に変化を遂げて、最後には地図カレンダーとなりました。イラストをお願いしたのは、宝塚歌劇ファンなら一度は目にした事がある筈、愛くるしく宝塚愛に溢れたあの独特なタッチを…私の押し出し過ぎず、個性は消さず、地図としての役割を果たして欲しい。そんな無理難題を「牧彩子さん」にお願い致しました。

 牧さんの絵。なんだか懐かしさや愛情があり、可愛くて、そして何より宝塚を愛してやまないと分かるのは、描く技術は勿論のことその細やかな絵の中に溢れる情報量の多さと的確さ。常日頃から、歌劇を何度も観たり聞いたり、調べたりしないと絶対に分からないであろう所を描きながら、更に深みに連れてってくださる。

牧さんは仰ってました。
「絶対にお客様の夢を壊さない様に描きたい」

劇場の帰り道。よく「あー、終わっちゃった」と言うお客様の「声」が聞こえてきます。主題歌が頭の中で鳴り続け家路に向かう時は、まだワクワクが残っているけど、電車に乗って携帯のメールを確認する内に、身の回りにある身近な出来事が自分に迫って来る…段々と現実に戻る…私はその繰り返し。でもその一瞬の夢の時間でもまた味わいたいと思うのが舞台。如何にワクワクドキドキさせるのか…「夢」は「夢」のままであってほしい。そこに「現実」は少しの間、置き去りにしたい。牧さんはその事を誰よりもご存知なんだと思いました。

 このカレンダーには宝塚大劇場と宝塚ホテルの地図を描いて頂きました。カレンダーの日付に○を付けて、

「観劇の日は何処でご飯食べようかな?」
「待ち合わせは何処にしようかな?」

なんて想像を膨らませて頂けたらと思います。
お家の片隅に「夢の入り口」を…
皆様是非!
2024年…スタート!!

すーさん


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