Toki Sakurai / Furniture・Product designer

京都で家具・工業デザインを学ぶ大学生•2018.9月〜コペンハーゲンでデザインを学ぶた…

Toki Sakurai / Furniture・Product designer

京都で家具・工業デザインを学ぶ大学生•2018.9月〜コペンハーゲンでデザインを学ぶため留学中•京都・一乗寺にもの のお店「ものや」を友達と開きましたインスタアカウント: @__monoya__

マガジン

  • 好きなデザインについてぐだぐだ話す

    蚤の市やガラクタショップなどで買付けたもののデザインについてぐだぐだ語ってます

  • design

    主にデザインの思考に関して重要にしていることをストックしていく場所。 自分のデザイン思考の備忘録として使うこともある

最近の記事

基層文化

またしても更新に間隔が空いてしまった。 反省反省 今日は自分が大好きな福助について、昨日友人から聞いたナイスな単語”基層文化”をもとに説明しようかなと思う。 基層文化についてGoogleで検索してみると 「基層文化は、いわば論理以前の思惟によって支えられ、それが具現化したものである。 高度な価値創造の成果である表層文化、あるいは、いわゆるハイカルチャーとは異なり、素朴で日常的、集団的、また類型的な文化であり、伝承性の濃厚な文化である。」 ってウィキペディアに書いてあった。

    • 久しぶりの更新

      前回の投稿が6月18日 デンマークの交換留学先での最後のプレゼンが終わってから書いたやつだから、ほぼ半年ぶりに更新する。 時間の感覚が最近全然わからなくなってきた 半年なんてすごいあっという間のような気もするけど、正直もう思い出せないくらい遠い過去のような気もする。 年末のニュースとかのインタビューで売れっ子になった芸人とか歌手は「いや〜この一年はあっという間でしたね」って言うのをよく見る。 みんなとかと話しててもやっぱり「あっという間だったなー」って言ってる、、気がする

      • Exchange study in Copenhagen

        今日6月18日、留学先のコペンハーゲン王立芸術アカデミー master program Furniture and Objectでの最終プレゼンが終わり、 一年間のスタディが終了した。 日本に帰国するのは3週間後なので、まだ少しはデンマークにいるけど 現在の実感としては全て終わったって感じ。 何から書けばいいかわからないほどたくさんのことを経験した。 自分なりに苦しい思いは沢山したけど、その分多くのことを吸収できた 本当にこっちの世界に飛び込んでみてよかったなと思

        • 憧れの照明Eclisseとコペンハーゲン蚤の市リストについて

          とうとうゲットしてしまった… 午後に予定が入ってて、あまり時間はないからサクッと見て終わらせようと思って行った蚤の市で見つけてしまった。 イタリアの照明ブランド、Artemideから出ている名作中の名作Eclisse Eclisseはイタリア語で「月食」を意味していて、上の写真の通り光源を覆うカバーを回転させることで明かりを調整できる。 一番右の完全に光源を覆ってしまったときの隙間から漏れる光が月食のように見える 機能的にも、形の美しさとしても最高なアイテム 実はこの

        マガジン

        • 好きなデザインについてぐだぐだ話す
          4本
        • design
          9本

        記事

          令和 というよりはメイデイ

          今日から平成じゃなくて令和みたいっすね。 日本とデンマークは時差が7時間あるから、厳密にはこの日記を書いている今は日本では令和初日はとっくに終わっていて、朝を迎えている頃だ。 10連休もある超大型のGW 時代は平成から令和に変わった 何だか慌ただしさを感じそうなイメージだけは想像できる ただし、実感は一ミリも湧かない。 そりゃそうだ、コペンハーゲンにいるんだから 日本で天皇が変わり、時代の名前が変わり、 大型連休を迎えみんながソワソワしている。 そんなこと知らない

          令和 というよりはメイデイ

          まだまだ成長しなくてはと痛感した日

          なかなか気分の悪い目覚めだった。 朝一で届いたメールに応募していた奨学金の選考から落ちた連絡がきていた 後悔は全くしていない。 選考に向けて、一から自分が今何がしたいか真剣に考えつくし、 それを他者に伝えられるよう準備した そのプロセスに一切妥協はしなかった、と自信を持って言える 自分なりのベストは尽くせれた。 だからこそシンプルにまだまだ足りていないんだな、 と強く感じることができた でもまあこれでいい、と少し思っている。 通知を見た瞬間こそ胸糞悪い気分だったけど、

          まだまだ成長しなくてはと痛感した日

          視界がどんどん広がっていく、このまま続けていこう

          久しぶりすぎる更新 やはり継続は力だなと思いしった。 定期的に続けていたときは、更新しないのがムズムズ感じられて更新するし 一度更新をやめてしまうと、今度は再開するのが億劫に感じてしまう。 また一からのつもりで更新を続けていきたいと思う。 おかげさまで留学生活は非常に充実している 学業だけでなく、外部から仕事が入ってきたり、 自分が働きかけたものから良い反応が返ってきたり。 嬉しいことだが一つのことに専念することができなくなった 常に何件かの案件が同時に進行している状態

          視界がどんどん広がっていく、このまま続けていこう

          「間違う」という字の面白さ

          マチガウという字は間(ま)が違う、と書く。 「間」という文字そのものが多様な意味を持っていて面白いけど、人やもの、建物、その他全ての影響し合うもの同士の関連性によって生まれた空間を「間」と呼ぶのだと思う これをデザインに当てはめて考えてみると、物凄くしっくり当てはまる気がして面白かった。 何かがうまくいっていないデザインは「間が違う」 つまり影響しあっているもの同士の関連性がうまくいっていない。 コンセプトと実際のかたちであったり、ユーザーと機能であったり、 何か二つ

          「間違う」という字の面白さ

          自分は信じない、人を信じる。

          ここ2〜3日、ジブリのプロデューサーの鈴木敏夫さんのドキュメンタリーを見ていた。 鈴木さんのスタイルは本当にかっこいい ドキュメンタリー内で徹底して鈴木さんが言っていたのが、 「自分は信じない、人を信じる。」 という言葉だった。 これは決して自分の能力を信じていないという意味じゃないと思う。 むしろ自分のアイデアを信じるために、他人をより信じるということだと思う 自分一人で出せるアイデアより、誰かと出し合ったアイデアの方が面白い お互いが互いのアイデアを引き出しあえば、

          自分は信じない、人を信じる。

          Inclusive Designの重要性

          今日の写真は、調べ物をしていたときに偶然見た、深澤直人さんがプレゼンで挙げていた無印のコンセプト。 凄い納得させられた 今月の初めから第二セメスターが始まり、新しいプロジェクトに取り組んでいる。 テーマは「Aging Society」 日本ではもちろん、北欧でも高齢者に関する問題は深刻になりつつある その中でデザイナーは何ができるのか、 実際に高齢者へのリサーチを踏まえて各々が気づいた点からデザインしていく課題 課題をはじめる前は少しだけ面倒くさそうな気配を感じてしまっ

          良い週末

          写真はストックホルムでiittalaとJasper Morrisonの展示で撮った写真 カトラリーはやっぱり面白いな 同じくらいのサイズの他のプロダクトと比較して、ずっと多様性がある。 ストックホルム に行ったのは2週間前の話で、 今週末は大学の先輩に会いにオーフスへ行ってきた。 先輩は一緒に働いているデザイナーのスタジオに今月滞在している コペンに来る前から、少しお話したり食事したりしたことはあったけど、いつも他にも何人かいる感じだった。 前々からじっくり二人で話をして

          お別れパーティー

          すっごいくだらない内容でノート更新しようと思ってたけどやめる 今日は自分と同じ時期でKADKに交換留学に来た友達のお別れパーティがあった。 彼はフィンランドのアールト大学から来ていて、半年間の留学だったので帰らないといけなかった。 彼自身も残りたくて色々手を打ったらしいけど、結局うまくいかなかったみたいだ そいつとは相当仲良くしてたから、かなり悲しい そいつ(Hemmo)とHampusと自分の3人で大抵いつも行動していた。 昼飯はいつもこの3人で食べてた。 学校で作業終

          異業種に触れて広がる世界の面白さハンパじゃないな

          写真が上手に撮れていなくて申し訳ない。 昨日、コペンハーゲンに住んでる日本人の方達のディナーに招待していただいて参加してきた。 たくさんの人と初めまして、しかも日本人同士の。 なので、何となく日本っぽい、少しぎこちない感じの挨拶を交わした 最近は海外の人と、初めてなのにハグしてばっかりだったから新鮮に感じた 何を食べる日なのか、そもそも何の集まりかも特に把握していなかった それに周りの人はみんな自分より年上の方達ばかり そんな方々の中の一人が料理人だったのだ その方はワ

          異業種に触れて広がる世界の面白さハンパじゃないな

          今は少し自分のいる場所が見えなくなっている気がする。 デザインの考え方に関して、それと将来のことに関して どちらも真っ暗のなかで、とても明かりとは呼べない暗闇の濃度が薄い灰色のようなものが前方に見えている感覚だ。 どれくらい行けば、その灰色が明るくなってクリアに物事が見えるようになるのか見当がつかない ちょうど今年の春で4年間、大学に入ってデザインの勉強をしたことになる 3年目の半分のときにコペンハーゲンに留学して、半年が終わり、 今日から残りの半年が始まった。 最もや

          1st semester終了

          最後の更新をさっき確認したら1月6日だった。 あれから色んなことが沢山あって、とても一つの記事でまとめきれる気がしない。 明日からまた通常運転していく代わりに、 今日はnoteの空白期間を簡単にまとめておくことにする。 まず1月7日から2回目のエジプト旅行に出発した。 前回は2週間いたが、今回は1週間 でもしんどさは前回の比ではなかった。 前回は工房を見学したり、博物館でリサーチしたりと インスピレーションを集めることが目的だった。 今回はそれを踏まえて自分がデザインした

          キッチンにはハイライトと、ウイスキーグラス

          少し前からハナレグミが歌っている「家族の風景」って曲をよく聴く。 キッチンにはハイライトと、ウイスキーグラス。 どこにでもあるような家族の風景 ものすごく心が落ち着く ただ、ハイライトとウイスキーグラスと聴くと仲の良い友達を思い出す。 そいつは緑色のハイライトをよく吸ってて、家に行くといつもどデカい机の上に無造作にウイスキーの瓶がいくつか置いてあった そのことを想像しちゃうと少し可笑しな気分になりながら、 それでもやっぱり落ち着く 我が家の家族の風景は何だろうな 頭に

          キッチンにはハイライトと、ウイスキーグラス