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フォトグラファー講座

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写真の仕事に関するコラムが詰まったマガジンです。過去記事すべてと、これから投稿される記事すべてを、買い切りのお値段でご提供致します。
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#写真家

クレジットされる撮影が大切な理由

メディアに写真と共に自分の名前が掲載されるのは、写真家としてはとても嬉しいことだと思います。 自分の成果物を自分で見て喜ぶ、というのはとてもミーハーで素人くさいと思うかもしれませんが、そのような些細なことが最初はモチベーションになったりするのです。 特にフォトグラファーを目指し始めた頃は、「多くの人の目にふれる写真」を目指すことが多いと思います。僕も最初はそうでした。10年前はまだインスタグラムもなく、雑誌が力を持っていた時代だったからです。 とは言っても90年代に比べ

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縦位置でのフレーミングと、デジタルサイネージについて

こんにちは、ときまるです。 縦位置で写真を撮ることは、案外難しい。なぜなら、カメラは横位置で撮るようにデザインされているから。 そんなツイートをしました。 ほとんどのカメラが、構えた時に、右側にシャッターボタンがあり、左手でボディとレンズを支える構造になっている。 左利き用のエレクトリックギターというものは、ジミヘンを筆頭にごく普遍的にこの世に存在するが、左利き用のカメラというものは存在しない。(特注生産で一部作られたりはしているのだろうけれど、僕はまだ見たことがない

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スタジオで使うストロボについて

こんにちは、ときまるです。 早朝からスタジオでした。 ツイッターと、プチ動画の相性が思ったより良さそうで、今後、ライティングや、撮影機材など役立ち情報発信してみようと思います。(でもいつも通り気まぐれに) 撮影機材へのこだわりは、カメラマンによって本当に差があるので面白いです。 フォトグラファーが飲み屋に集まったりすると、どの照明機材が良いとか、どのライトをどのように使うとかいう話で朝が来てしまいます笑 また、東京都内には、”名門”と言われる撮影スタジオがいくつかあ

プロとして活動するための、写真上達トレーニング

僕は現在フルタイムでプロのフォトグラファーとして活動していますが、学術的な写真教育を受けたわけではありません。写真を撮るための技術や、仕事を取るための営業力は全て独学で身につけてきました。写真は今では参入の窓口が広い、レッドオーシャン領域の仕事です。だからこそ、独学で行っている人は多いと思います。今回は僕がこれまで実践してきた写真上達のトレーニングを実体験を交えて書きます。巷に多くの写真上達法が溢れていますが、多くはハイアマチュアや趣味として行う人向けのものです。(花や動物や

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誰も話さない、フォトグラファーのお金の話し

お金の話しは、どの業種であってもしたがらない風潮が日本ではあるように思います。 フォトグラファーに限らず、フリーランスで仕事をしている人であれば尚更です。 しかし、フォトグラファーはきちんとお金の話しをできないと、自分が損をすることになります。会社員ですら、自分の価値付けは給与交渉により自分で行わなければなりません。個人の仕事(納品物)に対して、適正な対価が支払われることは労働者の権利に基づくものだからです。 これからフォトグラファーになりたいと思っている方や、フリーで

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光について、レンズフードの機能とインスタグラマブルな写真

香港へ行ってきた。 香港どこまでもフォトジェニックで、今で言うならインスタグラマブルな国だ。 迫るように連なるビルやアパートの高層建築。そして昔ながらの古い路地との対比。その間には妖艶な光と影と、ひしめき合う人々がいる。 今回はx100fを一台だけ持っていった。

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レンズの焦点距離について

何ミリのレンズを使うかは、その写真家のスタイルを決めると言っても過言ではない。とい言うと大げさだけど、それほどに焦点距離は写真の仕上がりに影響してくる。 逆に言うと、普段使わない焦点距離をふと使ってみると、写真のスタイルを簡単に変えることができる。 先日、あるフォトグラファーと世間話をしている時に、焦点距離の話になった。 いわく、 「人間の目は、普段街を何気なく歩いている時は28ミリくらい、目の前の人と話しをしている時は50ミリくらい、特定のものを見つめている時は80

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全てのミラーレスで使える!バッテリーを長持ちさせる3つの秘訣

フルマニュアルのフィルムカメラを使用している方は全く気にしない、バッテリーの話です。 使っているカメラがどのようなものであれ、デジタルであればバッテリーを必要とします。 機種によってその”持ち”はまちまちで、ひとつで一日中撮れるものもあれば、フィルム一本分の枚数で力尽きてしまうものもあります。(これホントで、sigmaDPのバッテリーはあまりに持たないことで有名?) 現代の撮影者たちはフィルムを持ち歩く代わりに、予備バッテリーを持ち歩く。 いくら予備バッテリーを持って

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写真を仕事にする

僕の師匠が最近になって 「写真活動のあり方は好きにすれば良い」 という言葉をよく発しています。 それはすなわち 「人気を得る為に自分の写真をまげる必要はない」 という意味でもあると言います。 好きなことを仕事にする、なんてよく言われますが、これからは好きなことしか仕事になり得ない時代に突入すると言われています。それにはAI化、IoT、5G時代におけるデバイスとマーケットの変容が大きな鍵になるのですが、その考察はまた別途で。 今日は写真を仕事にしたい人へ向けて書きま

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