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フォトグラファー講座

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#レンズ

同じレンズで撮り続けることの利点

単焦点レンズを使い続ければ写真が上手くなる、なんてよく言われる。アシスタントの時は先輩方からよくそのような話を聞いたし、写真雑誌などでもよく同じようなことが書かれていた。 確かに、上手くなりそうな気はする。しかしそれを証明する手立ては無いし、そもそも写真の上手い下手とは一体何なのだろうか。 そしてそのような文脈で語られる時、なぜ決まって単焦点レンズばかりが持ち出されるのだろう。24-70mmのズームレンズではだめなのか? 思えばこれまでも単焦点レンズを好んで使ってきた。

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光について、レンズフードの機能とインスタグラマブルな写真

香港へ行ってきた。 香港どこまでもフォトジェニックで、今で言うならインスタグラマブルな国だ。 迫るように連なるビルやアパートの高層建築。そして昔ながらの古い路地との対比。その間には妖艶な光と影と、ひしめき合う人々がいる。 今回はx100fを一台だけ持っていった。

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レンズの焦点距離について

何ミリのレンズを使うかは、その写真家のスタイルを決めると言っても過言ではない。とい言うと大げさだけど、それほどに焦点距離は写真の仕上がりに影響してくる。 逆に言うと、普段使わない焦点距離をふと使ってみると、写真のスタイルを簡単に変えることができる。 先日、あるフォトグラファーと世間話をしている時に、焦点距離の話になった。 いわく、 「人間の目は、普段街を何気なく歩いている時は28ミリくらい、目の前の人と話しをしている時は50ミリくらい、特定のものを見つめている時は80

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