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週4勤務にしたら良いことづくめだった話

以前つとめていた会社はブラック企業の体質でした。
当時は、働き方改革なんて言葉の存在しない時代で、管理職だった私は、終電ギリギリになるまで働くのは普通のことでした。

30代に入ると、肌荒れと体調不良と、常に戦いながら平日をやりすごすようになりました。

それでも、仕事で手ごたえを感じ、社外に人脈も増えて、可愛い部下もいて、充実しているように思っていたのですが、、、

ある時、

ほんと疲れた・・・・しんどい

と、根を上げました。勤続8年、34歳の時でした。

仕事が嫌ということではなく、ただ疲れたっていう。
平日の疲弊に対して、休みが足りない。と思ったのです。

そこで、退職覚悟で上司に、
以下のような条件で、雇用契約を変更してほしい旨を相談してみたのです。

  ●週4勤務。
  ●個人の活動の目的で休暇、休職の申請を行える。
  ●副業を許可。

正社員・管理職の職位は失い、業務領域が管理系全域だったのを1業務に集約し、契約社員で、時給も低くなり、部下は同僚となりましたが、周囲に頭を下げ、仕事もこれまで通り回るように調整し、なんとか実現できました。

週4勤務にして良かったこと

①帰りが遅い時乗ったタクシー代、体調不良の病院代、マッサージ代等が無くなった。
②副業で、少額ではありましたが、別ルートで入ってくるお金が出来た。
③副業で、新しいチャレンジが出来た。
④これまで出会えなかった人脈に、接点を持つことが出来た。
⑤平日にしか空いていない施設を、利用出来るようになった。
⑥時間的余裕は、生活と心を豊かにした。 
⑦休養が取れて、睡眠不足と体調不良が治った。

そして、一見関係なさそうですが、、
⑧主人と出会って結婚することになった!!
※正直、バリバリOL時代では、結婚とか考える余裕ありませんでした

ちょうど良い働き方は人それぞれ

結局、この契約社員生活は、結婚を期に終了するのですが、
自分の中で、週4勤務のちょうど良さは、忘れられないです。

たぶん、自分にちょうど良いペース配分だったんでしょうね。

どの程度働けるか、働きたいかってことは、
人それぞれの体力や価値観、状況によって違うものだと思います。
一人の人間でも、人生の段階に応じて変化もします。

今でしたら、働き方や働く場所を柔軟に選べたり、副業を認める企業もだいぶ増えてきて、働き方を個人が自由に選択するということが、当たり前な世の中になってきて、本当に良い流れだなと感じています。

もっともっと、自由に多様性ある働き方が実現出来たら、
休み明けの朝は、みんなウキウキわくわくしながら、電車に飛び乗るんじゃないでしょうか。そんな風にイキイキと働く大人の姿を、子供たちに見て欲しいなと思います。

最後に、

私は今無職の身ですが、
“もっともっと、心地よく生きたい!”そのことに貪欲に、今後の働き方を模索していこうと思います。

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