見出し画像

千葉県一小さいペントハウス本屋さん KAMEBooks  つっきー婆の本屋めぐり旅2022.5.8

『新版 ゆっくり減薬のトリセツ』取り扱い店 ●1軒目●
KAMEbooks@千葉県市川市 https://www.facebook.com/kamebooks/  

 明日2022年5月10日に発売となる向精神薬の減薬を扱ったこの本は、著者として「できたら顔の見える関係の中で手渡したいな」と思う作りになっています。このため、できれば町の小さな本屋さんでも扱ってほしくて、これから一軒ずついろいろな本屋さんを訪ねて、お店の人にコンセプトを説明して、よかったら置いてくださいとお願いすることにしました。できれば全国を旅したいなあ!

初日の今日アポなしで訪ねたのは『千葉で一番小さな書店』がキャッチフレーズの KAMEBook(カメブックス)さんです。

KAMEBookは、江戸川の川沿いにある123ビルディングという古い4階建のビルの屋上ペントハウス畳一枚分くらいのスペースに本棚をしつらえた、土日だけオープンの不思議な本屋さんです。実は以前から前を通りかかって不思議なビルだなあと思っていたのです。

123ビルの入り口には「だいじょうぶここにあります」の看板が(o_o)

よーっしっ!狭い階段を少しドキドキ、そして婆なので息切れしながら、トントンと4階まで上がっていく途中には箱に入ったいろいろな本が並んでなんだか秘密の場所を尋ねるワクワク感満載!

ペントハウスにつくとオーナーが階段の上に立っていて、その背後に江戸川とスカイツリーが一望できました!

オーナーはなんだか大きくて穏やかで、本が大好きな方みたい。名刺頂いたけど、お名前入っていないので、オーナーと書きます。オーナーは自分の読みたい本を集めて販売していて人文系の本や、短歌集などが集められているみたいなのですが、実はお客さまが一人座って本を選んでいたのでお邪魔はいけないと、本棚の詳しいチェックはまだなのでした。

週末だけの一箱本屋さんとして各地のイベントに出店したり、近くの江戸川の土手で一箱本屋さんをオープンすることもあるそうです。そして123ビルには、いろいろなアーチストが住んでいるようです。

私の本はちょっとオーナーの本のラインアップからみると多分異質な感じもあったけど、向精神薬の話や、なぜこの本を作ったのかなど私がおしゃべりするのを聴いてくれて、お願いしたら、1冊置いてもらえることになりました。

ほっよかった!感謝

本を売ることも大事なんだけれど、本があることでそれを媒介に私の話を一人の人が聴いてくれたことが嬉しい。これが私のさがしていた”メディアの形”なのかもと思いました。ちょっと強引だったかもしれないけどm(._.)m

オーナーは、コリコリと豆を挽いて丁寧に淹れてくれたコーヒーもとっても美味しかったです。

そしてオーナーお勧めの一冊を購入しました。短歌の本『心がめあて』鈴木晴香著です。こんな風に本と本が人と人が交流するってとっても素敵!
著者はオーナーの短歌の先生とのことですが、私もすっかり魅了されてしまいました。短歌詠みたいなあ!

左右社刊


よろしければサポートをお願いします。いただいたサポートは取材、インタビュー、資料の入手などに大切に使わせていただきます