アニメ版「魔王様、リトライ!」を勝手に補完してみる 1話編

楽しい。このアニメに毎度抱いている素直な感想であります。

コメントありで見れば面白さがよく分かる、ハマれば底なしのアニメ。今期は不作と言う話は誰がしたんだろう……。

というわけで(?)、今回はこの世界での「不吉なプロローグ」「水」「グレオール」「魔王」「アクのいた村」について語ってみようと思います。
因みに私は漫画版、アニメ版は見ていますが、原作は未読です。

不吉なプロローグについて

この世界に転移した主人公ですが、転移中に誰かの声が聞こえます。

「神が見捨て、天使が絶望する世界」。のっけからろくでもない祝詞で主人公を歓迎します。アニメは4話まで見たところはまだ平和でしたが、後述のグレオールが主人公に倒されなかった場合、阿鼻叫喚の地獄絵図に変わっていたことでしょう。毒を以て毒を制するなのか、魔王で世界平和(征服)を目指したのかわかりませんが、猫の手や魔王の手でも借りたい世界なのだとわかります。

水について

水はこの世界において貴重品なのは、アクちゃんの言動でわかります。過去回想シーンの地面も、おんぶダッシュシーンでも水ッ気を感じません。
ですが、綺麗な湖、水浴びシーン(サービス!)もあったりします。この湖は何なのか?

1:願いの祠(穢れ切った座天使様)の加護があった。
2:グレオールのいる場所なので誰も近寄らなかった。

理由はこの2つのどちらかでしょうが、個人的には2かなと。

グレオールについて

5種類のステータスが全て66。HPも666。
ワンパンで倒されてしまったので「これ強いの?」と思うかもしれません。後に聖女や冒険者のステータスが出てきますが、それを鑑みると仮に聖女3人が仲間たちを引き連れても、誰も欠けずに倒すなんてのは無理な話でしょう。悪魔王とか呼ばれたりするのも納得の強さです。

何しろ、レベル30以下の物理ダメージ無効の主人公兼魔王【九内伯斗】にダメージを与えるほどですから。

九内伯斗について

魔法のないゲーム世界にて魔王として君臨したおっさん。
HPは驚愕の4万。しゅげえ!

多分ドラクエ世界基準のグレオールに対し、ディスガイア世界基準の強さを持ったのが九内伯斗なのでしょう。ただし、魔法防御0なので、最初に即死魔法をグレオールがやっていたら、その場で死んでいたかもしれません。

グレオールの通常攻撃後の動作は、2話で明言されたオートの反撃でしょう。目つきや言動も違いますので。漫画版ではここで「体が勝手に」という、自分が自分ではないことに戸惑う描写もあります。

アクのいた村について

アニメ版では、1話はアクと主人公が出会い、交流を1つずつ積み重ねて終わる回でした。しかし、漫画版を見る限りはアクの村に関する情報は、「迫害されていた」というくらいで、実際それがアクの作り話なのかどうかまで確信は出来ません。原作は未読ですので、村の描写は不明。

しかし、「アクの心の中の決着」「どんな扱いだったかの掘り下げ」「旅に出る動機」などが追加されてエピソードが強化されています。これにより、4話でのエピソードがより深く良いイベントになっています。

アニメスタッフは1人1人丁寧に描写しているので、作画のへたりもあまり気になりません。

以上、1話の補完でした。さて、もう一回4話を見に行かないと…(これで7回目)

サポート1人を1億回繰り返せば音霧カナタは仕事を辞めて日本温泉巡りの旅に行こうかなとか考えてるそうです。そういう奴なので1億人に到達するまではサポート1人増える度に死に物狂いで頑張ります。