暴太郎戦隊ドンブラザーズ 18話ネタバレ感想「桃井タロウをやっつけろ」

ワンマン首領

「ジロウが仲間にいるのは嫌だ」と言うオトモたちだが、タロウは「お前たちに決定権はない」とバッサリ切り捨て大顰蹙。その日の夜、「僕はオトモの器じゃない」とジロウが待遇改善を要求する。有限会社モモイ。

「俺から1本取ったら同等と認めよう」と自信満々の桃井タロウ。即座にジロウは「UFOだ!!」と超古典的手法でスキを作り出そうとしたが、そんなものに引っかかるはずもなく返り討ち。ですよねー、こんな手法に引っかかるバカなんて…………マスター!? やっぱりお前カイトに似た別人じゃなくてカイトだよ! お前はそういうタイプの馬鹿なんだってことはゼンカイジャー全話見てわかってんだからな!

一本グランプリ開幕

 職場でも襲いかかるジロウ。それを見かけたいつものオトモ(イヌ抜き)。ゲームの参加を安安と承諾したタロウに鼻持ちならない思いを抱くも、しかし絶好のチャンスに心が躍る。彼から一本取るのがどれほど大変なのかを身をもって知っているはずなのに皆受かれすぎじゃないか、夏のせいだな。暑い超えて熱いもん今年の夏! しかも罰ゲームはその場でトレーニングだからたまったもんじゃない、アスファルトに溶ける!

 でもこのレクリエーションは、オトモとジロウの間にある亀裂を修復するチャンスでもあるから、考えてやったとしたらタロウまじすごい。

ソノニ様の太ももとお腹

 先週は悪魔になったりストーカーが現れたりと大変だった犬塚さんは1人公園で寝転がっていた。指名手配犯とは思えん余裕である。そこに現れる太ももとお腹が非常に眩しいソノニ様はリピート推奨だ。「賭けに負けたから何でも言うことを聞こう」と持ちかけるが、その超絶抗いがたい誘惑にも断固拒否。夏美ラブが過ぎてソノニ様からはものすごく気に入られているの羨ましい。しかしソノニ様の話が本当なら、夏美は……。あ、すみません、言う事聞く願いが有効ならぜひ踏んでくださ(キューブになって破壊の未来)

笑顔満点

 営業の仕事中に休憩なのか、雉野は昼食休憩中のタロウに接近し、背後の席を取る(その時点で気配などからバレてると思われる)。力では決して勝てないから、「ラーメンのもやしを一本取って一本」を狙う謎の勝利確定図を描いて挑む。まあもちろん、失敗するわけで! その場で踏台昇降200回を始める雉野、営業妨害やぞ!? 妄想の時に馬鹿笑いするタロウは面白すぎて永遠に笑える。

プロスナイパー猿

「片思い 口笛で呼ぶ 流れ星」
「タロウへの想い 銃口からの一閃で 私の願いが叶う」(超意訳)

 無職で風流人の彼が、おもちゃとは言え何故スナイパーライフルを持っているのかは謎。しかもケースはかなり本格仕様。そして扱いにも長けているため、タロウでなければ100%回避不可能だった。「趣味人」と言うにはあまりにも才能にあふれている。彼ってもしかして無職になる前は相応の金持ちだったんじゃないか疑惑が更に深まった。それはそうとタロウはキャプテン・アメリカ路線もいけそうな盾さばきである。

ドッキドキ、乙女のビックリ作戦

 ジロウ、雉野、猿原も敗れ去り、残ったのは紅一点のはるか。その心象風景はトジテンドに支配されたキカイトピアみたいに暗黒。手作りクッキーの入った箱に見せかけて、パンチが飛ぶ仕様のびっくり箱を渡してタロウをノックアウトしようって作戦。発想は悪くない。「ありがたく受け取ろう」とその場で開けることを期待していた彼女だったが、予想以上に喜ばれてしまい良心が切り刻まれる。悪いことはするもんじゃないよね。タロウはやっぱり学生時代は誰とも付き合いなかったんだろうなって。

ソノイとイイコトしよう

 因縁にケッチャコを付けようと配達中のタロウの前に立ちふさがるソノイ。絶対に倒さねばならない相手ではあるけど、勝負内容は「人助け」。……あれ、こういうのってタイマンで闘ってとかそういうのじゃないのか?? と思ったけど、脳人にとっての邪魔者はヒトツ鬼、及びドンモモタロウであって、人間や桃井タロウは大事な存在だから変に巻き込むのは本意じゃないんだった。こうして繰り広げられるソノイとの対決、人によっては超絶おせっかいかもしれないけど平和な戦いである。

ファッションリーダー?!

「これだけは覚えておけ。脳人の世界で、私は常にファッションリーダーだった」 どんな情報!!? 今それ関係あるのかってタイミングでドヤ顔のソノイさん、カッコいいけど、愉快なキャラになってないか? そんなにタロウに自慢したかったのか、ソノイマン。

BGMが敵襲のそれ

 タロウ帰還のタイミングを狙う4人はまさに怪人。武器は木刀、ピコピコハンマー、物干し竿。しかし無手の桃井タロウだけではなく助手席にはソノイが……

助 手 席 に 乗 っ た ソ ノ イ

 ドン王朝の末裔で倒すべき相手が真横にいるのに何にもせずにいるってどうなのそれ!!? 何の話をしながら配達してたんですか??!! そこを20分見せて!!!! ソノニ様やソノザが見たら「何してるんだ?」って困惑するっしょこんなの。はるかだって困惑通り越して驚愕していたし。

 ソノイからの「また今度」が凄く嬉しそうなタロウ、勝負っていうかこれ遊んでいるだけなのでは?

「カブトムシのギイちゃんが帰ってきた」

 むかーしむかし。桃井タロウには友達がいなかった。ある日、大切に育てていたカブトムシのギイちゃんが飛んで逃げてしまったことを今でも覚えていて、いつか帰ってくると、今でも信じていた。

 タロウの弱点を陣に聞きに行った4人は、そんなエピソードを聞いてタロウに満面の笑みで言うのだ「カブトムシのギイちゃんが帰ってきた」と。

 いつも完全無欠で俺様ワンマンな桃井タロウが、物凄く狼狽して辺りの草むらを一心不乱に探し始めるのは、本当に心が傷んだ。きっとオトモたちも心が傷んだに違いな

 何だよその「しめしめ」という笑みは?! 何で武器を構えて背後からにじり寄るんだ!? 人の心がないんか?! オマエラニンゲンジャネエ!

「見たくないもの」

 一本取れる絶好のチャンスだったけど、タロウが負ける場面を見たくないからと寸止め。嘘だということを伝えた上で「ギイちゃんもう寿命的に死んでるよ」と無慈悲な真実を伝えるはるか。嘘をつけないタロウの中で、唯一「真実を分かっていても認めたくない」出来事だったのだろうが、こうして1つの思い出として昇華してあげたのは優しさでもある。

斬り捨てソーリー!

 そんなセンチメンタルなお話で終わるわけもなく、夏といえば海! 海といえばサメ! サメ映画は伝統芸能ってことくらい、アメリカじゃあ常識なんだよ! そしてサメにニンジャを足せば、多分世界初、天下無双のシャークニンジャだ! ↓世界初じゃなかった!!!!

 アメリカンドリームつかめるぜ!! ギターみたいに掻き鳴らす刀や、龍宮城を召喚しての変身などギミック満載で楽しいニンジャ。サメおなじみ背びれが迫る描写も有り、これは、サメの……ニンジャ!! 速いし強いけどまだまだ戦闘経験が未熟故に、タロウとジロウによって返り討ちにあってしまう。逃げるときは刀になって帰るのだが……中身が気になる。まさか、ギイちゃんの転生体!?(ない)

最後の勝利者

 結局勝負は有耶無耶に終わったものの、余計な人助けをしたタロウに起こったおばあさんの一撃で一本というオチ。なんだこれ!? 今までの苦労は何だったんだ?! って思ったけど、実はタロウが唯一油断するのって、助けている対象からの攻撃なのかもしれない。

じか~い じカイト?!

 次回は夏にピッタリ、幽霊を成仏させるお話。なのに何だそのバイクとドハデな衣装は?! ステイシーか!? ステイシーの服を意識したのか?! 何でそんな格好をしているのかもハチャメチャ気になるけどまた1週間待つぜ!

サポート1人を1億回繰り返せば音霧カナタは仕事を辞めて日本温泉巡りの旅に行こうかなとか考えてるそうです。そういう奴なので1億人に到達するまではサポート1人増える度に死に物狂いで頑張ります。