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篠笛とチェロで奏でる風弦DUO LIVE♪

篠笛とチェロで奏でる風弦DUO LIVE♪
2019.6.16(日)

朱鷺たたら(笛)と薄井信介(チェロ)でお贈りする
青葉のコンサート。
新緑の美しい季節、瑞々しい音楽の昼下がりをご一緒に。

open:12:00
start:13:00
入場料:前売り3.500 (当日4.000)
    学生 2.500 小人500
*一般社団法人日本篠笛協会会員5%割引

会場:神保町 楽屋
   千代田区神田神保町1-42-7 ソマードビル1F

お問合せ:神保町楽屋(予約順指定席)
http://rakuya.asia/ TEL:03・3518・9496

アクセス:JR水道橋東口より徒歩5分
     都営新宿線・三田線・半蔵門線「神保町」A5出口より徒歩3分
(水道橋に向かって歩き。オレンジ色の派手な接骨院を右に入ってすぐ)

昨年末に初ライヴをした笛とチェロのデュオライヴ、第二弾です。
チェロはわたし、とても好きな楽器です。
小学生のころ、学校公演で体育館にオーケストラが来てくれました。
夏だったと思います。
ちょうどチェリストの目の前に座っていたので、
ずうっと弓の運びを目で追っていました。
凄く優美で、暖かな響きに興奮して、なんと小学生女子は鼻血を出してしまったんですが・・。

それから、チェロやってみたいなぁ、とそこはかとなく思っていました。
中学生に進学する際に、音楽を専門的に習いたいと思い立ち、
けれども、弦楽器はもっと小さいころから始めていないと話にならん、と言われ、あっさりと諦めたのです。
今から思うと、チェロならまだ間に合っていたようですが・・・。

そういうわけで、チェロは大好きです。
チェロとじっくりと向き合える音楽をさせてもらえること、
とても嬉しく思っています。

みなさまに馴染みのある曲も、
日本のものから、西洋のものから、
そしてクラシックからも、織交ぜてぜてお贈りします。

オリジナル曲もいくつか聴いていただこうと思っています。
わたしのオリジナル曲は、日本の伝承の笛の音楽世界とは趣が違います。

けれどもよく思うんです。
「日本的」といっても、それってなんなのか、定義するのは簡単ではないなあと。
ましてや現代において、日々浸っている音楽の大部分は西洋音楽、
という暮らしをわたしたちは送っています。

現代の笛吹きから奏でられる音楽が、何十年、何百年前の日本に響いていた音楽でないのは当然ですが、それでも笛の音色のなかに感じられる先人たちの息吹、先人たちが見ていた景色、立っていた大地の香り・・・
そういったものを笛の音色が運んできてくれるような気配をいつも感じています。
以前、出口煌玲さんにわたしの曲の趣を「ゲルマン」と評していただいたことがあります。
妙に納得した想い出です。

薄井さんはクラシック出身のチェリストですが、ご自身がボーカルでバンドをやっていたりと、
(そのときは全くチェロを弾かないらしい)
異色の音楽家です。
高度なテクニックはもちろんのこと、通常クラシックではやらないアプローチにも、易々と乗ってくださって、その音楽性の幅広さと、人柄の良さがあふれ出ちゃった音色には、大変魅力を感じます。

二人とも日本人ですから、ゲルマン的なアプローチで歌おうが、
この身体から出てくる音はどうしたって日本になるでしょう。

5オクターブもの音域をもつチェロと
2オクターブ半の笛は、自然素材の楽器同志、相性抜群です。

穏やかな風
ときに激しく吹き荒れる風
新緑の柔らかな緑からこぼれる木漏れ日・・・

風景が立ち上ってくるかのような、音楽の景色のなかを
皆様と共に旅したいと願っています。

青葉の美しい季節
昼下がりのひととき。
皆様方のぜひのお越しをお待ちしております。


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