難攻不落……阿刀田高の「TO-BE小説工房」

大勢で食べるためにパーティー開けされたスナックは、ガツガツ食べ過ぎるのも卑しい気がするし、あまりに食べないのも感じが悪いので、ちょうどいい量を探りに探っているうちに、たいていの会はお開きを迎えます。

今日は、阿刀田高の「TO-BE小説工房」テーマ『キリン』の結果発表の日でした。朝一番、書店に走って公募ガイドを手に取り結果を見たのですが、惨敗。大コケしました。

テーマが『キリン』ということもあり、動物のキリンをメインに据えた作品が多くを占めるだろうということで、全然違う角度からヒューマンドラマを書いてみたのですが、惨敗。

大賞を獲った作品を読ませていただきましたが、人と動物と非現実をうまく組み合わせた作品で、なるほどな、と納得。『公募ガイド』に掲載のコンテストですので、もし機会があれば手に取ってみてください。

で、今回コンテストに応募した作品は『麒麟』という作品です。エブリスタの『妄想するショートショート』に新作としてアップしていますので、お時間ございます方は、ぜひ読んでみてください。

現実の中に非現実をプラスするのか?そもそも非現実を描くのか?

阿刀田高の「TO-BE小説工房」は、ヒューマンドラマの要素が強いコンテストだと思います。なので、真っ向から非現実を描いたショートショートでは突破しにくいと、個人的には感じています。

なので、阿刀田高の「TO-BE小説工房」用には、人間模様を意識した作品を書き、何度か入選させてもらっているのですが、まだ大賞を獲った経験がなく。難攻不落なコンテストなのです。

で、ふと考えました。

現実の世界の中に非現実をプラスするのと、そもそも非現実な物語を描くのは大いに違うということ。

個人的には後者のほうが好みで、そもそもそんな世界ってあり得ないだろ! って状況から、いかに世界観に没入してもらうかの勝負を挑むのが好きなのです。

ただ、今回のテーマで大賞を獲られた方の作品を読んでいると、現実の世界の中に非現実をプラスする、その非現実を調味料っぽく使う手法も、なかなか素敵だなと感じました。

ただ、ショートショートは長編小説と違って、圧倒的に文章量が少なく、作品の世界にどっぷり浸かってもらうことがとても難しい。だけど、ショートショートの破壊力を信じている僕は、どうにかして長編小説を読んだ後くらいの読後感を読者に残したい。

それを目指して執筆しているので、「おぉ」とか「なるほどね」くらいの感想じゃ満足できないんです。「おぉぉぉぉぉ!」とか「なーーーーーるほど!」とか「めっちゃえーーーーーやん!」とかが欲しくて。

で、そこを狙いに行くと、どうしても、阿刀田高の「TO-BE小説工房」で賞を穫れるような作風に仕上がらず、毎回苦心しております。

ただ、とは言っても、賞を獲ることはとても大切なことですし、狙いに行ってそこに作品を当てる気持ちで引き続き、阿刀田高の「TO-BE小説工房」を攻め落としに行きます。

次回のテーマは『窓』だそうです。書きやすそうなテーマのときほど、アイデア出しに落とし穴があるので、気を引き締めて挑みますー。

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