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ショートショートで主流エンタメに食い込んで行くには、どうすればいいのか?軸を変えなきゃエンタメの中心は狙えない。

20歳くらいまでは老けて見られがちだったのですが、その辺りから見た目があまり変わっておらず、今じゃすっかり童顔と呼ばれるようになった秋の気配が行ったり来たりの今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて。

果たして小説というジャンルは、『音楽・お笑い・漫画・アニメ・映画・動画』などの主流エンタメに食い込んで行けるのか?

を最近深く考えておりまして。

と言うのも、主流エンタメってやっぱり迫力があって、街のいたる所でそれをネタにした会話が飛び交っていると思うのですよ。「誰それのライブに行ってきたよ!」だったり、「最近のお笑いで誰が好き?」とか、「先週末、映画行ってきたよ」とかね。

でも、小説というジャンルは会話の中心に上ることがめったにない。もちろん、小説が好きな者同士が集まればそんな会話になるのは当然なのですが、「読む人だけが読めばいい」という風潮って、どこかあるような気がするのです。

で、それを変えたいんだ、ということをある著名な方に相談する機会がありまして。で、貴重なアドバイスをいただき、新しい試みをスタートさせることにいたしました。それが、インスタストーリーで超短編小説を公開する、というものです。

現在、毎日更新で140文字ぴったりの超短編小説をエブリスタで公開しているのですが、

これをインスタストーリーでもリリースしてみよう、という試みです。

師曰く、

小説よりもマンガ、マンガよりも映像、映像よりもVR、と、より刺激が強いほうがカバーは広がるのは当たり前なので、そこの割り切りはある程度必要。たとえば、ラジオはテレビほどのカバーをもうすることは無理なので、ちょっと軸を変える必要がある。

とのこと。

昨今、チャットノベル系などは若い層を中心にかなり人気が出ていたりして、そこには間違いなく火種があるわけですね。でも、成熟した「いわゆる小説」というシーンには既に火種はなく(斬新な作風や作家の話題など、面白いネタはまだまだ出てくると思いますよ。あくまでTikTokとかを凌駕するような火、という意味での火種です)、だったら、火種があるところに軸を移して仕掛けなければ、主流エンタメに食い込むなんて到底無理ということに気づかせていただいたわけです。

僕はショートショートというものを、皆さんの生活の中に浸透させたいわけで。当たり前のようにそばにある存在。新聞の4コマ漫画のように、毎日見てしまう存在に昇華させたいと思っています。

そのためには書くだけじゃダメ。世に出すだけじゃダメ。しっかりと認知してもらう行動を取らないと、「読む人だけが読む世界」から脱却できない。そう思い、インスタストーリーで書く読み切り超短編小説。何かしらの結果が出るまで継続して行こうと思います。

インスタグラムのアカウントはこちらから。


話は変わって。

先日、カザフスタンの方と話をしていたのですが、その方、日本語がペラペラで、お世辞抜きで日本人より日本語がうまい。どうやってそんな流暢な日本語を覚えたの? と聞くと、どうやら日本のアニメと漫画、だそうです。

以前にも日本のサブカルで日本語を覚えたという方と話したことがあるのですが、その方も同じように、日本語がペラペラ。お二人に共通して言えるのが、まず日本語のイントネーションがほぼ完璧。あと、表現力が豊か。この2点です。

勉強としての英語では、どうしても語彙だったり文法だったりを意識してしまいがちですが、アニメや漫画なら「表現」に意識が向くんですよね。だから、感情を伝えるためにイントネーションはとても重要だし、エモい言葉選びもしなければならない。結果、魅力的な日本語の使い手になれる、というわけですね。

少しおかしな話ですが、その手法を見習って、日本人が日本のアニメ・漫画の英語吹き替え・英語字幕で学ぶ、というのを試してみようと思い、早速Netflixを契約し、「ピアノの森」を観てみることにしました。

1度や2度じゃその効果はハッキリとは出ないとは思いますが、これを継続し、「日本人より日本語うまいやん!」という海外の方のように、感情を伝えるための語学を身につけて行きます。

さてさて。

先日、小説投稿サイトエブリスタで「あの子がいなくなった」というテーマのショートショートコンテストがありましたので、新作を発表しました。

今回は学生生活において残酷なまでに感じる、自分の性格上のコンプレックスや叫び出したい本心というものをテーマに掌編小説を執筆。ヒューマンドラマなショートショートに仕上がっておりますので、3分ほどお付き合いいただける方はぜひ、ご一読くださいませ。


▼ショートストーリー30作品を収めた電子書籍を出版しました!

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