すべての子どもたちに読んでもらいたい。未来を生きるために備えておかねばならない普遍的な考え方。『新・魔法のコンパス - 西野亮廣』【書評】

「世の中は驚異的なスピードで変化している」
と聞いて、どれだけの人がそれに反応するだろうか? きっと多くの人は世の中の変化なんて自分には無関係だと思ってやり過ごすんだろうな。

なぜなら、知らないことは無いことに等しい。これだけ生き方や働き方が根底から変化している時代に、多くの人は数年前と同じ景色を見て生きている。

単行本の『魔法のコンパス』が発売されてから、およそ3年。今回の『新・魔法のコンパス』は、単に魔法のコンパスが文庫化されたわけではなく、全編完全改訂されています。

その理由はわかりますよね? 3年前の常識はもはや今では、古くなっていたり変化していたり消滅していたりするからです。

本作では「お金」「広告」「ファン」をテーマに、普遍的な「生きていくための考え方」が示されています。夢を追う人はもちろんのこと、現代を生きていくために、すべての人が知っておくべき必要な考え方ですね。

対象年齢を「小学生高学年以上」とする新・魔法のコンパス。読後、なるほど、子どもたちにはぜひ読んで欲しいと納得。なぜなら、未来を生きるために備えておかねばならない考え方は、学校ではぜったいに教えてくれないから。

こういった知識がもっと若い頃から備わっていれば、きっと多くの人の未来は違っていただろうな。もっといろいろなことに挑戦できただろうな。だから、これからを生きる子どもたちには、「生きていくための知識」をたっぷりと身につけて、たくさんのことに挑戦して欲しい。

西野亮廣からのそんなエールが聞こえてきそうな本作。

もちろん、大人にも未来はある。だから、今という位置を正しく認識して、そこから未来を見据えるべきだ。で、その足場は、多くの情報を収集し、世の中を正しく判断できる下地がないと見定められない。そして、そうなるためには、かなりの努力が必要。

「みんな努力くらいしてるよ」

そう思うかもしれません。でも、正しい努力ができていますか? その努力が正しくなければ努力という過程は生まれるけれども、結果は出ない。じゃあ、正しさってどうやって測るの?

キミが持たなきゃいけないのは学校で買ったコンパスじゃない。
どれだけ地図が描き変えられようとも、キミの行き先を指してくれる『魔法のコンパス』だ。

本著を読めば、今の世の中ってこんな風になっているんだと実感できると思います。携帯電話すらなかった時代には、スマートフォンを片手に、どこにいても旅行の予約ができたり、海外の書籍を取り寄せたりできる未来なんて、誰も想像できなかったと思う。

じゃあ、あなたが見ている今は?
もしかすると、あなたが知らないだけで、あなたの想像すらしない世界が既に当たり前になっているのかもしれません。

生き方・働き方という点から、現代の知を手に入れられる本作。興味のある方はぜひ手に取ってみてください。

前作『魔法のコンパス』はこちら。

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書評

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