「子育て+スマートフォン」の考え方について。スマホとの付き合い方をどう考えるべきか。

「ああ、もう完璧に成功した!」と思える日まで、自室にエアコンを付けないことを誓ったがために、夏場はとにかく地獄。「暑さに耐えるストイックな自分」という自己演出が覚めてしまったら、きっと音を上げてしまうだろうな。

はい。

子どもにスマートフォンを持たせている家庭も多くなり、子育てとスマホの在り方について考える機会も増えているんじゃないでしょうか。近々、そういったテーマでセミナーを開いてみようと思っていますので、事前にちょっと考えてみたいと思います。

旧来思考と今の思考の境目に存在するスマートフォン

セミナーのテーマは、「子育てとスマートフォン」にしようと思っています。

現在、子育て中の親御さんたち、幼児から小・中・高校あたりのお子さんをお持ちでいらっしゃる親御さんたちが対象で考えています。

今を生きている親御さんたちの多くは、実際、現代に則した家庭内教育じゃなくて、旧来の家庭内教育をベースに子どもと接しているように思います。なぜなら、親御さん世代が、正しく「今」を理解していないから。

未だに学歴を意識し、勉強を詰め込み、いい高校、いい大学に入学させるべく、勉強に熱を込めない子どもを叱責したり、成績の悪い我が子を優秀な生徒と比べて責めたり。

もちろん、学歴がないとスムーズに立ち回れない場面も、日本には存在することは否定できません。ただ、あるに越したことはないにせよ、それがあれば生きていけるという時代じゃなくなりつつあるのも事実です。

なので、学歴を意識したそういう考え方って、めちゃくちゃ旧来思考だと思うんですよね。

で、旧来思考と現代に則した思考の境目に存在するのがスマートフォンだと思うわけです。

用意したレールの先に何が待っているのか大人も分かっていない

今や、当たり前のように人々が触れているスマートフォン。数年前から考えると、これって全然当たり前じゃないんですよね。いわゆる、情報革命が起こっちゃってるんです、気づかないうちに。

スマートフォンひとつあれば、生き方の可能性も広がりますし、たくさんの出会いの機会を創出することも可能。気軽にクリエイティブすることもできますし、それを世に広めて知名度を上げることだってできる。

親御さんたちは、「スマホばっかり触ってるとバカになるんじゃないだろうか?」「スマホを通じて危険な目に遭うんじゃないだろうか?」「子どものスマホ利用に監視が必要なんじゃないか?」「利用時間を制限したほうがいいんじゃないだろうか?」

そんなことを考えている人も多いはずです。でも、これからの世の中、スマホが世の中から消えることはありません。それ以上の機器が登場することはあっても、この種の道具が世の中から消滅することはないでしょう。

だとすると、「スマホは絶対に必要」という前提で子どもの未来を考えてあげなければなりません。

マイナスのことばかりに目が行きがちですが、じゃあ、事故に遭わないようにするためには、車に乗らないほうがいいよね。インフルエンザにかからないようにするためには、外出を禁止したほうがいいよね。日本より犯罪率の高い国は危険だから、海外には行かないほうがいいよね。極論、そうなっちゃいます。

だから、親御さんにとって一番大切なのは、子どもたちにはどんな未来が待っているのかを、親御さん自身が思考する能力を養うこと。スマホを通じて何が実現できるのかを深く知ること。親が敷いた旧来のレールの先には何も待っていないことを、親自身が描けるよう情報収集すること。

そういったことを疎かにしたまま、旧来通りのレールを敷き、その上を歩ませることは、大人としてすごく無責任だと思います。

親の役目は選択肢を与えることだけ。だったらまずは大人が、選択肢について知らなければならない。

少子高齢化が進み、日本の未来はどんどん明るさを失っている昨今。将来の保障はますます薄くなっていきます。インバウンドをはじめ、労働力確保のために外国人もたくさんやって来ます。治安のいい日本と言われていますが、景気が悪化すれば日本人が起こす犯罪だって増えていくことでしょう。

とにかく、何もかもがこれまでの姿と変わっていくんです。

そんなことを言うと、「今までの時代だって、変化を続けて来たから大丈夫でしょう」なんて反論されるかもしれませんが、情報革命以後の変化は、過去とは異質の変化が生じていくんです。正直、これまでの知識や成功例なんて、まったくアテにならないくらい、変化していくんです。

だとすると、親の世代に得た教訓だったり勝ちパターンだったりはもはや通用しないわけで、そうすると親が敷くレールは、高確率でピントがズレているということになるんです。

そんな中、親ができることはただひとつ。子どもにひたすら選択肢を与えてあげること。スマホを持つ子どもたちは、大人よりも遥かに速いスピードで思考を成長させていきます。情報収集のスピードだって、大人の比じゃありません。

自分で調べ、自分で考え、自分で判断する能力を、子どもたちは自分で養っていくわけです。

だから、チャレンジしたいことには機会を与えてあげる。興味を持ったことは全力で取り組めるようサポートしてあげる。子どもが選択したいと思ったことのすべてに手を伸ばせるよう、選択肢を用意してあげることだけで、親としては充分なわけです。

ただし、旧来の選択肢なんて提示しようもんなら、またしても子どもにとって害悪な存在になってしまいます。親自身も、世の中にはどんな選択肢があるのかを正しく思考できるよう、たくさん情報収集し、これまでの常識を疑い、その目を養っていくことは必要不可欠なわけです。

特に、これからのお金については、考える機会をたくさん設けてあげてください。これまでの在り方や価値から、完全に変化してしまったのがお金。生きていくには不可欠でありながら、正しく理解していないと生き方を誤ってしまうのもお金です。親子共々、考える機会を設けてみることをおすすめします。

▼キングコング西野亮廣『新・魔法のコンパス』は、お金について考えるいい機会を与えてくれますよ。

スマホのセキュリティ問題は親と子の距離が解決する

スマホを使っていると事件に巻き込まれたり、悪い情報に手を伸ばしたりして危険だ。と考えている人も多いですよね。

個人的には、見せない・触れさせないという教育ではなく、見ても大丈夫・触れても大丈夫なように、親子関係を盤石にすることが解決策だと考えます。

親と子のコミュニケーションが充実していれば、自ずと会話も増えるでしょうし、隠し事をしない関係だって構築できるはずです。子どもがコソコソと隠れるようにスマホを見ているなら、そこには親と子の距離が存在すると考えてもいいはずです。

また、親も子どもにもっと興味を持ち、子どもが見たり楽しんだりしているものに興味を示し、実際にそれを自分でも楽しんでみる。そうすることで、「親には話さない・親とは共有しない」という距離が埋まりますし、それだけ親子の距離が近づいていれば、子どもが何かに巻き込まれそうになっても、すぐに相談してくれるでしょうし、救いの手を差し延べてあげられる。未然に防ぐことだってできることでしょう。

だから、子どもの可能性を狭める選択肢を選ぶのではなく、子どもの可能性を拡げてあげる選択をする。そのうえで、自分には何ができるのだろうかと思考を巡らせることで、各家庭での「子育てとスマートフォン」の考え方が確立されていくのではないでしょうか。

みたいなことをセミナーで話しようと思っていますが、もはや大半を語ってしまったので、これを読んでいただければ、もう来場いただく必要はなくなりそうでーす。

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