見出し画像

【2022】常盤ヶ丘幼稚園(杉並区)の口コミ

杉並区の常磐ヶ丘幼稚園の口コミを書きます。忖度なしで、子供を通わせた結果、率直に感じたことを書きます。関係者の方、問題等何かございましたらコメント欄にてご指摘ください。場合によっては速やかに削除します。

幼稚園口コミサイトには2018年以前の情報が掲載されています。
が、実は常盤ヶ丘幼稚園は2019年春に前園長の丹羽みどり先生が引退されたことに伴い、全ての先生が入れ替わっています。古い情報はあまり参考にされない方が良いと思います。

常盤ヶ丘幼稚園 基本情報

園長:住元典之(すみもと のりゆき)先生
ホームページ:https://tokiwagaoka.ed.jp/
基本教育時間:9時30分から13時30分(水曜日のみ11時30分)
所在地:〒168-0072 東京都杉並区高井戸東3-5-23(京王井の頭線浜田山駅から徒歩7分)

教育方針:
明かるく、素直で、上品な子に………。
元気が良く、伸び伸びと、上品な子に………。
誰とでも仲良く、思いやりのある子に。………。
何事もしんぼう強く、最後までがんばれる子に………。
花を愛し、音楽を好み、詩情豊かな子に…………。

常磐ヶ丘幼稚園の教育の特徴

杉並区に存在する幼稚園の中でもブッチギリで地味だと思う。おまけに、ホームページが致命的にダサい(ごめんなさい)。 特徴はあるが、それが言語化されていない。そのため、保護者間の口コミが発生しにくい(「いい幼稚園よ~」くらいの会話しかなされない)。結果、幼児教育・保育の無償化で、ただでさえ子どもが保育園に集中していく時代の流れの中で、「プレゼンテーション能力」を重視する幼稚園、「身体能力」を重視する幼稚園、「協調性」を重視する幼稚園など、わかりやすい特徴を訴求する幼稚園に園児を奪われている模様。

しかし、私は長年教育現場に携わり、小学校高学年〜高校生やその保護者と現場レベルで接している。そんな立場だからこそ言えることがある。それは、子どもは年齢が小さい時ほど、能力ではなく心に重点を置いて教育をすべきだということ。
※私自身が、小さい頃に心の教育をおざなりにして英才教育を施し、年齢を重ねるにつれて潰れてしまった子どもたちを山ほど見て来た。(幼稚園の時点で正負の計算ができ、トリリンガルで将来間違いなしと言われた神童が、偏差値40の大学に甘んじた例もある。)

その点、ここまで自己肯定感をベースにして心の教育を施すことで、「生涯にわたって残る力」「これからの日本社会・国際社会を生き抜いていく力」を授けてくれる園は稀有な存在。行かせて良かったと心から思っている。目に見えて子供に心の成長(付随して能力の成長)がある。

表面的な「能力」は「心」や「人格」という土台あってのもの。幼稚園で「能力」にフォーカスした教育を行っている幼稚園は多いが、そういった幼稚園の説明会に参加したところで、教育に携わっている自分からすれば、ピクリとも心は動かなかった。でも妻を含め、周りの保護者は他の幼稚園の説明会で大いに感動していた。
その点、常盤ヶ丘幼稚園の説明会は地味。おまけに抽象的。(たびたび申し訳ない・・・)でも、真に「心」「人格」にフォーカスされており、「大人になった時に必要な事を、先生方が理解され、教育をされている」ということが分かり、自分はとても魅力的に感じた。

この記事をご覧の保護者の方も、想像してもらえれば分かると思うが、
例えば小学校高学年で習い事を始めたとして、「ぐんぐん伸びる子」「伸び悩む子」のように明確に差が出る。「ぐんぐん伸びる子」は「伸び悩む子」の1〜2年の努力を、ほんの数ヶ月で軽く凌駕する結果を出す。遺伝だとか、親が優秀とか言われることもあるが、それは違う。それは「自己肯定感」や「心の成熟度合い」の差であると断言できる。自分は親として、幼児期は能力を伸ばすよりも、後々に「能力が伸ばせる土台を作る時期にしたい」と決意して関わってきたので、常盤ヶ丘幼稚園の考え方とはとてもマッチしていた。妻も入園後、「通わせてよかった」が口癖になっていた。

■モンテッソーリ教育
 → モンテッソーリ教育と言っても、カリキュラムはほぼ、モンテッソーリではない。日々のカリキュラムは、この時間はみんなで集まって話を聞く時間、歌を歌う時間、お仕事をする時間、のようにある程度決まっている。故に、意識高い系時々パワー系保護者が求める、「モンテッソーリ教具の中で完全なる自由を与え、想像力・創造力をぐんぐん伸ばしましょう」的なもりもりモンテッソーリ教育ではない。そこに目くじらをたて、「こんなのモンテッソーリじゃない!!!」というネット上のクチコミがある。が、そのような表面的なモンテッソーリを求める保護者は、むしろ向いていないと思う。
 → モンテッソーリ教育とは、「子供は自分で伸びるもの」という考え方自体を指す言葉。であるから、大人は必然的に「見守る人」になる。先生方はそれを見事に体現してくださる。この役割を愚直に実行してくださる幼稚園であるからこそ、下手なモンテッソーリかぶれの幼稚園よりよほど良い。
先生方はあれこれ口出しをすることはなく、子供たちはのびのびと遊びに、勉強に、お仕事に精を出している。子供がやりたいことに没頭する中で、穏やかさや集中力、忍耐力、想像力、創造力が身についており、人の話が聞ける人間になる。
我が子は入園時、落ち着きのなさMAXだったが、通って2年で見違えるほどじっと座って人の話が聞けるようになった。
(うちの子だけでなく、常盤に年少から通っている子はほぼ全員がそうなる。)

集大成として、年長時に陶芸(有名な陶芸家の先生による)、ぬいさし(本物の針と糸を使った縫い物)、木琴の演奏などがある。入園時にそれを知ることになるが、年少時の我が子には縫い物など絶対にできないと思っていた。笑 指に針を刺しまくって、泣き喚いて、「もうやりたくない!」と言って放棄する未来が見えていた。でも常盤ヶ丘に通う中で自然と忍耐力を身につけ、集中力を養い、ちゃんと先生の話を聞いて縫い物を完成させてきた時には感動を覚えた。

 → ママ友・パパ友が集まっている時に、常磐ヶ丘の園児と話をすると、手を止めて、目を見て話を聞いてくれる子が多い。我が子もそうなっている。モンテッソーリ教育のおかげで、人間としての基礎・基本を確実に育てて頂いている。

 → ただし、「大人は見守る人」「子供は自分で伸びる」ということを理解していない親が一定数いるよう。そうすると、家と幼稚園の指導方針がチグハグになる。1つの教育観を元に、芯の強い子供を育てる重要なタイミングにもかかわらず、異なった2つの教育観に晒され、かえって悪影響になってしまう。先回りして指示をせず、何でも経験をさせてあげるよう、園長先生も保護者に訴えてくれる。そういう意味で、合わない人にはとにかく合わない。保護者にも、子供と同様の成長が求められる幼稚園と言える。

■情緒教育と言語習得
 → まず流行りの歌などは歌わない。90代のひいおばあちゃんが、かろうじて聞いたことがあるかも?という歌を園児が歌う。それだけに歌詞が非常に情緒的で曖昧であるうえ、歌詞の意味をちゃんと園長先生が解説してくださるから、そういった語彙を獲得できる。例えばこういう歌↓

こういった教育により、日本語を第一言語とする人間特有の曖昧思考と論理思考の行き来が出来るようになる。散歩中に、我が子が「パパ、亀が『悠々と』泳いでいるよ」と言ったことがあった。どこで習ったのかと聞くと、幼稚園で習ったそう。

 → 歌だけではなく、園長先生が園児向けにお話をしてくださる内容も非常に効果的。例えば、夏の空を見て「入道雲」という言葉には「入道」と「雲」という言葉が入っており、「入道」とは「お坊さん」を意味する言葉だよ、「お坊さんの頭みたいな雲ということだね」ということを教えてくれる。おかげで、言葉や言葉のつくり自体に非常に興味を持つようになり、語彙力が見違えるほど増えた。犬の「雑種」という言葉も、勝手に「雑」「種」という言葉に分け、「雑=様々に入り混じった」「種=種類」ということを理解し、「雑誌」や「雑草」など「雑」が付いている言葉に応用して理解できるようになった。語彙量が豊富になるのはもちろんのこと、物事の理解は進むし、暗記の際の頭の使い方にとても効果的だと思う。

 → 言語習得が人格形成に与える影響を考えれば、本当に素晴らしい教育だと思う。語彙力=思考力というのは正にその通りで、常盤ヶ丘の子どもたちは大人の話を一生懸命理解しようとしてくれる子ばかり。

 → それだけでなく、歌に関して言えば歌詞に合わせてここは小さい声で、ここは大きい声でなど、抑揚までつけて歌うようになっている。歌詞の意味まできちんと理解させて歌を歌っている。おかげで園児特有の「絶叫歌唱」を、常磐ヶ丘幼稚園で聞くことはできないが、それ以上の情緒的、言語習得的恩恵が大きいと感じる。

 → 積極的に外で遊ばせる。というのは、エアコンの効いた部屋で「寒い」「暑い」といった極端な感覚しか知らない子が多いので、日差しが「暖かい」、風が吹いていて「心地よい」という「感覚」を体感させてくれる。また、それがわかるように、園長先生が一生懸命子どもたちとコミュニケーションをとってくれる。

 → さつまいもの絵を書いてみましょう、という授業があった。見たものを感じたままに表現する、大人の価値観を押し付けない、紫を使う、など、当たり前を押し付けない。出来上がったものを展示会で張り出してくれて、積極的に褒めてくださる。情緒的にも大変素晴らしい教育だと思うし、自己表現に自信が持てるようになる。

 → 運動会は流行りのJ-POPなどはかからない。リレーですら無音(笑)大勢の保護者の前で踊ること、歌うこと、周りと行動を合わせることなど、様々な教育的要素の入り混じった教育的機会と捉えて下さっている。おかげで地味(ごめんなさい。)だが、このように1つ1つのイベントにたくさんの意味が込められており、それを乗り越えるだけで顔つきがガラッと変わるほどの成長をさせてくださる。

■リスク教育
 → ブランコの周りに柵がない。聞けば、わざとそのようにしているそう。モンテッソーリ教育にも通ずるところがあるが、何をしたらどうなるか?を大人が考えて先回りしたところで、子供の危機管理能力は育たない。同様の理由で、池があるが、周りに柵がない。大丈夫か?と心配になるが、ブランコにぶつかって怪我をしたとか、池に落ちたとか、そういう話は一切聞かない。

 → 同様の理由で、笑ってしまうほど高い滑り台がある。が、誰が落ちたとかそう言う話は聞かず、順番を守って争わず遊んでいる。

 → 幼稚園に見学に行ってみると驚くことがある。幼稚園バスが動く時に「ピー、ピー」と音がするが、その音に反応して、全園児が動きを止める。我が子と散歩をしても、大型車の「ピー、ピー」という音が鳴ると我が子が立ち止まる。でも、道の真ん中だろうが条件反射的に止まるので、その辺は親のフォローが必要だと思う。

 → リスク管理に関しては、子供に経験させるのではなく、先回りして子供に安全な環境を確保させようとする親があまりにも多いよう。園長先生も保護者会で何度も訴えている。

 → 子供は未熟な生き物。小さいうちは親が先回りして動いてやってナンボだ、という人には合わない。(そういう人は、どこかで子離れのタイミングを掴んで欲しいと切に願う。)

 → 意外なことに現園長先生はテレビゲームすらも否定派ではないそうだ。(積極的肯定派ではないが)どちらかというと、テレビゲームのような面白く夢中で没頭できてしまうものは、スマホやゲームに夢中になって、勉強がダメになってしまう小中学生が山ほどいるように、ある程度成長してから与えてしまうと人生を破壊しかねない。むしろこの時期にあえて触れさせ、ご飯の時間、お風呂の時間など「やめるべき時」になったら中断をするタイミングを本人に委ね、「やめ方を学ばせる」ことの方が大事だとおっしゃっていたことがあった。自制心を学ぶという観点では私も大賛成で、大変素晴らしい考え方であると感じた。

■縦割り教育
クラスが4つあり、それぞれのクラスに年少~年長までが混在している状態となる。年上の子が年下の子の面倒を見る、ということが当たり前に行われている。人見知りの子も、先生に促され、年下の子に話しかけたりする。年下の子がそれに応じることで、子供にとっては大きな成功体験になり、自動的に面倒見の良い子が出来上がる機会がふんだんに用意されている。上述のリスク教育も、年長の子が年少の子に教えてあげる場面をよく見かける。我が子は年少時、「幼稚園に行きたくない」病を発症したものの、この縦割り教育のおかげで年長さんと仲良くなり、「幼稚園に行きたい」とまで言うようになった。また、ホールに集まっての歌やまりつきなどは、年下の子が年上の子の様子を見て学ぶ、ということも行われている。

本来「年長だから」という役割の押し付けは、家だろうが幼稚園だろうが教育上良いことではない。しかし常盤ヶ丘幼稚園の場合、先生が役割を押し付けることなく、この歴史ある縦割り教育によって、年長さんたちの中に年長者である責任感や誇らしさが生まれ、それが「年長だから〜しないと」という自発的な行動や自制心へと繋がっている点が驚くべきほど素晴らしいと感じた。(我が子はシャイで、公園で子供たちが遊具に群がっているのを見るだけで逃げ出すほどなので、縦割り教育に多少の心配はあったが、常盤ヶ丘ではちゃんと年少の子たちの面倒を見ているとのことで、大変驚いた。)

■体育教育 ・・・ まりつき
常盤ヶ丘の体育教育といえばコレ。年少時から1人1つ「まり」を持たされ、これまた古風な音楽に合わせてまりつきをする練習をする。しかも意図的に少し空気が抜かれていて、大人でも結構な力を入れないと弾まない。このまりつきは基本的に学年ごとに行われ、使用する音楽は同じものの、曲の長さやまりのつき方が段々と高度になってくる。(片足ずつジャンプしながらまりをついたり、しゃがんだり、手を交互についたり)一度、こどものまりを借りてやってみたが、空気が抜けていることもあって大人がやってもめちゃくちゃハードで、終わった後は息切れする程である。これを幼稚園では、園児が当たり前のように行うので、一見地味に見えて実は高度な体育教育のようだ。年少のうちはどの子もうまくまりがつけず、1回ついては明後日の方向にボールが飛んでいってしまい・・・というのが当たり前の光景だったが、年長ともなるとほとんどの子が上手にまりがつけるようになる。
常盤ヶ丘といえば「歌」のイメージだが、このまりつきも常盤ヶ丘の教育を象徴するものだと思う。空気が抜けたまりを、手元に戻ってくるまで強い力でつくための筋力、ちょうどいいタイミングでまりに触れるための動体視力、まりつきの最中の動きによる全身運動など、子供の身体にとってありとあらゆる力を伸ばしてくれる活動だろうと思う。
他の園に通っている友人に、まりつきの動画を見せると「こんなのレベルが高すぎる(笑)」と驚かれてしまうほど。

■まとめ
モンテッソーリ教育、つまり「子どもは経験を元に、自分で成長したい時に成長する」という価値観を見事に体現されている。その中で唯一大人が口出しをすべきリスク管理(子供の健康、安全)に関しても教育が行き届いており、本当に素晴らしい。私は教育現場に携わるものだが、まさに今の子どもに足りないことを教えてくださっていると感じる。通わせているだけで、我が子の自己肯定感の高まりを肌で感じる。幼稚園に通わせるのだから、「保育」ではなく「教育」を求めていたので、私は通わせたことで心の底から良かったと思っている。

でも、それを理解されていない保護者が非常に多いらしい。(常磐ヶ丘の保護者が悪いのではなくて、時代からしてそういう保護者が多いという意味です。) 園長先生も直接的な表現では言わないが、再三保護者会や手紙で遠回しに注意をしてくださる。が、いい加減辟易していらっしゃると思う。いい意味で時代にあっていないことをしているのだから、このスタンスは今後も変えないで欲しい。保護者も一緒になって成長する必要のある幼稚園、それでいいと思う。

常磐ヶ丘幼稚園のデメリット

■園からの報告が少ない
他の幼稚園にある日誌のようなものは存在しないため、子供の言がほぼ全て。(連絡帳はあるものの、日次で先生がコメントを書いてくれるようなものではない。)
自分の未熟さ故だが、子どもがすり傷、切り傷をして帰ってきても、報告が無いことが多いので、特に年少の頃は心配になることが多かった。が、年中・年長ともなると気にしなくなってきたので問題なし。
※さすがに大きめの怪我や、子供が泣くほどの事象については報告をくれる。
親側の、「子離れ」を試されていると考えれば、こちら側の試練だとも言える。笑

■予定変更や集金など、事務連絡系が雑かなと感じる
保護者会の日が突然変更になったり(コロナ時は仕方がないがそれ以外もあった様子)、写真代を納入くださいという連絡がゲリラ的に来る。
ある程度お金に余裕があったり、母親が専業主婦であることが前提にあるようだが、その点は一部保護者からは不評のよう。事務連絡系を紙面で行っていることが要因として挙げられると思うが、LINEグループなど活用してみると良いと思う。運営手段まで旧来的である必要性は無いと感じることが多い。

■いい意味で小学校で浮く
常磐ヶ丘の子は優しく穏やかで話が聞ける子が多いので、小学校からも評判が良いらしい。そのため、他の幼稚園や保育園出身の、他の子達をみて圧倒されるケースも多いようだ。場合によってはいじめられたり、という話も聞いた。いい意味でも、悪い意味でも、ワイルドな子・タフな子にはなりにくいが、それは幼稚園に求める物ではないかもしれない。

■いつでも見学可能
メリットでもあるが・・・つまり部外者がいつでも入れる環境にあるということなのでは・・・? このご時世には親としては心配になる部分ではある。

常磐ヶ丘幼稚園の親

・比較的年齢層は高め(30代後半〜40代中心、50代の方もいらっしゃるよう)
・教育には熱心な方が多いよう(だからこそ小学校受験のために塾に放り込んだりと、幼稚園の方針とズレが生じやすいように感じる)
・ママ友間のいじめとか、そういうくだらないことは起きない
・幼稚園帰りによく公園に集まって遊んでいる。変にムラ意識を作ることは無く、基本的には誰でもウェルカムな方が多い
・子供に習い事をさせている方が多い
・共働きの方もいらっしゃれば、専業の方もいらっしゃるが、割合は専業の方が多いように感じる
・昨日は朝まで飲んでましたー のような人種の保護者に出会うことはない。必然的に子どもも、理由もなく暴力を振るうような子はほぼいない。
・子供同士のケンカや事故(ぶつかった、等)で、すり傷などの怪我を作っても、全然大した怪我ではないのにわざわざご丁寧に連絡を頂く事が何度かあった。良識のある方が多い印象。(他の幼稚園では、親が謝罪すら出来ない、したがらないなどが原因でトラブルに発展したケースをよく聞く。)

常磐ヶ丘幼稚園の先生

・2019年に就任された今の園長先生は教育理念も人格的にも大変素晴らしいと感じる。それだけに、保護者方との意識のギャップが大きい。
・2018年度で前の園長先生が退任され、全先生が交代となったのは大事件だった。
・2019年は全ての先生が新人だったので、未経験で新卒っぽい(聞いた話)先生のクラスは多少騒がしかったりもしたが、今は問題はなさそう。
・(あくまでネット上の口コミだが)以前は先生方の間でいじめがあったりしたそう。今はそんな様子は微塵も感じない。
・(あくまでネット上の口コミだが)以前は体罰もあったそう。今は全くない。機嫌が悪くなって荒っぽくなってしまう子も、絶対に言葉で諫めてくださる。落ち着きのない子も個性と認め、必ず1人は先生が付き添ってくださる。
先生同士の雰囲気が良く、職員室では談笑する声も聞かれるそう。
全先生が、全生徒の顔と名前が一致している。名札を見なくても「○○ちゃん、こんにちは」と挨拶をしてくれるので、ものすごい受容感を感じる。
・モンテッソーリ思想にムラがない。余計な口出しをせず、見守ってくれるのは本当に素晴らしい。
・よく褒めてくれる。本当に褒め上手だと思う。褒め方も上手。「褒める」と「認める」の違いをよく分かっており、効果的に使い分けていてとても高度な印象。
みなさん笑顔が素敵すぎる。
・ママが恋しい、今日は行きたくないと、門前で号泣している子に、場合によっては一日中寄り添ってくれる。
・個人面談があって、その際に性格的な課題を指摘してくださり、「もっと○○だったら良い」というアドバイスをくださる。全くもってごもっともな内容。だが、そもそも我が子がなぜそういう性格なのかの背景が押さえられていないため、的外れ感を少々感じたことも。でも納得いかなければ徹底的にお話の場を設けて下さるので安心。

常盤ヶ丘幼稚園Q&A

Q:何時から何時までが教育時間ですか?
A:基本的に9時30分から13時30分が通常の教育時間です。水曜日のみ11時30分まで(お弁当ナシ)です。(学期の始まりなどは11時30分までの午前授業)

Q:給食はありますか?
A:ありません。お弁当が基本です。

Q:預かり保育はありますか?
A:毎週火曜・金曜は、依頼すれば16時まで延長保育をしてくださいます。

Q:イベントは何がありますか?
A:4月に春の遠足、6月に父親参観日、8月はお泊まり会(年長の希望者のみ2泊3日)、10月に運動会・秋の遠足、12月に作品展示会、3月にまとめの会(まりつき、ダンスなどの発表会)、卒園式があります。

Q:クラスは何クラスありますか?
A:縦割りの4クラスあり、それぞれのクラスに年少から年長が混在しています。

Q:バスは出ていますか?
A:1日に2便出ています。バス代が別途かかります。

Q:徒歩通園は可能ですか?
A:可能です。9時を目安に登園します。

Q:保護者会はありますか?
A:原則として月に1度あります。

Q:PTA的なものはありますか?
A:ありません。

Q:制服はありますか?
A:ありませんが男児はズボン、女児はスカート、キャラクターもの禁止(持ち物も)という規定はあります。

Q:常盤ヶ丘幼稚園のコロナ対策は?
A:園内のいたる所にアルコール消毒液の設置、先生による頻繁な手指の消毒、窓の開放、先生方の口元の見える特殊な不織布マスクの着用、園児のマスク着用(ちゃんとマスクを着けているからすごい・・・)です。

Q:どんな人が常盤ヶ丘幼稚園に通わせるといい?
A:私が上述した通り。
・モンテッソーリ教育の本質に賛同している
・保育ではなく、あくまで教育を受けさせたいとお考えである
・子どもと共に親も成長していく必要性を感じている
このような保護者が常盤ヶ丘にぴったりだと思います。

Q:入学試験はどんな感じ?
A:簡単な面接があります。でもその面接の受け答えはそこまで審査対象としていないと思います。うちの子がボロボロだったから。(笑)どちらかというと保護者が、モンテッソーリ教育をベースにした幼稚園の考え方に則しているかどうかを審査されると思います。

Q:体罰があるって本当ですか?
A:2019年以降の園長先生のもとでは、先生による体罰の話は聞いたことがありません。


おねがい

常盤ヶ丘幼稚園の関係者の方
2019年以降に常盤ヶ丘幼稚園にお子様を通わせた方

「事実と違うことが書かれている」「この観点でも是非文章を書いて欲しい」「うちの子は幼稚園でこんな良い・悪い経験をした」「うちの子はこんな風に成長した」などございましたら、コメント欄にお寄せください。

常盤ヶ丘幼稚園に通わせたいが、こんなところが気になる、といったコメントも、わかる範囲でお答えさせて頂きます。

もし記事が参考になりましたら、ハートボタンをお願いします(^人^)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?