♯017 退院後の環境を整える

精神科での入院治療を経て、「そろそろ退院を…」となったとき、家族は「退院後の環境をどうするか」について、考える必要が出てくるかと思います。

まず大きく分けて、「家族と同居するのか、しないのか」という選択肢があります。家族が本人を支えられるのであれば、それに越したことはありません。しかし、もともとの家族関係が悪かったり、親子が共依存の関係に陥っていたりするのであれば、親子が距離をおける方法を模索すべきでしょう。

もっともその場合、本人がそれを望んでいる(または、家族が説得できる)ことが大前提ですし、受療中断しないために、第三者のサポートをどう得るか、ということも考えていかなければなりません。

本テキストでは、退院後の環境について、弊社の経験から重要とするところを述べていきたいと思います。なお、障害には身体障害・知的障害・精神障害の三つがありますが、障害の程度により、必要とされる公的支援も変わってきます。ここでは、精神障害者が主に利用している公的支援をもとに解説します。

この続きをみるには

この続き:3,517文字/画像2枚
この記事が含まれているマガジンを購入する

本人を精神科医療(入院治療)につないだあと、大切なことは本人が病識をもち、退院後も治療を継続できるよう(また、健全な生活が送れるよう)...

または、記事単体で購入する

♯017 退院後の環境を整える

(株)トキワ精神保健事務所

200円

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

5

♯012~♯019 まとめ

本人を精神科医療(入院治療)につないだあと、大切なことは本人が病識をもち、退院後も治療を継続できるよう(また、健全な生活が送れるよう)環境を整えることです。そのために、入院中から準備しておくべきことをまとめました。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。