TOKO【不登校・HSC子育てモチベーター】

子どもの不登校をきっかけに世界の見え方が180°変わった/必要なのは、ママの安心感/親…

TOKO【不登校・HSC子育てモチベーター】

子どもの不登校をきっかけに世界の見え方が180°変わった/必要なのは、ママの安心感/親育ちコミュニティmomcom主宰/息子・娘はアンスクーリング中/タッチカウンセラー/子育てハッピーアドバイザー/クレヨンアートセラピスト

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ホームスクーラー娘の運動会

9月に入ると、学校では運動会の練習が始まる。 ホームスクーリングを続けている2人の子供たちに、運動会への思いを確認したところ、 それぞれが自分の意志に沿う選択を伝えてきた。 息子の運動会については前記事で書いたとおり↓ https://note.mu/tokk/n/nd65105befd0b 今回は、娘の運動会について記そうと思う。 はじめての小学校運動会小1の娘にとっては、初めての小学校の運動会だが、 兄の運動会を見に来ていた記憶が鮮明にあるようだった。 「運動

    • リアルの力

      なぜできるだけ外出しない生活を送っていた息子は、あえて全日制高校を選んだのか? 謎でした。 でも、昨日、突然家出してきたおばあちゃんの背中をさすっていたとき、なぜか学校説明会&体験授業で学校長が話していた言葉を思い出し、腑に落ちました。 「コロナ禍が明けて、私たち大人は、どこかで元通りの生活を取り戻そうとしています。 でも、「元通り」ではないのです。 元通りではなく、 「リアルで会う」ということの価値がさらに上がったと私は捉えています。 今日の参加者は、大切な時間を

      • 我が家だけの地震発生

        ガタガタッ!ドドドドドッ! 昼過ぎに家が揺れた…。 「なにごと?!」と驚いて、自分の部屋にいた息子に聞きに行くと… 「へ?普通に地震やろ…。」と言う。 急いでスマホで「地震速報」を確認してみたけど、何も出ていない。 おかしいなぁと思っていたら、 「ピンポーン」と玄関チャイムが鳴った。 おそるおそるモニターを確認すると… そこに 私のおばあちゃんが映っていた。 おばあちゃんが、玄関の扉を勢いよく開けようとガタガタいわせたんだ…。 「おばあちゃん、どうしたん?」 急

        • 子どもの進路選択に必要な親のマインドセット

          そんなこんなで、 本人が動かないまま、夫婦で動く時期が続きました。 夫婦で支援センター教室の保護者会に参加し、 そこで具体的な学校名を いくつか教えていただいた上で、 「まずは本人なしでご夫婦で学校説明会など行かれてみたらいいですよ」 と提案されたことで 「じゃ、どこか学校説明会に参加してみようか」 と、夫婦間の意見が一致しました。 それでも、 (なぜ本人が動かないのに、 親が代わりに学校選択を 手伝わなければいけないのか?) という思いは正直ありました。

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        ホームスクーラー娘の運動会

          学校苦手っ子の進路選択

          母とは? を考える1週間だった。 先日、中3息子の入試があった。 まさかの全日制志望。 いわゆる「学校の勉強」に対して 「やる意味を感じられない」と ぼやいていた一学期。 「進学しない」という選択肢も 夫婦間では想定していた。 とはいえ、 説明会やオープンスクールに 行かないことには進まない。 ん?これはどうしたらいいのだ? と途方に暮れて、カウンセラーに相談する。 (日頃から現況を共有してるので、本当に助かります〜) 「親だけで動いてみるのもありですよね」

          「1万円使ってみたい」~クレーンゲームの教育的意義?!~

          突然ですが、子どもが 「クレーンゲームに1万円使ってみるのが夢なの!」 と言い出したら あなたはどうしますか? この記事を最後まで読むと、 あなたは、親子ともに楽しみながら「生きる力」を育むスタイルを家庭教育に取り入れるヒントを得られます。 ぜひクレーンゲーム以外の様々なジャンルでも応用してください。 クレーンゲームに1万円使いたい 今年の夏、11歳の娘がこんなことを言い出しました。 「今一番叶えたい願いが《クレーンゲームに1万円使ってみたい》なんだ。でも、こないだ

          「1万円使ってみたい」~クレーンゲームの教育的意義?!~

          自宅軟禁状態からの脱出~子どもの分離不安中のターニングポイント~

          「今日1日、家から出られなかった…」 「買い物にゆっくり行けないから宅配頻度を増やすしかない」 「美容院にもなかなか行けない」 4年前の私はこんな自宅軟禁状態でした。 その理由は、 精神的に弱り切っていた子どもが、 私が外出することに大きな不安を抱いていたからです。 買い物にすら行けず、一日家から一歩も出ない日々が続いていたこともあります。 「自由が欲しい…」 と感じる一方で、 子どもの状態が悪化していたので 「とにかく子どもが回復してくれればそれでいい」 とも思っ

          自宅軟禁状態からの脱出~子どもの分離不安中のターニングポイント~

          子どもたちの声にならない声

          「私の伝えたいニュアンスをわかってよ!」 「どう伝えたら理解してもらえるの?」 「もう伝えることをあきらめた方が楽かも…」 こんな思いを感じたことはありませんか? 私はいまだによくこの思いに駆られます。 そんなとき 「おそらく、子どもたちも、同じような思いを経験してきたんだろうなぁ」と小さな胸がはりさけそうなくらいに感じたであろう思いを想像します。 子どもたちは普段とても感覚的なことを感じ取っています。 理論立てて説明するのはとっても難しい。 でも自分にとって、とて

          奇跡の起こし方②

          模擬面接へなんとか出発した私たち親子… ここまでのお話は以下の記事をお読みください。↓ 電車に揺られ、隣でうつらうつらとしている息子。 「これ、大丈夫か?」 という不安は増すばかり^^; そんな考えが湧いてくると 「この電車内に今居るだけでも、チャレンジだよなぁ」と思えてきて パチッとコソッと記念写真を撮った。 学校に着き、出迎えを受けて「お名前は?」と聞かれて とっさに答えている息子の様子を見て、 「お!前回とまた反応が違うな」と気づいた。 この感覚は、母でないとわ

          奇跡の起こし方①

          13:00に出発しなければならない。 今は、朝9:00. なのに、前夜21:00に起きて徹夜明け、すでに12時間起きていて、 おそらく出発の時間あたりにちょうど就寝の時間になるだろう、 そんな息子が目の前にいる。 「マジか…」 想定はしていたものの、 「ここからどうすんねん…」と途方に暮れた気分にもなる。 今日何があるのかというと、息子の進路先の模擬面接がある。 受験するためには必要な過程なので、とても大事なやつ。 「本人が出願を決めた」という意志表示も含むので、

          娘の4年目の運動会は、ラジオ体操で泣けた

          我が家の娘は、小学校1年の5月下旬に学校から遠ざかった。 それは、本人の特性もあるし、家族内の事情(兄の不登校&メンタルダウン)も関係していると思う。 競争することを徹底的に避ける娘にとって、運動会は得意な行事ではない。でも、表現(ダンス)を踊ることは好きで興味を示していたので、1年生の秋の運動会には、先生方の協力を得て、録画した動画で家で振り付けを覚え、運動会前日のリハーサルで場当たりをして、本番当日は見事に踊り切った。 続く2年生時も3年生時も、最初は「今年は踊るつも

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          スマブラ親子大会に出たら親子関係が…

          スマブラ親子大会に出よう息子が唯一やっている習い事、ゲムトレ。 息子は、トレーナーとゲームを一緒にする時間を心待ちにしています。 そのゲムトレ内で親子スマブラ大会をしようという企画がありました。 息子がゲムトレでやっているゲームはスマブラではありませんが、 一時期は私が腱鞘炎になりかけるほど、私と息子とでスマブラをやっていたことがありました。 何しろゲーム音痴な私。 当時は息子にボロボロにやられるだけの毎日が続いていました。 でも、今回の親子スマブラ大会の知らせを受けて

          スマブラ親子大会に出たら親子関係が…

          私たちだけが見た運動会

          「できれば誰からも見つからない場所から、運動会を見学したい。」 これが息子の今年の運動会への希望だった。 学校から遠ざかり出してから約1年。 運動会の季節といえば、高熱、腹痛、帯状疱疹など、息子はありとあらゆる不調を訴えていた。 (それでも毎日ニコニコと登校し、本番も真剣な眼差しで、私は本人がどれほど苦しかったのかを理解していなかった。) ほとんど外出しない息子に、「本当に見学したいのか」と何度確認しても、答えは変わらなかった。 運動会見学そして運動会当日。 行

          ゲムトレ

          学校には行きたそうだけど、まだまだ体がついていかないことも自覚していて、家で過ごすことが多い息子。 学校には行かないと言いつつ、給食や友達とのふれあいなど、目的があれば行くこともある娘。 どちらの状態でも世間では「不登校」ととらえられることが多いです。 (文部科学省によると、「学校を連続又は断続して年間30日以上欠席していて、何らかの心理的・情緒的・身体的あるいは社会的要因・背景により、子どもが登校しない、あるいはしたくともできない状況にあるもの。 ただし、病気や経済的

          HSPの育自

          息子の不登校をきっかけに、HSC(Highly Sensitive Child)という概念に出合い、調べ始めました。 私はHSP?子どもがHSCだなと思うと、自分自身はどうなんだろう?HSPなのかな?と思いを巡らせました。 HSC(P)は遺伝的な気質だからです。 HSPチェックリストや「DOES」にあてはまるかどうかを考え、「私、HSPだな」と判断しました。 HSPの親として、HSCの我が子にこれからできることはなんだろう? そうして、HSPやHSCについての知識を学ん

          HSCとは?

          前回の記事では、悪夢とのたたかいについて書きました。 書いたものの、長く下書き状態のまま、公開をためらっていましたが、 この時期が一番しんどく、助けが必要だった時期だったこと いろんな情報を探し回った時期だったこと、 親である私にとって大きな転換期であったこと を考え、公開することにしました。 今回の記事からは、考え方を転換するきっかけとなった「HSC」について、書きます。 「何か違うな」感我が家の息子は、乳児期は超育てやすい子でした(何をしたいかが手に取るよう