今日も日記。高齢男子との恋愛について、高齢男子からの意見を得た。

 先週末の連休、彼氏のところに行って、久しぶりに体がガタガタに。月曜日は殆ど死んでた。彼氏が「genki?」と訊くから「almost dead(泣)」と答えたけど向こうはよく分かってなくて、「are you okay?」と疑念も込めて訊くと「chotto sleepy」って、えええー、高齢男子なのに!眠いだけかよ!元気すぎじゃねぇのかよ!今の歳でこれだから、彼氏はデート中「15年前に会ってたら君は今頃もう死んでる」って言ったけど、その通りだと思います、わたし多分、今頃は鬼籍に入ってたと思います!

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 65歳男性×35歳女性の恋愛映画の話を彼氏にして、「ちょっと無理があると思った」と言うと、彼氏からは「アノネ、トーコちゃん、歳はカンケイない」と説教された。年齢じゃなくてパーソナリティなのだそうだ。いやまあ、知ってますけど。年上男子と付き合う女の子は大体大人っぽくて、例えば彼氏のお兄さんの奥さんは20数歳年下なのだそうだが(そういえば前に、友達の娘さんに惚れてプロポーズしたところ友達に「No」と断られて、食い下がって押して落とした、という話を聞いたことがあったような)、その奥さんは「彼ってまるで子どもみたい」と語ったそうで、おかしかったので、「わたしも、あなたのこと時々子どもみたいって感じる」と伝えておいた。「you too?」とちょっともにゃもにゃしていた。ていうか、あなたのとこ、おにいちゃんもそうなのね?

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 という訳で、彼氏からの意見としては「65歳と35歳は、フツーにアリ!」ということだった。「are they happy?」と訊かれたので、まあ映画の中ではハッピーエンドに描かれていたから「yes」と答えたのだけれども、当人同士がハッピーなら問題ないのだという。うん、まあ、そうよ。

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 いずれにせよ、リアルに存在する高齢男子との歳の差恋愛は、「大人っぽい年下女子×子どもっぽい高齢男子」という事例と認識が積み上がったので、年下女子との恋愛を夢みる高齢男子の皆さんは、「大人の渋い魅力で若い女子を虜に」とかドリームして美術館で蘊蓄ナンパとか考えるのをやめて、可愛さを磨いた方がいい訳なのよね。

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 彼氏の意見としては、「日本人はもっと、歳を取った男の人と女の人が、恋愛した方がいいと思う。ケッコンじゃなくても、一緒に過ごすパートナーとして。その方が、みんなハッピーだと思う!」とのことで、「だから、君みたいな matchmaker が、もっとそういう人たちをタスケテあげて!」と励まされたので、あ、はい、そういう方向も、いいですよね。確かに、ある程度歳を重ねたら、結婚にまつわる様々な私利私欲を捨てて、晩年を一緒に過ごす安らかな相手、というシンプルな望みだけ残した方が、幸せになれる気がするのよね。ということで、うん、わたしたちみたいな高齢女子も、人生の晩年に向けて恋愛しよう!

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 という感じで、終わる。

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