女子へのおススメ参考文献【ケッコン版】

ここでは、わたしがこれでベンキョウしました&結婚を考える女子の皆さまへ是非おススメしたい、そんな本をいくつか、ご紹介します!

私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな
ジェーン・スー/2013/ポプラ社

「アラフォーの星」と勝手にお呼びしているジェーン・スーさんの処女作。30代女子の基本書だなあと思います。「シングル・イズ・ジャンキー」とこの中で結論付けたジェーンさんは現在まだ独身でありながら素敵なパートナーとご一緒のようですが、思うに、自分をきちんと見つめ直し、何が必要で何が必要でないか腹を決めたら、結婚か結婚でないかという形の問題は、大したことではないということなのではないでしょうか。

愛は技術 何度失敗しても女は幸せになれる
川崎貴子/2015/ベストセラーズ

とはいっても結婚したい。そんな時には、川崎貴子さんがおススメ。「女性マネジメントのプロ」で会社経営者である彼女、一度の離婚を経てシングルマザーとなり、8歳年下のコンテンポラリーダンサーの男性と再婚した経歴をお持ちですが、彼女の教えは一貫して「愛されるのを待つのではなく、自ら愛せ」です。わたしは個人的には、結婚したい首都圏女子は、彼女がきっちりサポートしてくれる「魔女のサバト」もしくは「キャリ婚」にアクセスしてみるのがいいのではないかと思っています。

「逃げ恥」にみる結婚の経済学
白河桃子・是枝俊吾/2017/毎日新聞出版

悩ましいのが、夫との家事育児分担問題。専業主婦は女子の生存戦略としておススメしませんが、そうはいっても、もう専業主婦になってしまった人はモヤモヤするし、パートで家計を補ってるのに夫に「だって俺の方が稼いでるでしょ?」と言われる人もモヤモヤする。この本は、家庭での家事労働の経済的価値をデータで示します。夫の家事育児分担率が0.0%だった時、妻とフェアな立場になるには、年収1,400万円が必要になるのですよ。「お金」「セックス」「子ども」「介護」等々、「愛情」の名のもとにすべてがまるっとセットになっていた従来型の「結婚」、その因数分解を通して、未来の「結婚」像を提唱してくれます。結婚・少子化問題や働き方改革の先頭に立つジャーナリスト白河さんと、シンクタンクでエコノミストとして活躍する是枝さんの共著。

「育休世代」のジレンマ 女性活用はなぜ失敗するのか?
中野円佳/2014/光文社新書

少し古いですが、キャリアを積んでいきたい女子には是非読んで欲しい。修士論文が基になっているので、少し読み方にコツがいりますが、どうして制度が整っても女性は家庭と仕事を両立することが難しいのか、社会の構造や意識から読み解いてくれます。また、「あたし、バリキャリじゃないし……」と思う女子も、わたしたちを取り巻く社会は同じ。多分、生きづらさを生む環境は、一緒です。「どうしてなの?」と感じたら読んでみて欲しい。

「婚活」時代  山田昌弘・白河桃子/2008/ディスカヴァー携書

これは特に読まなくてもいいのかもしれない。もうちょっと、この本で扱っている時代が古くなってきているから。でも、「婚活」という言葉が提唱されたのはこの本からですので、もし、「婚活って、結局自由恋愛で選んでもらえなかった女子が、どうしようもなくなってやるものなんでしょ?」と忸怩たる気持ちがしてしまうのなら、読んでみるといいかもしれません。著者はそういう意図でこの言葉を作ったのではないし、今どき「就職活動しないと就職できないなんて、企業の負け犬だ!」なんて、誰も言いません。「婚活」は、その「就活」になぞらえて作られた言葉なのです。そして、この本はむしろ、男性たちに向けて「しっかりせよ!」と激励しているのですよね。上記の白河さんと、中央大学の社会学の教授、山田さんの共著。

すべてはモテるためである
なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか
二村ヒトシ/2012・2014/文庫ぎんが堂

AV監督、二村ヒトシさんの著書。前者は主に男性向け、後者は主に女性向けに書かれたものなのですが、どちらに深く頷いてしまうかは性別関係ないみたいなので、どちらも読んでみることをおススメします。恋愛でつまづいたり苦しい思いをしてしまったりするのはなぜなのか、(あーあーあー!)という感じなのですが、二村監督はむしろ、自分を整理するような気持ちで書いたようで、巻末で読者女子や「毒親」のカウンセリングで有名な信田さよ子さんに追及されて絶句してしまったりとか、そこもいいです。あと、わたしが相談に当たる男子たちには、(もーこれを教科書としてまず読ませたい!)と思う面々が、結構いますよ。婚活中に理解できない男子に出会ってしまった時なんかにも、この本は役立つと思います。上記川崎さんのところでご紹介した「キャリ婚」には、二村さんも関わっています。

あとですねえ……。結婚や婚活に直接関係ある本ではないですが、こちらもおススメです。

LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略
リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット/池村千秋(訳)/2016/東洋経済新報社

ちょっと前に、日本中にばばばーっと広がりましたよね。その時に読みました。わたしも、(あー、確かに90歳とか100歳くらいまでは人生続きそう)と思いましたし、この本を読むと、なるほど、結婚で利回り確定、あとは同じ金利で長期安定運用、みたいな人生プランは危なくてしょうがない、という気になります。結婚を決める時の夫のスペックは時価、と言ったのは確か川崎貴子さんだったかと思いますが、それで人生切り抜けようとするのは大博打だな、ということが、しみじみと分かります。子どもに期待をかけるのも同様だと思います。なので、おススメです。


今日はこのへんで!
あと、今読んでみたいな、と思っているのは、桃山商事さんの本です。


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