月は自然天体ではない、月は宇宙船?基地?月は謎だらけ
大きすぎる月
月直径は、地球の約4分の1程度。地球との質量比が、81分の1。大きさの割りに軽いが、木星の衛星カリストは1万7000分の1、土星の衛星タイタンは4000分の1。いずれも母惑星に対して数千から数万分の1の質量しかない。月は、太陽系の中で14番目に大きい。
月の中は、空洞
月の大きさと質量から、空洞ではないかと想像できるが、測定の結果空洞があるらしい。表面のクレーターを平に、潮汐力で地球に影響を及ぼすほどの引力があるのに、なぜ空洞になったか謎である。
月のクレーター
月にはクレーター、隕石の衝突や火山爆発によって、天体の地表にできた穴が多い。火山活動がないので、クレーターはすべて隕石によってできたはず。しかし、衝突してできた割りには、深さが非常に浅い。月の引力で浅くなったと考えられる。月の海は表側に集中し、クレーターは裏側に多い。裏の地殻が表よりも40~50kmも厚いのである。
月の磁場
月にはまったく磁場が存在しない。しかし、月の岩石には、地球に匹敵するような強い磁場の痕跡が見られる。
地球から離れていく月
月と地球の距離は年間約3.8cmずつ離れつつある。
月の裏側
月は裏側を見せない。月の公転周期が月の自転周期と一致しているからである。
月と太陽
地球から見ると太陽と月は同じ大きさに見える。月から地球までの距離が太陽から地球までの距離の四百分の一の大きさで、月の直径も太陽の直径の四百分の一だからである。
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