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ジョギング中に見かけて名前を知りたくなった白い花がヤブミョウガと判明!

若かりし頃、某自然保護団体に勤めておりまして、仕事柄、野鳥にはそこそこ詳しくなりました。

鳥の他にも、植物や昆虫、クモなど、いろいろな野の生きものにも関心はあったのですが、そっちはちっとも詳しくならず、40歳を前に転職してからは、野の生きもののことは意識から遠のいてしまいました。

それから10年ほど経ったある夏の日、家からそう遠くない追分市民の森の尾根道を喘ぎながら走っていると、林床に白い花が一面に咲いている光景が広がっていました。「わーっ、何ていう花だろう?」久々に野の生きものに目が釘付けになってしまいました。

次の日には、カメラを持参してそこに行きました。近くに寄って見てみるとなかなか綺麗な花です。小さな花の花弁は6枚で真っ白です。葉っぱは艶々していて、自生している野の花なのか、誰かが育てている園芸植物なのか、見当がつきませんでしたが、どうも野菜っぽい気がしました。

さて、どうしたら名前にたどり着けるのでしょう?
Googleに”白い花”と入れたら86,000,000件ヒットしました。
どうやって絞っていくか、”横浜 夏 林床”とか適当に検索ワードを入れてみるもののそれらしき画像に行き当たりません。

図書館で分厚い植物図鑑をめくろうか、電車とバスに乗ってこども植物園に行ってみるか、という考えがチラッと頭をよぎったことはよぎったのですが、実行には移さずじまいでした。そんなマメな性格だったら、某自然保護団体時代に少しは野鳥以外の野の生きものにも詳しくなった・・・はず。

しかし、ねちねちとネットを検索していると遂にそれらしき写真が!

ヤブミョウガ!

聞いたこともない名前です。Googleにヤブミョウガと入れたらたくさんの画像が出てくる来てくる、これは間違いないヤブミョウガだぁぁぁ❗️

あー スッキリ!

このヤブミョウガとの出会いをきっかけに野の生きものへの興味が再燃、今に続く野の生きもの渉猟の始まりでした。(続く)


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