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リーゼントを作る時の、ポンパドールの高さの作り方!

こんにちは、浜松市天竜区佐久間町の オールディーズが大好きな理容師 
乗本和男です。

リーゼントを作る時に1番気をつけていることがあります。それはどのようにしてフロントのポンパドールを高くするかです。もちろんやたら高くすれば良いわけではなくて、お客さんの好みや顔の輪郭にあった高さってあるんですよね。それをしっかりと、把握してやらないと、バランスの良いポンパドールが作れないです。

僕が思うポンパドールの高さとは、顔を3等分にし、1/3長さを額の生え際からポンパドールの毛先までと同じになるようにする。前は顔を2等分して、顔の1/2の長さを基準にしてましたが、少し高さを低くすることで、ポンパドールが際立ちすぎることを抑えてくれるんです。

そしてこの2つの高さの間が、1番その人の顔のあったポンパドールの高さの範囲と考えています。この高さの範囲ならば、リーゼントにして高さを出した時に、その方の顔とリーゼントのバランスがしっかりとはまり、カッコいくなります。

ただこの高さを出す方法が難しいと言われるお客さんが多いです。「こんなに高く作ることができるんだね。」それが感想なんですよね。そして高さを出すカラクリもあるんです。それが、どれだけ髪の毛のヘチの部分(頭の角)を抑えることができるかなんです。

このヘチを抑えることで、立ち上げたポンパドールが際立ちます

どうしても高さを出すことが難しい人は、このヘチを思いっきり抑えてみてください。そうするとフロントの立ち上げた部分だけが、際立って高さを感じることができます。さっき書いたポンパドールの高さは、あくまで基準にしていることなので、(もちろんフロントの髪の毛の長さにもよります。)

まずはフロントをしっかりと立たせて、ヘチの部分をしっかり抑え、その後に出来上がったポンパドールの高さを調節した方が、カッコいく簡単に作ることができます。

1番に気をつけてやってほしいことを書いてみました。お客さんからリーゼントを作る時に難しいと感じることを、これからも拾い上げて解決していきます。いつまでもリーゼントが、憧れのカッコいいヘアースタイルでい続けますように。


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