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ついに広島のリーゼントのカリスマ!ブルーベルベッツの垣野内さんのテクニックを学んできました。

こんにちは、浜松市天竜区佐久間町の オールディーズが大好きな理容師の 乗本和男 です。

リーゼントの講習会なんてあるの?
なんて思う方もいるかもしれません。実際にリアルにリーゼントを店で作っている僕もそう考えていたんです。

でも今回、広島で長年に渡り、リーゼント barberとしてやってこられた、ブルーベルベッツの垣野内さんが、名古屋でリーゼント講習会をやってくれるということで、勉強させてもらいに行って来ました。

ブルーベルベッツの垣野内さんと息子さん

垣野内さんとはインスタグラムで繋がっていたので、いつも垣野内さんがアップしたリーゼントの写真は見ていたんですよね。そのリーゼントは髪質も何も関係なく、タイトな形にクシ目のラインが凄く綺麗だったんです。

BARBERS POINT の浅田社長

ですから、いつもリーゼントを作っている僕ですが、どうやったらこんな艶が出て、クシ目のラインを綺麗に出すことができるのか不思議だったんです。だかその理由を見にいきたかったんですよね。

今回の垣野内さんは、30年間やって来た技術を惜しげもなく学ばしてくれたんです。独自の技術を教えてくれるなんて、なかなかないんですよね。でもそこがきっと垣野内さんの人柄かもしれません。

そんな垣野内さんに、今日 初めて会って、その人柄の良さを見て、技術だけではなく、お店に多くの人が全国からリーゼントをしにくるのは当然だなって感じました。

そして会場に集まった人たちは皆さん、僕よりも若い人ばかりで、僕がもしかすると1番年上かもしれません。でも声をかけてくれた人がいたんです。富山県で理容室をやっている矢沢永吉さんが大好きな ヘアーファクトリーE’ の山城 寿博さんです。

まさかここで会えるとは思っていませんでした。気さくな人で、僕よりも5歳くらい若かったかな。遠くから本当にご苦労様だなって思います。でもそのくらい学びたい技術なんですよね。

さて時間も押し迫り、開始の時刻になりました。今日は3人のモデルさんを、リーゼントにしてくれるということです。僕も少しばかり、リーゼントのセットには自信があるので、どんなセットの仕方をするんだろうと考えていました。

そしてヘアーカットから始まり、いよいよ30年間の技術公開が始まりました。僕の中ではもしかしたらという答えは見えていたのですが、やはりこういった薬剤を使い、リーゼントにするんだなって分かりました。しかしその液剤は特別な薬剤で、今ままで見たこともないような力を出してくれるんです。

その薬剤を特別な付け方で髪の毛に塗布して流します。すると、ピンと立っていたその髪の毛は、流した後はしっかりとタイトに寝ているんです。

アイロンも使ったわけではないのですが、髪の毛の方向性はどちらにも動く、そんな髪質になります。髪質を変えてからセットに入るんです。その時に色々なセット技術も学ばせていただきました。

施術した3人のモデルさんのリーゼントのクシ目の綺麗さは、やはり最高です。やはり僕でも、これだけ綺麗にタイトにできないんですよね。でもこれで、やっとずっと考えていた、垣野内さんのタイトで綺麗なクシ目のリーゼントの作り方を学ぶことができました。

これで明日から、ブルーベルベッツで仕上げるリーゼントを、ヘアーサロンノリモトでも作り上げることができます。僕の技術に垣野内さんの技術が加わり、また質の高いリーゼントができます。楽しみです。
本当に今日はありがとうございました。


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