新宿に拠点を構える社団法人団体である日本ワーキングホリデー協会がオフィスを新宿駅至近のビルからweworkへの移転を行う模様だ。移転の理由はセミナーや来客サポートを行い対面でのコミュニケーションを増やす狙いがある模様である。

法人概要と業態

日本ワーキング・ホリデー協会の成り立ちは複雑である。同団体はワーキングホリデー制度を支援し、促進している社会一般利益の公益を目的とする非営利団体である。

公益社団法人日本ワーキングホリデー協会が1985年に厚生労働省の外郭団体として設立され運営を行っていたが、2010年に破産通告を受けるにあたって旧ワーキングホリデー協会は破産により解散となってしまった。

その後、現一般社団法人日本ワーキング・ホリデー協会は旧日本ワーキングホリデー協会より商号及びそれに関する利益の一切を法的措置に則り譲渡されており、法的条件通り速やかにサービス提供および運営を始めるに至った。
日本ワーキング・ホリデー協会は25年間の中で培われたサポートを提供するとともに、現在では現地サポート強化や新たなサポート面の増強に力を入れている。
同時に運営コスト削減の為にまず取り組んだのが本格的な業務のIT化である。同団体は紙の使用を減らしシステム処理を大幅に増やし、人件費削減、オフィス経費削減、外部委託できるものは委託するコスト削減に努めて現在に至る。

移転の背景と目的

コロナウィルスの蔓延によりワーキングホリデーに関する渡航制限やそれ以外の問題があり対面でのコミュニケーションやセミナー活動の制限があった。同時にリモートワークの定着など要因が複数あった模様だ。

コロナウィルスの落ち着き共に対面でのコミュニケーションの必要性が高まり移転を行う運びになったと考える事が妥当である。