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移転/アパレル小売りのユナイテッドアローズが第2拠点を赤坂エリアにて集約

アパレルメーカーのユナイテッドアローズ社の拠点が新たに赤坂にて開設される。拠点の開設先は赤坂パークビルになり概ね1フロアを利用しているという情報がある。

本社オフィスがある青山一丁目のビルはそのまま利用する見通しの模様であくまでも本部機能の2拠点制という話のようだ。

会社概要と業態

ユナイテッドローズは社は若者向けのアパレル老舗企業である。1989年10月東京都渋谷区(神宮前2丁目)に株式会社ユナイテッドアローズを設立。その後ブランド展開と店舗展開を多数行っていた。

2000年にはアウトレットモールへの出店を開始。2002年東京証券取引所 市場第二部に株式を上場。2003年3月には東京証券取引所第一部に銘柄を指定変更している。

コロナの影響により店舗での売り上げが大きく下がってしまっており再起を図りながらコストの削減や圧縮、事業の見直しを行っている

2021年3月期通期連結業績は、売上高が18.5%減の1283億円、営業損益が65億円の赤字、経常損益が53億円の赤字、純損益が60億円の赤字を見込む。

拠点開設の背景など

拠点開設の背景は明らかにしていないが、ユナイテッドアローズ社は関連企業及び拠点が分散していた経緯がある、現在の日本生命赤坂ビルを一棟自社で利用しているが、関連会社のオフィスや事務所機能は近隣の複数のビルへ分散されている。

これにより以下のような発表も出ている。コストの見直しと収益構造の整頓が主な理由となる。

 「収益構造を抜本的に見直す」については、中期最終年度までに連結店舗数(11月5日現在363店舗)の10%程度の退店と、人員(3月31日現在4182人)の10%程度の削減を見込む。業務の削減、組織のくくり直しなどにより生産性を高め、今春から進めているリモートワークを継続。最終的に現在数カ所に分散している本部オフィスを主要2拠点に集約し、固定費の抑制につなげる。

集約するオフィスについて

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主にオフィスに関する不動産知識や趣味で短文小説を書いています。第1作目のツボ売り、それ以外も不動産界隈の話を書いていければ良いなと思っています。 サポート貰えると記事を書いてる励みになります。いいねをしてくれるだけでも読者がいる実感が持ててやる気が出ます