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移転/『マッハバイト』などを運営するリブセンスがオフィスをwework竹芝へ

あたりまえを、発明しよう。という企業ビジョンを掲げて様々なサービスを開発運営しているリブセンスがオフィスを移転する模様だ。

移転先は港区になる。コストの圧縮やリモートワークなどの影響も考えての移転と推定される。

会社概要と業態

LIVESENSEという社名の由来は「LIVE=生きる」「SENSE=意味」。人は、誰もが幸せに向かって生きるという事を由来とする企業である。

2006年の創業時東京都新宿区(早稲田大学内)にて株式会社リブセンスを当時代表の村上氏が設立する。

当時から注目度と成長速度が早く成功報酬型アルバイト求人サイト「ジョブセンス(現 マッハバイト)」のサービス開始を皮切りに様々なサイトやサービスの拡充をしていく。

2010年には成功報酬型賃貸情報サイト「DOOR賃貸」のサービス開始しその後は2011年には東京証券取引所マザーズ市場へ株式上場を果たす。

当時リブセンスの試みで注目を浴びたのが「成功報酬型」を掲げた求人や「お祝い金」を設定した賃貸不動産サービスであった。ビジネスモデルの強みはグーグルなどの検索エンジンによるSEOの最適化などが時代の追い風となって急成長した。

2013年には現在のオフィスへと拡大移転を果たしている。

移転の背景や理由

今回の移転の背景は2つの理由が考えられる。

1つはリモートワークや在宅を兼ねた働き方が一般的になる中でのオフィスでの働き方を再検討したもの、もうひとつは事業におけるコスト圧縮や固定費の削減があげられることだろう。

同社は直近のIRにおいて黒字体質への再転換に向けた収益力強化施策とのリリースを出している。

外部環境によらず黒字体質を実現し、持続的な成長と企業価値
の向上を図ることを目的に、本計画を決定

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主にオフィスに関する不動産知識や趣味で短文小説を書いています。第1作目のツボ売り、それ以外も不動産界隈の話を書いていければ良いなと思っています。 サポート貰えると記事を書いてる励みになります。いいねをしてくれるだけでも読者がいる実感が持ててやる気が出ます