今年、Appleがリリースする最新製品「Vision Pro」が米国での予約受付を開始しました。AppleのCEO、Tim Cookは、「Apple Vision Proはこれまでに作られた最も先進的な家庭用ガジェットで、革新的で魔法のようなユーザーインターフェースが新たな繋がり、創造、探索の機会を提供する」と語っています。

価格は256GBのストレージ搭載モデルが$3,499。また、処方レンズ（度入りレンズ）の価格も発表され、

ZEISS Optical Inserts — Readersが$99、
ZEISS Optical Inserts — Prescriptionが$149

となっています。これらのレンズは、読書や近距離の作業に利用可能な眼鏡を指すもので、コンピューター作業や細かい作業にも使用されることがあります。

Vision Proには「Solo Knit Band」と「Dual Loop Band」の2つのバンドが付属し、ユーザーに最適なフィットを提供します。デバイスは3Dに成形された一枚のガラスで顔を包み込み、カスタムアルミニウム合金フレームで固定されています。さらに、ライトシールや柔軟なストラップも搭載され、ユーザーが快適な使用体験を得ることができます。

「Solo Knit Band」と「Dual Loop Band」はそれぞれ公式の画像にでているバンドの形状だと思われる。

Vision Proのパッケージには、ライトシール、2つのライトシールクッション、デバイスの前面用のカバー、磨き布、バッテリー、USB-C充電ケーブル、USB-C電源アダプタが含まれています。

米国では先行販売となり、その他の国では今年の後半に発売予定です。国内での展開は未定ですが、価格が高額であることや、まだVRの使い道が限定的であるため、慎重な様子見が求められます。

Vision Proは初めてのジャンルの製品であり、Appleは店員の製品説明に力を入れています。噂によると店頭での購入までには２０分ほど説明に時間がかかるとかなんとか。。バッテリー寿命は2時間で、充電用の有線接続が推奨されています。プレゼンの動画でも接続した状態で紹介されていましたから、２時間という公式の時間ではまだ少しみ時間気がします。

公式発表によれば、Vision OSが専用のオペレーティングシステムとして搭載され、他のAppleデバイスとの連携が強化されています。
総合的に、Vision Proはパーソナライズを強調し、高級な付属品も搭載しています。しかし、高額な価格と現時点でのVRの利用限定性により、慎重な購入検討が必要です。

また新たなジャンルとして投入されるVision Proは、Apple製品をリードする新たな製品と進化をしていくのか、それとも難しいのか。今年のAppleの動向に注目です。